プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

大学でニートについて調べているのですが、ニートって完全に社会にとって害になるんでしょうか?確かに働いていないので経済的には役に立っていないのかもしれませんが、ニートの存在を許すような自由な社会だからこそ日本は世界に誇れるコンテンツ産業をもてるのではないかといった意見が出たのですが、これについて意見を聞かせてください。
実証データなどがあれば大歓迎です。

A 回答 (13件中1~10件)

No.10の方が仰るように、ニートの定義に該当している人たちの中には、実に多様な人々が含まれています。

例えばボランティア活動をしている人や、家族の介護をしている人も、定義の上ではニートです。この人たちは社会の役に立っていないでしょうか?…また、病気で長期入院を余儀なくされている人や、生まれつきの障害で就職できない人は、働かないから「害」なのでしょうか?…違いますよね?もともとニートとという言葉は、その人が置かれている状態を現しているに過ぎず、そのこと自体を問題視しても何の意味もありません。「意欲が無い」というのもマスコミが作ったイメージで、就業意志のあるニートも大勢います。ですのでニートについて論じる前に、まずこの事実を知っておいてください。その上で、ご質問の「ニートの存在を許すような自由な社会だからこそ~」というご意見について、私なりの考えをお話ししますが、仰る通り、人類の文化…とりわけ芸術分野の発展は、人々の暮らしが豊かになり、生活にゆとりが生まれた時代に栄え、戦争中には衰える傾向にあります。生きていくこともままならない時代に、文化の発展などありえません。そういう意味ではニートの存在を許す社会のほうが、コンテンツ産業は発展するでしょう。しかし現在ニートが増えている本当の理由は社会が豊かになったからではなく、過去の就職難で失業した人が、何の対策もとられないまま置き去りにされているためで、豊かさの問題とは全く別の話です。前提となるデータが間違っていたのでは正しい答えは導き出されません…ニートについてはもう少し研究された方が宜しいでしょう。
    • good
    • 0

No.7の者です。


ニートって事は、働けるはずなのに働かないって事ですよね。
では、二十歳を過ぎたら住民税や国民年金を払わなければならないんですけど、どうしているんでしょうか?何をしても勝手で義務の部分をやらないって事は責任を果たしていない事では?
ニートの親は全てが裕福では無いと思いますが、貧乏でも無いと思います。就きたい職種を選んでいるのにニートでいる必要は無いと思いますし、仕事していて辛い事や理不尽な事は多々ありますが、自分の回りの事を考えると職を投げ出すことはできませんね。これも責任だと思いますが。好きな事をしていてニートになったとは思っていませんが、やらなければならない事を自分勝手な理由をこじつけてやらなかった結果ニートになったのでは?。
    • good
    • 0

言葉、勤勉等は勉強不足でした。

すいません。

なるほど、納得出来ます。
確かに今のニートを許容する社会は、現状のコンテンツ産業に影響を及ぼしてるようですね。

ただ下記で書いたように、日本人の製作するコンテンツは排他的にならない所が大きいと思います。
今のニートを認める社会は、限度を超えると経済的損失が強く、日本の主力である工業関連に与える損失、国家財政に与える損失は大きいでしょう。
今の文化がコンテンツ産業に与える影響が、諸々の損失をカバー出来るレベルまで有益かどうかは問題ですね。
    • good
    • 0

役に立つ、立たないという発想自体がナンセンスな話です。


ニートの定義をご存知でしょうか? ニートの定義とは、「「非労働力人口のうち、15~34歳の未婚で、職業訓練も含め、学校に通わず、家事や家業の手伝いもしていない者」というだけです。
この定義にはいる人であれば、どのような人であっても「ニート」となってしまいます。

例えば、結婚するために仕事をやめた女性。例えば、資格試験を取ろうと、仕事を辞め、独学で勉強をしている人。
定義に従えば、こういう人々も皆ニートです。
よく新聞などで「ニートが何十万人」なんて記事が出ていますけれども、こういう人々も沢山含まれているのです。

ここのところの「ニート」ブームで言葉だけが一人歩きしていますが、そもそもの意味が「怠け者」とか、そういうものではありません。
「役に立つかどうか」という議論自体が、「ニート」という言葉の意味が理解てきない議論です。
    • good
    • 0

以前ビートたけしがタックルで


「ニートがいなくなると俺たちのような人間が出てこなくなる」
みたいなことを言ってました。
彼は学生時代、大学をサボっては舞台小屋に出入りしたり、貰った授業料を別なことに使いこんでしまい親に二度学費を払わせるなど、かなりの放蕩ぶりだったそうです。
ですが、その親のスネをかじって得た自己形容の時間や機会を上手く活用できたからこそ今の自分あると考えているようです。

世の中には親のスネをかじらなければなれない(もしくはなるのが非常に困難な)職業というのが確かにありますので、経済効率だけでは製作できないコンテンツや文化が生まれるという側面は確かにあると思います。
    • good
    • 0

ニートが社会にとって害になっているか?というとそんな事はないでしょう。

彼らはただ単に『税金を払っていない』にすぎません。また、税金を払っていないのも彼らには所得がないからであって、それらは法律にのっとった事であり非難されるいわれもないでしょう。(ただ、彼らが歩くであろう道路などにも税金は使われているわけで、税金を払ってもいないのに勝手に歩くな、という意見もあるかも)

ですし、彼らはそれなりの報いを受けます。扶養する人がいなくなれば生活保護を受ける事も出来ず、路頭に迷う事になるでしょう。彼らにも一応一般人と同じくリスクはあるわけで、あたかも社会の利益を損じているかのような物言いは彼らにとって心外でしょうね。(生活保護を受ける人というのはあくまでも『働く能力が欠如している人』であって、『怠け者』はその対象になり得ません。生活保護の申請について調べると解ると思いますが、そこにハッキリと『働ける人は一生懸命働いて下さい』と記されています。)


ニートの存在が許される、というのはそれだけの余剰所得があるというだけの話であり、自由かどうかとはあまり関係がないと思います。(まあ、徴兵がないという事で、自由だと言えない事もないでしょうけど)
まあ、コンテンツ産業が栄えるというのは衣食住の供給が過多でそれ以外の何か、という選択肢の発生、それに代価を払っても良いと思える余剰所得の存在が前提です。だから『ニートが存在できるような社会だからコンテンツ産業が栄える』とも確かに言えますが、逆に『コンテンツ産業が栄えるくらいだから、ニートもまた存在し得る』とも言える訳で、自由かどうかの指標にはなりえないと思います。ただ単に所得が多いというだけの話であって。

ただ、誤解して欲しくないのは、所得が多いというのは豊かだという事とイコールではなく、今現在はドル本位の経済形態であるから可能であった一種のマジックに拠るものであって、もし明日から通貨(ドル)が何の意味も持たないとしたら、たちどころに日本のニートは減少していくでしょうね。(日本は物質的なものの殆どを輸入に頼っているため)
    • good
    • 0

質問者は大学生なんですよね。


がっかりです(__)
ニートよりも自由と言う言葉の意味を考えましょう。
何でも好きな事をしても良い事が自由ではありません。
自分の判断で行って、その結果を自分で責任を持てることが自由です。
その自由と言う言葉の解釈の誤りがニートにつながって行くと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>その自由と言う言葉の解釈の誤りがニートにつながって行くと思います。

すいません。考えてみたんですが、whawha-ponさんが意図していることがよくわかりません。

>自分の判断で行って、その結果を自分で責任を持てることが自由です。

これは、ニートが自分で責任を負っていない、という意味でしょうか?
一部の怠け者なニートをのぞいたら、ニートは職を探している、または将来なりたい職があってそのためのトレーニングについているのが大半であり、自らの将来についてよく考えているし、将来について責任も持っていると思います。ニートの親は裕福であり、子供を養っていけるから甘やかしていると思われがちですが、実際にはそれほど裕福ではありません(http://ja.wikipedia.org/wiki/NEET、「所得」のところを参照)。むしろ、求職型ニートは自らの将来、そして責任について考えすぎて悲観的になり、職に就く意欲を自ら失わせているように思えます。
好きなことをした結果、ニートになっているわけではないと思います。

僕の理解力が不足しているのかもしれません。もしよろしければ補足していただければ幸いです。
宜しくお願いします。

お礼日時:2006/09/14 22:38

そもそも「働かざる者食うべからず」は日本の言葉ですし、昔から使われる言葉です。


日本人は勤勉というのは世界中で認知されてますし、一生懸命働く事こそ美徳とするのが本来の日本の風土ではありませんか?
事実、政府見解、マスコミ、ネットの個人レベルに至るまで、ニートを認める人はほぼ皆無です。
貴方も否定的な発言が多いから…と言っておられますように、日本は最初から「そういう社会」なのだと思います。

これは裏を返せば、そのような考えを持つ社会でも今の幅広いコンテンツ産業を生産できると言う事ではないでしょうか?

働けるのに働きたくない人、はまず弱者ではありません。
これを認めるのを自由な社会、と言うのはどうかと思います。
働きたいのに働けない人、これは弱者です。
国はそれらに対し「職業訓練を導入し、職業を与える」と言ってるわけで、これはむしろ「救済」であって弱者に寛容と言えると思います。
弱肉強食ならこの人達は全員無視して社会保障を打ち切ればいい話です。

そもそも日本の幅広いコンテンツは2600年の長い歴史に、単一宗教に拘らず世界の文化を取り込み日本的解釈が出来る事が大きいと思います。
あまり宗教は詳しくないですが、日本の多神教は、世界の主流を占める一神教に比べ寛容になれると思います。
一神教はまさに一つの神だけが絶対ですが、多神教、特に日本の多神教はどんな物にでも神がいるという考え方なので、他の宗教に対して寛容になれます。
この民族的な風土が幅広いコンテンツ産業を支えているんだと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

文化論的な立場から回答ありがとうございます。
>そもそも「働かざる者食うべからず」は日本の言葉ですし、昔から使われる言葉です。

申し訳ありません。僕は聖書から来ている言葉だと記憶しています。たしか、明治期の富国強兵をスローガンとしているときに国民の勤労意欲を高め国力増強のために輸入した言葉ではないのでしょうか?記憶違いでしたらすいません。(http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/hitori1223.htm
また、高等遊民や書生という言葉があるとおり、「一生懸命働くことこそ美徳」とするのが日本の風土とは言い切れないと思います。
日本人が企業戦士として必死で働いていたのは、日本人のうつ病気質が原因ではないか、と思っています。『日本型うつ病社会の構造』(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569627 …)という本によれば日本人がモーレツに働くのは「勤勉」といよりは「社会的役割の中に自己の存在価値を見出す鬱病者」だからであり、職場に対して「鬱」を感じている人は高度成長期から存在していたといいます。

>働けるのに働きたくない人、はまず弱者ではありません。
これを認めるのを自由な社会、と言うのはどうかと思います。

ニートの大半は、求職型であり現実には職を探しているというのが実情であるようです。働きたいのに働けない人に対する支援は僕も行うべきだと思います(こうした支援については別のグループが調べています。)。この職から職までの一種のモラトリアム(その期間の長さについては議論の余地があると思いますが・・・)が許されるのは他の回答者の方がおっしゃる余剰資金もあると思いますが、より根本的には自由な社会だからではないでしょうか?

>そもそも日本の幅広いコンテンツは2600年の長い歴史に、単一宗教に拘らず世界の文化を取り込み日本的解釈が出来る事が大きいと思います。

この点は全面的に正しいと思います。

また何かお気づきの点がありましたら、書き込んでくれれば幸いです。
駄文失礼しました。

お礼日時:2006/09/14 14:05

害と言う捕らえ方自体がそもそも間違いです。


政府や雇い主は意地でも当人のなまけや甘えなど自己責任ということで済ませようとしていますが、雇用条件や労働環境の悪化がニートのを生み出す原因になっているのはあきらかです。
最近ワーキングプア、働いても働いても生活保護以下の給料しかもらえず、
病気になっても金がないので病院にいけない、
年金が払えるほど稼げないので死ぬまで働き続けなければいけない、
というような人々の話がマスコミでも取り上げられるようになりました。
社会がこんな状況では、
「もうついていけない」
「やってられない」
と、思う人間が出てきてもしょうがありません。

>ニートの存在を許すような自由な社会だから
みんながみんな、どんなに劣悪な労働環境でもハイハイ言ってなんの文句も言わず働くようになったら大変なことになりますよ。
時給100円とか200円でも一生懸命働く人間が巷に溢れていたら、労働者の価値が激減してしまいます。
雇用条件が悪化すると失業率が増えるというのは、社会的には実はしごく当然なことなのです。
労働者が雇用環境に文句を言ったり、したくないことは拒否することが出来なくなったら、奴隷と同じで日本は専制国家になってしまいます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>害と言う捕らえ方自体がそもそも間違いです。
政府や雇い主は意地でも当人のなまけや甘えなど自己責任ということで済ませようとしていますが、雇用条件や労働環境の悪化がニートのを生み出す原因になっているのはあきらかです。
最近ワーキングプア、働いても働いても生活保護以下の給料しかもらえず、
病気になっても金がないので病院にいけない、
年金が払えるほど稼げないので死ぬまで働き続けなければいけない、
というような人々の話がマスコミでも取り上げられるようになりました。

>ニートの存在を許すような自由な社会だから
みんながみんな、どんなに劣悪な労働環境でもハイハイ言ってなんの文句も言わず働くようになったら大変なことになりますよ。
時給100円とか200円でも一生懸命働く人間が巷に溢れていたら、労働者の価値が激減してしまいます。
雇用条件が悪化すると失業率が増えるというのは、社会的には実はしごく当然なことなのです。
労働者が雇用環境に文句を言ったり、したくないことは拒否することが出来なくなったら、奴隷と同じで日本は専制国家になってしまいます。

たしかにastute_2wdのおっしゃるとおりで雇用条件や労働条件の悪化といった要因は無視できません。フリーター、ニートの大半が働きたいのに働けないというのが実態であるというのも理解していますし、そうした問題についても調べています。

質問の仕方が悪かったのですが、直接ニートが役に立つかというのではなくてニートが生まれるのは自由な社会だからであるが、その自由な(弱者に対して寛容、あるいは弱肉強食、経済第一主義ではないではないといえるかもしれない)社会だからこそ、経済効率だけでは製作できないコンテンツや文化が生まれるのではないか、といった意味です。ニートに対する否定的な言説ばかりが目に付きますがこういった考え方もできるのではないだろうか、と思って投稿してみました。

引き続きコメントをいただけるようなら幸いです。宜しくお願いします。

お礼日時:2006/09/13 13:00

消費という点では役にたつかもしれませんが、ニートがいなくても消費はあります。


ニートがいなくても、コンテンツ産業は動きます。

今はそれほど顕著ではありませんが、いずれ寄生先(親など)がなくなったとき、連中はどうするか。
生活保護の世話になるでしょう。税金で養うことになります。
福祉予算が足りなくなるかも。増税か、福祉カットです。
毎日働いている人に負担がかかります。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

>ニートがいなくても、コンテンツ産業は動きます。

確かに「産業」としては動くと思います。製作にはニートはかかわっていません。ただ、コンテンツのソフト面において、ニートの存在を許容してしまう(確かにニートなんてとんでもない、という人が大半ですが、その一方で64万人とも82万人とも言われるニートが存在するのはニートの存在を許容しているからだとはいえないでしょうか?)社会、文化が役に立っているのではないか、という方向で調べています。

一例を挙げるとすれば「萌え」でしょうか?僕自身は「萌え」という感覚がいまいちわからないのですが、あの徹底した「都合のいいストーリー」と「現実離れしたキャラクターの性格、そして優しさ」は日本人の依存的な性格が不可欠ではないだろうか、アメリカ的な弱肉強食が他の社会ではマッチョなヒーロー(最近ですとスーパーマンでしょうか)ばかりが生まれると聞いたことがあります。

>今はそれほど顕著ではありませんが、いずれ寄生先(親など)がなくなったとき、連中はどうするか。
生活保護の世話になるでしょう。税金で養うことになります。

まず、ニートの大半は現実には職を探しおり、メディアで取り上げられる「働いたら負けだ」的な怠け者なニートは少数です。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC% …
賃金が少ないという問題点はあるでしょうが、寄生先がなくなった場合は彼らの多くは働くのではないでしょうか?

お礼日時:2006/09/14 13:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!