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これからディスカスを飼い始めようと勉強したり、準備したりしています。
現在水槽の温度が29から32度くらいになってしまいます。クーリングファンも付けてみたのですが30度以下になかなかなりません。
書籍などではディスカスの適温は26度くらい、ネットなどで調べた飼育例だと28度くらいの高温に保つのが良いとあります。
30度くらいあっても大丈夫なのでしょうか?水槽用クーラーをつけて温度を下げないとだめでしょうか?

また、pHは7くらいがいいと書籍には書かれていますが、水槽のpHがどんどん上がってきています。最小はpH7でしたが、3日ぐらいでpH7.7くらいになりました。
現在水槽にはエビとコリドラスと水草が入っています。ディスカスを飼うとpHが下がりやすいと聞きましたが、ディスカスを入れればpHはあがらなくなるでしょうか?やはりちゃんと薬品でpHを下げておいた方がよいでしょうか?またpHが上がる理由は何でしょうか?

A 回答 (2件)

 5月に久しぶりに90センチ水槽でディスカスを始めました。


過去に長く飼育していましたので、やっぱりディスカスは素晴らしい魚です。

>29から32度くらいになってしまいます。
 ディスカス飼育では、水温に限って言えば全く問題は無いでしょう。
 問題は濾過システムを如何に効率良くバクテリアを繁殖させるかに尽きます。
ディスカスは亜硝酸に弱く濾過システムが非力・脆弱と残り餌を出すことが厳禁ですが、亜硝酸は水換えによっても取り除けますから、水替えをサボらない事ですね。

 私は底面フィルターと上部フィルターを別個に設置して上部には専用リング濾材、底面の底砂にはパールサンドを5センチ敷き、実験的に硝酸塩を分解する嫌気域を設けました。これは出来るだけ水換えしないシステムを考えての事です。

 設置して2週間は水を廻し、バクテリアが早く繁殖するよう、水を汚す為にフレークフードを入れました。この時蛍光灯を点けず、コケの発生を抑制して3週間後にLサイズを3匹投入して今日に至っております。最終的に7~8匹を入れるつもりですが、一度に入れると濾過バクテリアが追いつかず亜硝酸や最悪アンモニアの発生を見ますので、亜硝酸の検査は必須です。またアンモニアの発生は最悪で魚は☆となります。

>最小はpH7でしたが、3日ぐらいでpH7.7くらいになりました。
 これは当然で水中の二酸化炭素が逃げた為に起こることです。使用している水道水のGH(総硬度)、KH(炭酸塩硬度)を調べてください、私のところでは共に5です。
これが高いとpHは下がらず、RO(逆浸透膜)でイオン交換するしかありません。
これが出来なければ、私のようにパールサンドかアマゾニアを底砂に使用して底面濾過を設置するとpHは下がります。

 生物濾過によって自然とpHは下がりますが、時間がかかる事と、GH、KHは下がり辛く水草にミネラル分を吸わす事で私は下げております。ただし水替えを頻繁に行なうとこの限りでは無く、先の亜硝酸との兼ね合いが大事ですね。

>ディスカスを入れればpHはあがらなくなるでしょうか?
 そんな事はありません。生物濾過によって下がるだけです、薬品による水質調整は一時的で直ぐに元に戻ってしまい、水質変化する事で魚に悪影響が有ります。各HP上でピートを使用してpHを下げる事が書いてありますが、これは水が茶色(pHの上下とは別です)くなり、綺麗なディスカスを鑑賞する上で、お奨めできません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。専門家のアドバイスが聞けてとても参考になります。
温度に関してはあまり心配は無いようなので安心しました。
亜硝酸の測定はしているので硬度の測定と生物ろ過のために水を汚してフィルター内のバクテリアを繁殖させる事をやってみます。

お礼日時:2006/06/30 15:35

エビ、コリドラス、水草には30℃ともなるとかなりの高温ですが、ディスカスならこの水温でも普通に飼育出来ると思います。

しかしながら水温の上昇は、溶存酸素量の低下や浄化バクテリアの不活性化に繋がりますので、水温は高くても28℃程度になるよう対策を施す方が良いと思います。
phの上昇の原因につきましては、サンゴ砂等の投入による炭酸塩濃度の上昇や溶存二酸化炭素の低下。また、アンモニア濃度の上昇があります。これらの中で考えた場合、ディスカスを飼育する上でサンゴ砂を入れるなどは考えられませんので、原因としては溶存二酸化炭素の低下かアンモニア濃度の上昇だと思われます。
それから、ディスカスを飼育するとphが下がりやすいのでは?との事ですが、このような事は一切ありません。
通常の場合ですと、生物ろ過サイクルが充分に機能している水槽内では、phは自然に低下する傾向にありますし、逆に生物ろ過サイクルが整っていない水槽内でディスカスを飼育する事は、極めて難しいと思われます。
すなわち、ディスカスを飼育する=phが下がりやすい。のではなく、phが自然に下がっていくと言うような生物ろ過サイクルが整った水槽内でなければ、ディスカスの飼育は困難であると思います。
最後に、「薬品を使ってphを下げる」とありますが、phを下げるには、充分な生物ろ過サイクルの確立や二酸化炭素の供給やピートモスを投入し炭酸塩濃度を低下させるなど、薬品を使わない方法がいくつかありますので、むやみに薬品に頼らないようにしてみて下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2006/06/30 15:18

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