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ラボでフラスコと精留管を用いて蒸留する場合減圧度と気流速と温度をコントロールしても精留管の長さで流出成分って変わってきますよね。。ラボ開発品を実際の蒸留塔を使用してスケールアップしていく際、どうやって蒸留段数を決定するんですか?

A 回答 (2件)

私自身は、精留塔の設計をやってませんけど、自分が手がけている


製品を、フラスコスケールから、700Lの釜で8mの精留塔に、
スケールアップしましたよ。 これでも商用では無くて、研究の
中試です。 99.99%の製品を、軽く月に3トン作れます。

精留塔の段数計算は、過去に何10本も塔を作っている実績、
文献に載っているデーターを参考に決めます。
でも いざ組み立てても 予想とおりの純度が出ないと、段数アップの
改造工事 数回。
減圧度 温度 流速の調整で 目的の純度になるまで、3ヶ月掛かりました。  2年前には 商用ベースの精留塔(釜2000L)を
作ったときは、 研究のラボ釜のデーターを使い 1発で完成。

あんまり 参考にならんと思うけど、文献のデーター値を
そのまま使い 一度やってみてください。
それをみて 色々いじくるが良いのでは?? 
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この回答へのお礼

こんなにご丁寧な回答を頂けるとは思っていませんでした。ありがとうございます。やはり一筋縄ではいかない事がある(多い)様なんですね。特に多成分になったり、前例の無いものであれば尚更というところでしょうか?

お礼日時:2006/05/29 23:31

今現在新規少量などで1t未満(でしたっけ?)の製造量であれば、小分けで蒸留専門会社に依頼してみては?


この時、全留分を回収して保有しているはずの設備の中から逆算してみて目安をつける。。。
(少量すぎておそらく日付けだろうロット番号が同じ
日だったらむりかもw)
輸送に関する点で法律的に不備があるかもしれませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なるほどそういう手もあるのですね。

お礼日時:2006/05/30 16:44

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