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とあるビルの地下4階に井戸があるんですが、何年かまえから自噴するようになったそうです。1日あたり約1000m3とすごい量の地下水が吹き上がっているそうなんですが、そんなにたくさん地下水がでて地盤沈下が心配なんですが、と相談されているのですが。そもそも自噴していると地盤沈下するんでしょうか。ポンプなどでたくさんくみ上げると地盤沈下する、といいますが。ちなみに井戸の深さは、約150mだそうです。

A 回答 (2件)

地下水の汲み上げによる因果関係は


地下水の汲み上げ過ぎ→地下水位の低下→粘性土の湿潤状態から乾燥状態への変化→粘性土の圧密沈下→地盤沈下    です。
たかが数台のポンプで水を汲み上げても全体の地下水位にあまり影響を与えないでしょう。自噴井と地盤沈下の関係もまったくないと考えてよいと思います。

新たな問題の提起ですが、
地下水位の上昇に伴って建物全体の浮力による浮き上がりと、地下外壁の水圧の増加に伴う耐力不足が心配です。
地下4階、地下水位-4mとしてかなりおおざぱにですが、15t/m2程度の浮力を受けています。20m*30mの建物として9000tの浮力。地上8階程度だと問題ないかな?
東京都内の地下鉄の駅でも浮き上がり防止に建物の重量を増す工事も行っています。
地下外壁でも12t/m2程度?。かなり大きな荷重です。設計時にそれだけの大きな余裕を見ているかな?
「一度専門家に調査してもらった方がよいですよ。」
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どのような地形に建物が建っているか分からないので何とも言えませんが、一般的に、不透水層がありそこより高いところに地下水位がある場合に自噴します(被圧地下水)。

でも気になるのが、昔から自噴していたのではないのですよね。何か地下水に圧力がかかる要因が出来たとしか思えません。その建物のみならず地盤沈下の可能性は捨て切れません。一度専門家に調査してもらった方がよいですよ。

この回答への補足

早速の回答ありがとうございます。もう一度調べ直したのですが、このビルでは10数年前から自噴してきたそうです。これは、自治体(市)が地下水のくみ上げ規制を条例で行っており、市は地下水位は30数年前は約-30mであったのが、条例の効果で現在では-4~5mであるといっており、このことが自噴につながったのではないかと推測しています。
また、ほかのビルでも同じような現象があると聞いています。
こうした自噴地下水が地盤沈下につながるのでしょうか。

補足日時:2006/07/12 11:46
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