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私はフェンダーのトレモロユニット付のストラトキャスターを使って
いるのですが、アームを使用すると、どうしてもチューニングに狂いが出ます。
この狂いはトレモロユニット付ギターの宿命だとは思うのですが
やはり少し気になってしまいます。

たまに「アーミングによるチューニングの狂いが少ない」ギターがあるという
のを見かけることがあるのですが、果たしてどの程度であれば
狂いが少ないと言えるんでしょうか?

ちなみに私のギターですと、大抵±5cent程度の範囲で狂いが出ます。

A 回答 (5件)

説明が十分でない所があったので、補足します。



ユニットがフリーの状態で上から見て、1弦と6弦の前後方向に若干でもガタつき・・・と書きましたが、これはガタがあって当然です。(失礼しました)

正しくは、ユニットを「ネック側に押した状態」で、それでもなお、両端がわずかに動くガタを意味します。

この6本のビスは、見た目には一直線上に揃っていますが、機械部品として考える精度になっていません。ユニットの穴は機械加工されたものですが、こちらも僅かにバラつきがありますし、要するに穴の側面とビスの接触部分があいまいで、しかもそれで「こじる」ような動きが加わるのですから、狂いが出るのは致し方ありませんね。

No.2の方が紹介しているスプリングの掛け方は、おそらく上に挙げた問題のために、ユニットを片側へ強引に引き止めてガタを防ごうとしていると推測できます。

ちなみに、この穴にヤスリを掛ける場合、ユニットの鉄板が熱処理で硬いと思うので、普通の丸やすりよりも、ダイヤモンドの丸やすりを使った方がよいと思います。

この回答への補足

注文していた物が到着しました。報告が遅れてすみません。
今回試した内容は以下の通りです。

(1)ダイアモンドやすりでトレモロブリッジの2~5弦のネジ穴を若干広げ、ブリッジのガタツキを抑えた。
(2)ナット、ブリッジサドル及びブリッジと弦の接触部にナットソースを塗布した。
(3)ボディー裏のスプリングを、No.2の方に教えていただいた方法で調整した。

この3つを試したところ、次のような効果が出ました。

(1)ペグを回した時の、音程上下の反応が明らかに良くなった。
(2)アーム操作によるブリッジの上下量が、1弦~6弦の間で差が少なくなった。
(3)アーム操作によるチューニングの狂いが大幅に減少した。

特に(3)が顕著で、狂っても2cent程度。アームアップすることで容易に元に戻りました。
私には演奏を続けても狂いが分からないレベルでした。
アドバイスを下さった皆様、本当にありがとうございました。

補足日時:2006/09/05 19:47
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました。
なるほど、2支点トレモロの安定性を擬似的に作れるんですね。
スプリングのかけ方に関しても大変分かり易く、納得することが出来ました。

ユニットに若干のガタつきがあったので、ダイヤモンドやすりに加えて
ナットソースも一緒に注文してみました。
届き次第調整をしてみて、こちらで効果をご報告します。

お礼日時:2006/09/02 07:24

No.3です。

ナットの状態は特別悪くないようですね。

ブリッジ側を考えると、ナットよりも悪い条件が多いので、最終的には構造の問題になってしまうと思いますが、トレモロユニットの支点になる取り付け穴とビスの当たり具合の精度が怪しい場合があります。

弦と裏のスプリングを外し、ユニットがフリーの状態で上から見て、1弦と6弦の前後方向に若干でもガタつきがあるとすれば、ユニットそのものの支点が不安定になる可能性はあります。

この場合、1弦と6弦の両端の取り付け穴に圧力が集まるように、2~5弦の穴にヤスリを掛けるなどして調整するのもひとつだと思います。

どの程度の効果があるかは保障できませんが・・・
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ナットがロック式ではないギターの場合、アームの操作によって移動した弦が「また元の位置に戻れる」ことが、チューニングの狂いを少なくする条件になると思います。



10倍ぐらいのルーペがあれば、ナットの真上にある弦に細いマジックペンで印をつけて、アームを操作したときの弦の動きを観察してみると良いでしょう。

問題を抱えている(摩擦が大きい)溝にある弦は、元の位置に戻りにくいものですから、修正する必要があります。溝のどの部分が問題なのか分かり難い場合は、印鑑に使う朱肉を弦に軽くつけてチューニングをして緩めれば、ナットの溝に赤く擦れた跡が残るはずです。興味があればやってみて下さい。

参考URL:http://www.geocities.co.jp/MusicStar/7571/nut.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ナット部分での弦の動きはスムーズ。元の位置に戻っている。
ペグとナットの間の弦を押してもシャープ傾向にならない。
チョーキング後にフラット傾向になる。
アームダウン後に特定の弦がシャープし、他はフラットする。
これらからブリッジ周り、特にアームダウンでシャープする弦の物が怪しい気がします。

お礼日時:2006/09/01 02:10

こんにちわ。


ストラトキャスターには金魚の糞みたいに付いてくる悩みですね。
同じストラトを使っていたハードロックギタリストのリッチーブラックモアは下記のURLに載っている様に調整していたようです。私は彼のファンという事もあり真似してたのですが、ギターにもよると思いますが狂いが少なくなりましたよ!このギタリストはアームの使い方が異常であり、皆からチューニングが狂ってないのが不思議だと言われていました。その調整法がこれだったそうです。
ちなみにこの調整をやる前に、弦交換の後に弦を引っ張っていますか?
ストラトはナット部分で弦を固定するタイプじゃないため、ペグ側で余分に引っ張ってしまった弦を限界まで伸ばす必要があります。これもやっておいてください。
後、チューニングが狂う=ブリッジという事もありません。以外にナット部分も原因の場合があります。
ナット部分は弦に対してある程度摩擦が必要です。それと同じように弦に対しある程度の滑りも必要です。そのバランスが保たれて、ブリッジも調整されたら抜群の効果が得られると思います。
それではそのバランスを保つにはどうしたらいいか?
間違ってもグリスや油を塗らないでくださいね。前にも書いたように摩擦も必要です。そこで良い物は鉛筆の黒鉛です。以外かもしれないですが、中々効果が出ます。
ナット部分と弦が接する部分に鉛筆を塗ってください。それから弦を張ってください。そしてブリッジや裏バネの調整へ移ってください。そうすれば効果は出ると思います。
しかしエレキギター・特にストラトタイプは狂いやすくバランスが保ちにくい楽器です。でも、個性が強く人気が高いギターです。私も大好きです。面倒かもしれませんが頑張って調整してやってください。

参考URL:http://www.sound.jp/ritchie_jp/ritchie_body2.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
こんなスプリングの張り方があったとは知りませんでした。
アームアップ時に、張力の弱い1弦側のスプリングが
外れてしまう様なので、短めの物を購入して再度挑戦してみます。

お礼日時:2006/09/01 01:09

自分もそれが悩みの種でした。



±5cent程度の範囲で狂い<これはちょっときびしいですね。誰でも気づいちゃいますね。
プレイヤーによっては無理矢理アームアップ方向に引っ張って狂いを修正したりするらしいですね。

自分の場合は、
1.裏のスプリングの調整
2.ナットの溝調整(これが案外重要)
3.ロック式ペグの採用
で狂いが気にならない程度にチューンナップできました。

逆に言えば、チューニングが狂いにくいということは全体の構造(ネジの締め付け具合とか)がしっかりしていて各パーツがバランスよく調整されているギターだと言うことだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
やはり5centですと厳しいものがありますよね。

ナットやペグ周りに関しては、かなり気を遣っていたんですが
裏のスプリングやネジの締め付け具合は盲点でした。
宜しければ詳しくきかせて頂けませんか?

お礼日時:2006/08/30 19:52

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