アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

おせわになります。
 オートマ車によくついているオーバードライブです が、何の役目があるのでしょうか?解る方教えて下 さい。

A 回答 (8件)

そもそもオーバードライブスイッチなんてものがあるから、訳が分からなくなってしまうのですよね。




その前に、

オーバードライブという言葉の意味ですが、

  オーバードライブ

  とは、英語なんです。

  じゃ、意味は、

  「 ホイールの回転数が、エンジンの回転数を上回っている。 」

  ということです。

エンジンて、モーターみたいなものです(英語ではモーターともいいますし。)。 モーターですので、実際に見ることは出来ませんが、中ではシャフト(棒)が回転しているんです。このエンジンの棒が 1回転した時に、ホイール(タイヤ、車輪)が 1回転以上回転しています状態を、オーバードライブ と呼ぶんです。

ギアー付き自転車に乗ったことはありますか?発進や坂道では、ペダルをたくさん漕いでも車輪はあまり回転しないギアーを選んだ方が楽ですね。そして、スピードが出てきましたら、少ないペダル漕ぎで多く車輪が回るギアーの方が楽になりますね。

車でいうペダルはエンジンで、車輪はタイヤです。

そして、ペダル1回転で 車輪が1回転以上回転しています状態が、オーバードライブ です。

これ(上記)は、当方が海外(ニュージーランド・英語圏)で暮らしていた頃、トヨタの整備士からアメリカのトラックとHINOトラックを取り扱うワークショップに転職された整備士(ニュージーランド人)の人から聞いた話です。英語が母国語で、なおかつ車からトラック(とにかくデカイアメリカのトラックMack)までを整備する、しかもオートマチックをこよなく愛す(車に乗せてもらった時、トヨタ車のオートマチックの話ばかりでした。)という人から教えてもらった英語の意味ですので、英語の意味としては間違いのないものだとは思いますが、


この上記条件ですと、タイヤの直径が 530mm で、100km/h 時にエンジン回転数が 1000r.p.m. にならないと、オーバードライブにならないんですよね。

アメリカのトルクフルな車のAT車でしたら可能なのかもしれませんが、現在は昔よりタイヤの直径も大きくなっていますし、ほとんどの車はオーバードライブではなくなってしまいます。

そこで、

当方、英英辞書いくつかで調べてみました。すると、オーバードライブという英語には、3~4つの違った意味があるようです。

(1)最も高いギアのことを“オーバードライブ”という。

(2)普段使う最も高いギアよりさらに1つ高いギアを“オーバードライブ”という。

(3)ドライブシャフト(driveshaft)がエンジン回転数を超えるギアを“オーバードライブ”という。

(4)必要な速度を維持したまま、最も出力を抑えることができるギアを“オーバードライブ”という。


当方がNZで聞いたものは(3)ですね。ドライブシャフトとタイヤホイールは、回転数は全く同じです。

日本ではエンジンとプロペラシャフトの関係で(つまりトランスミッションのギア比)オーバードライブを分ける場合もあるようですが、これが英語圏でも正しいのかどうかは分かりませんでした。詳しく調べるためには、アメリカの自動車の歴史をひも解いていかなければなりそうで、現地の本屋か図書館にでも行ってみないと分からないかもしれません。

いずれにせよ、上記4つとも正解のようですので、なんだか“オーバードライブ”という言葉は、とても曖昧な意味の言葉のようです。

よって、当方は、特にどこかの回転数にこだわらず、上記(1)の意味が“オーバードライブ”と考えるようにします。当然、(2)(3)(4)も意味として含めます。

日本の“オーバードライブ”の分け方(つまり、最終減速比を無視して変速比のみで語る方法)も、考えてみればおかしいですよね。例えばエアウェイブ、7スピードモード時の1速2速を除いた3~7の全てがオーバードライブとかって、変ですよね。最終減速比が変われば車の性質はガラッと変わるのに、オーバードライブのギアは全く変化なしでは…。


“オーバードライブ”の意味はだいたい分かってきたと思います。一番上のギアと思っていても良いようですね。


さて、本題の、オーバードライブスイッチですが、これが余計なものですよね。何のために付いているのか当方にも分かりません。
過去には、たしかにオートマチックトランスミッションの後方に別体で高速走行時用のオーバードライブギアが付いていて、このギアを働かすか働かさないかを操作するスイッチとしてオーバードライブスイッチが付いたものがありましたが、これの名残でしょうか。
付いてると付いて無いでは、付いているほうが販売面で強いからでしょうか(O/Dスイッチが、何かのオプションのように錯覚する?)?



☆ 現在一般的なAT車(有段4速)の場合で話を進めます。

普通は D4 D3 2 1 でいいところを、

    D4 2 1 として D3 をオーバードライブOFFに置き換えただけの話です。


エンジンブレーキをかけようと誤ってシフトレバーを動かしてしまいますと、D4(4速) から 2速 に一気にシフトダウンしてしまいます。


4速から3速へは、O/DスイッチOFF

3速から2速へは、D4 から D2 へ

と、いちいち頭を使わないといけません。

まあ文句を言っても仕方ありません。もうそうなってしまっているのですし、O/Dスイッチのほうが使いやすい場合もあります(コラムシフトなど)。


では、使い方。

D4 D3 2 1 となっている車に乗る場合は、普通はほぼD4に入れっぱなしですよね?

でしたら、O/Dスイッチは常にONにしておいて下さい。

これだけのことです。


もしも、高速時に上り坂などで、車が3速と4速を頻繁に切り替わり続けて気になるときは、O/DスイッチをOFFにします。そうすると、3速になったままになりますので運転しやすくなります。ただし、上り坂が終わったらすぐにO/DスイッチはONに戻して下さい。



>何の役目があるのでしょうか?

役目というよりは、オーバードライブONが正常な状態です。詳しい使い方は、お車の取り扱い説明書にも記載があると思います。
    • good
    • 7
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
 こんなにも事細かに解りやすく教えて頂きまして、
ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/31 11:58

>何の役目があるのでしょうか



高速走行時にエンジン回転を下げて、燃費を良くし、騒音も小さくする為です。

自動車エンジンは低速では出力が小さいので発進や加速がうまくできません。それでエンジンはある程度回して出力を出し、変速機で回転を落としてデファレンシャル(=デフ=作動装置=終減速)に力を伝え、更に変速して駆動輪を回すようになっています。変速は必ず減速になる為、減速比で表します。エンジンが中速回転になれば十分な出力がでるので減速が不要になり減速比1=減速していない=エンジン回転と変速機出口の回転は同じとなります。更に余裕があれば減速比を0.8とか0.7としてエンジン回転より変速機出口の回転を速くします。つまり減速ではなく増速(=オーバードライブ)です。この状態でもデフで減速するので駆動軸=車輪の回転数はエンジンの1/2~1/3になります。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
 大変勉強になりました。

お礼日時:2006/07/31 11:59

オーバードライブについては、皆さんの言うとおりで静粛性と燃費を向上させるためギアーですが使い方勘違いしている方が多いみたいなので書いてみました。


オーバードライブをONにしたままでいいですよ、巡航速度に入ったら一旦アクセルをうるめてから巡航速度を維持できるあたりまで踏み込みますそこは加速するのに踏み込んだところより少ない場所です。
踏みなおさないと、オーバードライブの効果が少ないです。

加速やエンジンブレーキは、O/Dのスイッチをいじるより、キックダウンをすればいいです。キックダウンとはアクセルを一回だけカラフカシをすることです、そうすればギアーが1段下がります、追越をするときに使います。
下り坂のエンジンブレーキは、キックダウンやレンジを切り替えて使います、O/Dスイッチを切り替えるよりスムーズに走れますし、アクセルを踏み直すだけでO/Dドライブを効率的に使えます。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
 大変勉強になりました。

お礼日時:2006/07/31 11:55

オーバードライブとは変速比が1.000未満のギヤのことで燃費の向上と静粛性の向上に効果があります。


1速2.531ローギヤ
2速1.531セカンドギヤ
3速1.000トップギヤ
4速0.705オーバードライブギヤ(オーバートップギヤ)
MT車の場合1.000はトランスミッションの中ではギヤを介さない状態でエンジンの回転数とFR車の場合のプロペラシャフトの回転数が同じギヤでトップギヤ。高速道路の発達と共により静粛性が求められギヤを介してオーバードライブギヤ(オーバートップギヤ)が追加されました。
通常はDレンジでO/D OFFスイッチをいれなけなければローギヤからオーバードライブギヤまで変速されます。エンジンブレーキや山坂道では必要に応じてO/D OFFにすると3速までの変速で俊敏な走りができます。
オーバードライブはMT車にもあった時代があったらしく4速トップギヤの時にクラッチを切ることなく5速にシフトするのをオーバードライブ。現在の5速マニュアルのように5速をオーバートップギヤと呼んで変速比が1.000未満が目安なのでしょう。当初4速ATが出た頃はオーバードライブギヤにシフトすると計器板にグリーンのランプ点いて4速に入っている表示がありましたが現在はオーバードライブをキャンセルしているオレンジのランプが点くのが一般的なようです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
 4速ATがでたての頃は、OD ONで点灯していた頃もあったのですね。

お礼日時:2006/07/31 11:52

AT は 車のアクセルの踏み具合や 速度などによって コンピュータによって制御されてます。



よってMT車みたいに 下り坂での エンジンブレーキや
高速道路などで 高速走行時の 加速など ODボタンで 自分で
ある程度コントロールできるように してあります。

高速時の加速などは ODを外せば アクセル開度はそのままで
ギア比を一段落として よりスムーズな加速ができますが

ODを 使用しないときは アクセルを 目一杯踏んで
ギアを 落としますので 燃費は 走りのスムーズ性に ついても いい走行とは いえませんからね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
 キックダウンは、ほとんど使った事がありません。
 ガソリンがもったいないのと心臓(エンジン)に良 くないような気がして・・・

お礼日時:2006/07/31 11:47

MT にもありますよ。

オーバードライブ(ギヤ)。5MT なら 5速目がそれになります。
少し詳しいカタログで各段の変速比を見ると分かりますが、大体その変速段数の一つ下以下が変速比 1.0 以上になっています。で、一番上だと 1.0 未満。
#6MT/AT だと 5,6段目で 1未満のようですが。

よって、一番上のギヤだとミッションのエンジン側より出力側の方が速く回転することになります。つまり、オーバー(過剰)にドライブ(駆動)するギヤなのでオーバードライブギヤ。

車のスピードが速いと、必然的にエンジン回転数も速くなります。でも回転数を悪戯に上げても燃費が悪くなります。なのでギヤ比を小さくして、スピードが速くてもエンジンの回転は低いままとなるようなギヤが必要になります。そういうギヤです。

が、オーバードライブギヤだと力が不足します。エンジンブレーキも全く効かなくなります(力が足らないので、惰性に引っ張られて速度が落ちない)。

MT なら自然に、運転者自ら低いギヤに落とすので無問題ですが、AT だと別途指示しなければなりません。それが「O/D」スイッチです。
これを off にすると、(ATの制御は)オーバードライブギヤを使わなくなり、エンジンブレーキが効き易い、て言うか、車速をアクセルだけでコントロールできて快適、となるわけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
 ATだけではないのですね。MTにもあるのですね。大変勉強になりました。

お礼日時:2006/07/31 11:42

最近の車は性能がよくなっているので、あまり使う必要がないらしいです。

私も使い方を知らなくてずっと使ってませんでした。
坂道を上ったり下りたりするときや、信号などでブレーキをかけるときにボタンを押してオフにすると、スムーズに運行出来るようですね。前の方が書いていらっしゃるように、エンジンブレーキがかかった状態になるのでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
 普段は、ある程度のスピードからとまる際と瞬間的にスピードを出したいとき(合流とか)に使用しています。お礼になってない?かも すいません。

お礼日時:2006/07/31 11:37

そもそも、AT車が登場した頃は3速オートマチックでした。

つまり、3速がドライブ(D)だったのですが、4速オートマチックが登場したのでドライブ(Dレンジ)の上のドライブ・・ということでオーバードライブとなっています。つまり、オーバードライブONで4速までフルに使えます。また、エンジンブレーキが必要な時などはOFFにすることにより3速にすることが出来ます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
 普段も使っていますが、単なる3速だろうと思っていましたが、皆さんのご回答でよーーく解りました。

お礼日時:2006/07/31 11:33

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!