
趣味で小説を書いています。
アイデアはどんどん浮かんできて、その都度プロットを図として書きためて文章に直していく、という方法で書いているのですが、文章がどうも洗練されていません。語彙が少ないのかもしれません。人と話していると、日本語のセンスがある、とよく言われますが、作文は別物です。文章にすると、表現というか、切れの良さやテンポ感において、どれだけ推敲したとしても今ひとつ満足ができません。どこかが野暮なのです。
プロの小説家のような文章には到底届くとは思いませんが、少しでも自分が満足できるよう文章の技を磨こうと思ったら、どういう所に指南を求めればいいのでしょうか。どういう鍛錬が有効でしょうか。
A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
多少なりとも商業作品にかかわっています。
(共同出版などの、自称プロではありません。)
書いたものを音読してください。
そしてつっかえなくなるまで、手直ししてください。
これは作品が出来てからの話ですが、スキルを磨くには、プロの作品を音読するか、本気であればペンで原稿用紙に書き写してください。
それでテクニックを学ぶ、というよりも身に刷り込むといったほうがいいでしょうか。1冊書き写せば、テンポや文体が、かなり刷り込まれます。しかし、これは所詮付け焼刃ですので、すぐに自分の作品の創作にとりかかります。
書き写す作品には、装飾過剰な美文は避け、あなたがすんなりと読みやすかったものを選んでください。
癖が強いものは、変にゆがんだ癖があなたの作品に残ってしまいかねないからです。
癖がなく平凡に見えてつっかえない作品は、普通の人は読み流してしまいますが、小説を書こうという方には、学ぶべきことがたくさん含まれています。
No.4
- 回答日時:
素人ながら、自分も小説を書いています。
口下手・どもり症。但し、現代小説はほとんど読んでいない。実在の歴史小説はよく読みますが、現代物はなぜか読まない。芥川龍之介のような、比喩的・表現力の優れた作品みたいなものは、全然書けません。むしろ、今の小説はやたらと長くて、何を語りたいのかが分からない。もっと省略できるだろう、と言いたい。
よって自分の作品は、比喩的表現を避けて、テンポの早い内容になっています。「自分が満足できるような文章」ではなく、読み手が、いかにその作品を理解できているかが大切だと思います。
ブログを使って、とにかく日記でもよいから書いて書きまくる。そのうち、表現力が身につくと思います。継続は力なり。
ドンデン返しは、物語には必要です。
アドバイスありがとうございました。
今の小説はやたらと長くて…
同感です。勿論そうでないものも多いですけれど。
陳腐な比喩ならない方が良いな、と私も思います。
私の場合は恋愛や推理物は書きません、どんでん返しがあるような類の物でもありませんが、機会があれば参考にさせて頂きたいと思います。
No.3
- 回答日時:
ご質問からすると、レベルは一定以上にあると感じました。
文章で悩むことは誰でも味わうことですが、悩むことは進歩のある証拠と思います。語彙は重要ですが、重要な語彙の選定や選択は、作家の感性によりますので、ある小説を読んで一流の作家か選ぶ言葉と、私が選ぶ言葉は違いがあり、そこで基準に差がついていることになります。これをレベルの差というのか経験の差というのか感性の違いというのかは難しいですが。私は外国テレビの会話をメモしております。シナリオを少し勉強をして、私の小説には会話が重要な役割を果たすことを最近、知りました。手遅れですが。それと視線。視線を意識すると自然と文章の「候補」が浮かぶようになりました。視線については「マンガのツボがここにある! 漫画のスキマ 菅野博之著」が大変、参考になります。早くから、この本を手にしていたら小説の書き方を勘違いしないですんだのにと残念に思っているところ。小説は今も書いておりまして、12チャンネルのブログ小説に昨日、応募しました。gooブログに応募方法があります。アドバイスありがとうございました。
いや、レベルも何も初心者ですので、恐れ多いばかりです。語彙や表現はその作品の内容にもよるので難しいですね。『マンガ~』買ってみようと思います。おすすめありがとうございます。回答者さまも文章を書かれるということで、応援しております。(といってもペンネームも何も知りませんが…)もし応募小説が賞を取ったら、私の質問を見つけて回答してください【笑】

No.2
- 回答日時:
スマートな文章・・・・・これがどのようなイメージをさしているのかがいまひとつ分りませんが、まず大切なことは簡潔であるということです。
装飾の多い文章というものは、作者の思い入れに反して、読む側にとってはとかくイメージを読み取りにくく共有しにくいものになってしまいがちです。
文章を推敲する段階で、要らないものはどんどん切り捨てることです。文章の重みは削ったフレーズから生まれるといいますから。
棄てるだけ棄てたあと、全編に渡って読み返してみて文体にバラつきが感じられる場合は、文体やイメージの表現が均一に統一されていない証拠です。
こうして削れるだけ削った文章に、最後にどこか、軽く装飾を加えたり、なにかひとつ気のきいた言葉を挟むなどの手を入れるのもいいのではないかと思います。
このような文体の操作は、最初のうちは戸惑ったり時間がかかったりしますが、そのうち慣れてきますし、そうなったら自然に簡潔な文章が書けるようになるはずです。
志賀直哉や夏目漱石の作品をよくお読みになるとそのあたりがお分かりになると思います。
アドバイスありがとうございました。
専門家さんなんですか。恐れ入ります。
要らない箇所は切り捨てる。
これを推敲の段階で行う、というのが新鮮でした。
夏目漱石は好きですが最近読んでないので、またしっかり読み直したいとおもいます。志賀直哉も一度きちんと読んでみます。
No.1
- 回答日時:
自分は小説を書いてるわけではないので本当ならアドバイスなどおこがましいのですが、こんなブログサイトを見つけました。
「やさしい文章講座-文章の書き方・小説の書き方教えます!」
ちょっと見てみただけですが、どうやら文章力向上に役立ちそうな書籍のレビューをしているブログのようです。
ここでオススメとされている本をお読みになってみてはいかがでしょうか。
あと、思ったんですが、ボイスレコーダーで録音してそこから文章に落とすというやり方ってだめでしょうか?
↑
本当はこれを言ってみたかったのです(笑)
参考URL:http://writer.sblo.jp/category/49014.html
アドバイスありがとうございました。
ボイスレコーダーとなると、独り言みたいでかえっておかしなことになりそうですが、友達を前にしてあらすじを話したりすると、意外とすっきりすることはよくあります。URLお気に入りに入れておきました。
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