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商品に付着した赤褐色の物が血液かどうか判断するためにネットでロイコマラカイト緑法という方法を知りました。
早速、業者にロイコマラカイトグリーン(N,N-ジメチルアニリン)などをを注文いたしました。
そこで届いた商品が粉末(液体品はないと聞きました)で、どのようにしたらロイコマラカイト液を作ったら良いかわかりません。
MSDSを見ると溶解性は水には不溶、エーテル、ベンゼン、トルエンに易溶となっています。
溶媒は何を使って、何%に溶解するのか、まったく見当がつきません。
化学についてはずぶの素人であります。

また、血痕検査の簡単な方法がありましたらよろしくお願いいたします。


以上、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

こんにちは。


ずいぶんとまた面倒な方法を選択されましたね。
http://www.houkagaku.org/abst0702_j.html#155-158

この方法は無色のロイコマラカイトグリーンをエーテルなどに溶かし、資料を細かくして水と混ぜ、過酸化水素を数適加えて、マラカイト液を入れてよく振ると、血液であった場合には含まれているヘモグロビンの偽ペルオキシターゼ作用で過酸化水素から発生期の酸素が出て、エーテル液中のロイコマラカイトグリーンを酸化してマラカイトグリーンとなり、これは水に良く溶けるので、エーテル層から水層(下側)に緑色になって溶け出す、という方法で検出するものです。

しかしこの方法は、過酸化水素を分解する、偽ペルオキシターゼ作用を持つすべての物で発色するので、直接血液を証明する事にはなりません。
例えばカビや細菌などでも発色します。
基本的にルミノール反応と同じようなもので、なんだかわからない茶色い物を血液であると言える反応ではありません。

血液であるというためには、この反応が出るだけでなく、それが血液である必然性があるなど、結構条件が面倒くさいものです。

むしろ、簡便な方法としては病院で便の潜血検査で行う、ヘモグロビンを検出するラテックス凝集反応の方が、この場合は向いてます。

しかし、素人が試薬だけ入手してもできなくはないですが、高い試薬が沢山無駄になりますし(他に使い道ないですから)、
http://www.sanko-junyaku.co.jp/product/diagnose/ …

検査センターや保健所などに持ち込んで便の潜血検査としてやってもらう方が確実でしょう。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました。ルミノール液が市販されていないと聞きましたので、この方法にたどり着きました。結構、難しい方法だったのですね。試薬は購入しましたので、一回試してみます。本当にありがとうございました。助かりました。

お礼日時:2006/06/05 08:57

試されるようですが、この実験はやたらと行うとまずい部分がありますので、ご注意申し上げます。



まず、量的な問題ですが、大量の試薬液は絶対に作らないでください。
処理できなくなって困るし、冷蔵庫に保管すれば爆発しかねないものです。
(エーテルは非常に強い引火性がありますし、ベンゼン・トルエンは毒物&同じように引火性がありま
す。うまくいくか判りませんが、薬局で売ってる「カイロ用ベンジン」でやるのが無難でしょう。以下
有機溶媒と略記します。)

お勧めコースで必要な材料
○ロイコマラカイトグリーン少々
○カイロ用ベンジン数ml(本来はこれがエーテル等です)
○オキシドール数適
○水道水を煮沸して冷ましたもの数ml
●試験管3本(ガラス容器で代用可能。よく洗って乾かした物。プラスチック不可)

試薬液の調整ですが、有機溶媒5mlに耳掻き1杯程度を溶かします。
濃度は正確な必要はありませんが、可能な限り少量でやりましょう。

水道に流すのは配管を溶かしたり、火災の原因となり厳禁ですので、使用後は紙などに染み込ませて燃
やしてください。
植木鉢の小さいのに、シュレッダーカスなどを入れて薬品をまけて火をつけてもいいでしょう。
家の中でやって火事にしないようにしてください。
水も入るので飛び跳ねる可能性が高いです。

他に必要なのは、オキシドールと水ですが、水が非常に重要です。
水道水をそのまま使うと、塩素で反応が出てしまうので、最低でも煮沸した水を冷まして使用します。

本来は精製水、もしくは蒸留水を使います。
また、本来は検査する物が血液と考えられる場合、生理食塩水を使いますが、素人がやると異物混入の
元ですので、ただの水を使います。

1、試験管Aに、試験物をちょっと削って入れます。
2、試験管A、Bに、ほぼ同じ量の水2ml程度を入れ1時間程放置します。
3、試験管A、Bにオキシドールを3滴程度を入れて軽く振り3分程放置します。
  厳密な時間である必要はないですが、あまり長時間放置すると陰性になります。
4、試験管Cに、ロイコMGを調整します。必ず直前に調整します。
5、試験管A、BにロイコMG液を同じ量づつ分けてよく振ります。
  精密な量である必要はないです。
  両方の液がよく混ざるように激しく振りますが指で蓋をして振ってはだめです。
  指の細胞の成分で反応するミスが起こりえます。
  ロイコ液を残さないように半分づつ全量を使ってください。
6、下側の層(水)の色を両方の試験管で比べます。
  Bが発色してる場合、実験過程で何らかのミスがあり、この判定を使う事ができません。
  Aが緑、Bが無色な場合のみが陽性、両方無色の時のみが陰性です。
7、使った薬品の処理をします。
  試験管類は石鹸で洗えば問題なく、取り立てて危険な物質は残りません。

以上、使用上の注意?を守って、安全に試される事をお勧めします。
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付着物が目で見てわかるくらいついているなら,単純に過酸化水素水(消毒用のオキシドールでよい)をかけて,発泡を観察するだけでもよかったかもしれません.


茶色いところでだけ発泡が観察されるなら,血痕の可能性があります.
もちろん,絶対的に血液であるかないかを判断できるわけではありませんが,ほんとうにそれをやろうとすると素人にできる簡単な目視レベルのテストでは無理です.
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この回答へのお礼

過酸化水素は購入しておりますので、一度試してみます。
知識がない者が、このような実験は、そう簡単ではないと猛省しております。ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/05 08:59

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