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今回、楽器を購入しようと思っています。 アルトサックスです。

メーカーはYAMAHA製のものにしようかと。

今考えているのは、YAS-62です。

ココで、ちょっと疑問に思ったことは、62タイプには、【銀メッキ仕上げ】のものがあるということ。

値段的には、ゴールドラッカーのほうが安いですが。。

学校にある備品トランペットに、昔からある銀のトランペットがあります。 それと同じときに購入された、ラッカー仕上げのやつもあります。 それを比べると、ラッカーのほうはラッカーが大分はがれていて、とてもみっともないです。  しかし、銀のほうは、その年季を感じさせません。

となると、長く使い続けるには、銀のほうがいいのかな?と思ったりします。(でも、ラッカーのはがれは、自分で使っていくうちにはがれていくので、それにまた愛着が出てくるのかな?)

それぞれ、メリットデメリットあるようですが、(銀ははがれにくいけど手入れが大変などなど。。。)
将来的に、どちらがいいのでしょうか?  

もちろん、外見だけにこだわるツモリはありません、優先されるのは、音や、品質です。

また、トランペットとサックスでゎ、銀メッキについてなにかいろいろと違う点があるのでしょうか。  そしてメリットデメリットのことも、詳しく知りたいです。

楽器は何度もコロコロ買えるものではないので、慎重に選びたく、一番ベストな買い物をしたいです。

よく分からない文章になってしまいましたが、アドバイスをお願いします。

A 回答 (4件)

銀は耐食性・耐候性に優れ(ただし、硫黄分による硫化に弱い)、音色の面でも固さと柔らかさのバランスがよく、様々な楽器の様々なパーツに使われています。

ただし、比較的比重が重く、吹きこなすにはある程度のパワーが必要です。

ラッカーは、いってみればニスの一種です。金属に比べて柔らかく、また耐食性・耐久性(紫外線・当て擦り)に劣りますが、まろやかで柔軟な響きになる傾向があります。

金メッキは、金自体が金属の中ではかなり柔らかい特性を持っており、また比重が重く、特に銀メッキの上に重ねてされている物はその傾向が強くなります。そのため、非常に柔らかく芳純な響きを生み出しますが、楽器全体を鳴らすのにはパワーが要求されがちです。

ただ、そうはいっても、いずれによる仕上げでもメンテナンスは日常的に要求されます。その点では一長一短で、けっきょくは音色の好みによって選ぶのが最も分かりやすく確実な基準だと思います。

ただし、「楽器本体のメッキによる音色の違い」より、「マウスピースによる違い」の方がはるかに支配的です。マウスピースは、リードの僅かな振動を受け止め、楽器に渡す役割がありますから、ここでの影響は極めて大きいといえます。極端な話、管体が1mm凹んでいても大した問題はありませんが、マウスピースは0.1mmの傷で使い物にならなくなることもあります。
同様に、リガチャーによる違いも無視できませんが、これもメッキによる違いよりは材質や構造による違いの方が重要で、メッキは最後の味付け、かくし味程度にこだわるのが良いかと思います。

プロの演奏家を見ていただけばお分かりのとおりだと思いますが、ラッカー仕上げの楽器を使うソリストもいれば、アンサンブルで銀メッキの楽器を使う人もいます。大事なことは、楽器の音は塗装によって与えられるのではなく、奏者によって与えられるということです。

いずれにせよ、最終的には試奏して決められるでしょうから、そこでメッキによる音色の違いを体感してみてください。もちろん、おなじメッキでも個体差によって微妙に違いがあります。
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くら吹きです。



なぜラッカーよりもメッキのほうが抵抗があるか、なんですが、まぁ単純にいっぱい地金に貼り付けてるから、ということです。

ノンラッカーの本体に、メッキを乗せるのですが、銀メッキはそのまま、金メッキは一度銀メッキをしてから金メッキを乗せるようです。最近は技術も進歩して、地金にそのまま金メッキを乗せるようでもあります。それでも、銀と金の比重や硬さで、吹奏感は変わる訳です。


>いただいた言葉からして、銀メッキはソロ向き(主張性がある)、ラッカーはアンサンブル向け(協和性、調和性がある)と思っていいでしょうか?

>そうすると、銀はバンドなどで、使う分にはいいでしょうけど、吹奏楽団など、そういう音楽の団体で曲を作るときに、銀の音は、ジャマなのでしょうか。

>また、銀の吹きにくさがあるということですが、それを吹きこなしても、やはりラッカーと同じようになってしまうのでしょうか?

たぶん、楽器のメッキよりも、リード、マウスピース、リガチャーの組み合わせのほうが影響は大きいと思います。極端な例ですが、吹奏楽のなかで、1人だけハードロック吹くとき用のメタルのマウスピースつけては吹けないですよね?その場その場に応じた仕掛けを選択すれば良いと思います。
楽器に求められるのは、音程、反応の良さ、音色吹奏感のムラのなさ、でしょうか?ただ、質問者さんが、手汗が酷いようでしたら、金メッキ仕上げの楽器を強くオススメします。僕も手汗が酷いのですが、銀メッキの普通の楽器は一月くらいでメッキがくすんできちゃなくなってしまうので。
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>銀メッキはソロ向き(主張性がある)、ラッカーはアンサンブル向け(協和性、調和性がある)と思っていいでしょうか?



ほぼ、そうした傾向はあると思って良いと思います。

>そうすると、銀はバンドなどで、使う分にはいいでしょうけど、吹奏楽団など、そういう音楽の団体で曲を作るときに、銀の音は、ジャマなのでしょうか。

吹奏楽団では銀メッキのトランペットはジャマにされてないですよね?
それは、吹奏楽向きのマウスピースを選択することによって、吹奏楽に適切な音色を出しているからですよね?

銀メッキのサックスも同様に、適切なマウスピースを選択することによって、吹奏楽でも溶け込める音色を出すことは可能です。

論外な話ですが、吹奏楽に不適切な音色しか出ない様なマウスピースを選択すれば、当然のことながら、ジャマになるでしょうね。

>また、銀の吹きにくさがあるということですが、それを吹きこなしても、やはりラッカーと同じようになってしまうのでしょうか?

ちょっと質問の意図が読みきれないので、別の角度からお答えします。

音楽ホールでソロを吹いているとします。
観客席で目を閉じて、演奏しているソリストの位置が明確にわかりやすいのが、金メッキや銀メッキの楽器の方だということです。
ホルンやユーフォニウムやチューバの様に、ホール全体に響き渡る音になりやすく、ソリストの位置が不明確になりやすいのがラッカーやアンラッカーだということです。

>銀のほうが、表情を豊かにする幅が広がったり、また、いろいろなメリットがあるのだったら、銀もいいかなと思ったりします。

まあ、高いだけのメリットはありますよ。
それだけ吹きこなすのも難しくはなりますけどね。

>ちなみに、トランペットも少しはふけるので、パワーには自身があります。

確かに物理的なパワーも必要なのですが、楽器全体を響かせ、ホール全体に響き渡る様な奏法が出来なければ、カドが立った音ばっかりが飛んで来るだけの「うるさい音」になるのです。

パワーがなければ「ショボイ音」、パワーで力任せに吹けば「(カドが立つ)うるさい音」になる訳です。
こうした反面があることがわかっていて、「パワーのある豊かで丸い音」を目指しているならば、ラッカーよりも表現力の豊かな演奏が可能ですよ。
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>優先されるのは、音や、品質です。



銀メッキモデルは、吹く時の抵抗感が大きくて演奏にはパワーが要ります。
たとえば多人数のオーケストラなどをバックに、一本で吹けるだけの、カドが立つ(輪郭がくっきりとした)音色が出ます。
「音の飛びが良い」と言われます。
まあ、「スタンドプレイ」向きですね。

ただ、そこまで鳴らし込めるパワーがなければ「ショボイ音」です。

「音が飛ぶ」と表現される鳴り方の順は、
ノンラッカー→ラッカー仕上げ→銀メッキ→金メッキ
となります。

ラッカー仕上げは、音が飛ばない分、自分に音が返って来てますので、自分の音に集中出来ます。
まあ、「アンサンブル向き」でしょうね。

楽器本体としての音質素性にはこんな感じの違いがあります。

耐食性などの他の特徴は、質問者さんが見ての通りです。

>将来的に、どちらがいいのでしょうか?

これはもう、「奏者のお好み」の世界ですよ。(^^;

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

重ねて質問してもよろしいでしょうか。

いただいた言葉からして、銀メッキはソロ向き(主張性がある)、ラッカーはアンサンブル向け(協和性、調和性がある)と思っていいでしょうか?

そうすると、銀はバンドなどで、使う分にはいいでしょうけど、吹奏楽団など、そういう音楽の団体で曲を作るときに、銀の音は、ジャマなのでしょうか。

また、銀の吹きにくさがあるということですが、それを吹きこなしても、やはりラッカーと同じようになってしまうのでしょうか?

銀のほうが、表情を豊かにする幅が広がったり、また、いろいろなメリットがあるのだったら、銀もいいかなと思ったりします。

ちなみに、トランペットも少しはふけるので、パワーには自身があります。

補足日時:2006/05/28 22:40
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