【大喜利】【投稿~9/7】 ロボットの住む世界で流行ってる罰ゲームとは?

物騒な質問で恐縮します。平和と安全を守るために、どうすべきか素人がイラクでのテロ報道を聞く度に胸が痛み早期解決の法則が知りたく質問致しました。
米軍はランチェスター理論を使って過去戦って来たと聞いております。
第一の法則が一騎打ちの積み重ねの差が出て来る。つまり相手より多いと残存率が大きくなると。第二の法則は「二乗の法則」、二倍の兵力は四倍になる。つまり数が多いと圧倒的な差になると。
これらから単純に判断すると仮に22万の米軍に200~1000人のテロリストを捕まえるのは難しくない、と思えてしまうのです。けど現実は深刻で撤退しないと危険なくらい。
面積に対する密度を混ぜた第(3)の法則がないと解決しないのではないかと。
今回は社会不安を解決できる法則を知りたいのです。

A 回答 (7件)

5番です。



イラクで米軍が完全には勝てない理由を、ランチェスターの法則をふまえて説明します。

アメリカ軍は、ランチェスターの第一法則に従って戦い、イラクのフセイン政権を崩壊させました。
この事は、ランチェスターの第一法則の通りです。
しかし、ランチェスターの第2法則での戦いが、その時点から始まったのです。
第2法則は、一点集中の原則で、局地的に優位に立ち、強者に抵抗するための法則です。
ごく限られた1点で、ランチェスターの第一法則に従い、有利な状況を作り出し、その点での勝利をつかみ、それを積み重ねるのが、第2法則の言わんとする事です。
警備の手薄なところ、警備が一時的にでも無くなる所に攻撃をしかけ、勝のが第2法則です。
アメリカ軍が、多数いても、道路全てに24時間兵士を貼り付けておく事はできません。
1000kmの道路に3交代で1mおきに兵士を配備したとすれば、300万の兵士が必要になってしまいます。
その他に、兵士の基地も必要ですし、物資を輸送する人も必要です。
となりますと、500万人近い兵力を道路の防備にだけに張り付かせておく必要が有ります。
そんな兵力はアメリカには有りませんし、資金も莫大になり、財政的にも負担できません。
そのため、機動力を使った巡回が行われるのですが、巡回と巡回の間にスキができます。
その時、道路に爆弾をしかけたり、補給のトラックなどへの襲撃が起こることを完全には阻止しえません。
また一箇所で無謀な襲撃を行い、警備員が応援に移動したスキに、別のところでの戦闘を起こすなどの方法もあります。
こういった事を、完全に阻止する事は、アメリカ軍だけではできません。
そのため、アメリカ軍がしなければならなかった事は、住民を味方につけ、より多くの戦力を期待できるようにする事でした。
住民がアメリカ軍に積極的に協力すれば、テロリストはまともな活動ができなくなります。
アメリカ軍が、イラク人の協力が得られれば、2500万イラク人が、アメリカ側の兵力として計算できる事になります。
ランチェスター法則では、戦力は兵力の2乗できいてきますから、その戦力は、莫大なものになり、(しかも無料で使える戦力です)テロリストは、身動きできなくなってしまいます。
しかし、住民がアメリカ軍を信用していない状況では、とても住民を戦力化する事はできず、収拾が困難になるだけです。
当初アメリカでは、フセイン政権を倒せば、無条件に住民が、アメリカ軍を支援すると考えていましたから、当てが完全に外れた事になります。(これは、ランチェスターの法則とは関係ありません)

>広告で他社より三倍の予算で宣伝すると、他社より成果が六倍になるというのは本当なのでしょうか?

この理論はそのままでは成立しません。
ランチェスターの法則に従うと、予算を3倍かけるのではなく、3倍広告すれば、9倍の戦力になるはずです。
これは、戦力が9倍になる事を意味し、成果が9倍になる事を意味しません。
5番で書きましたが、10倍の資金、10倍の営業を配置しても、相手がランチェスターの第2法則を取った場合、顧客が1万とすると、10件程度は取られる事になります。
これに10倍の戦力をつぎ込んでも、1件は取られる計算になります。
9件の顧客を取るために、10倍の戦力を投入する事は、収支が合わない事になってしまいます。

>店の売上向上は、魅力ある商品を置いたら良い、と漠然と話すより広告を限定的に他店の倍払い、食材やその他の固定費を下げながらも味の向上を図るという具体的な解決案を、あるいは法則を知ろうと思いました。

この事は、マーケティングとして一面では正しいのですが、商品に魅力が無ければ、すぐに飽きられて限界に達しやすくなります。
すると、いくら広告費を支払って、戦力を投入しても、成果が出ない事になります。
実社会で言いますと、石油も鉱山資源も無い砂漠の中に、100万の軍隊をおいて完全支配しても、成果が何も無い事と同じになってしまいます。
または、人口100万の国を完全支配するために、100万の兵力を駐屯させるようなもので、支出のみ多くて見返りの無い事になってしまいます。
商品力、営業力、資金を効率的に分配する事が必要だと思います。
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ANo.4です。


相変わらず、ランチェスター理論はよく理解出来てないのですが。
一般論的観点(?)から回答してみたいと思います。

>「なぜ米軍はイラクで勝てないのか?」

との問いですが、少し整理してみましょう。
まず、「米軍の勝利」とはいったいどういった状態をさすのでしょうか?

1・「米軍の勝利=フセイン政権を倒す」と定義した場合、フセイン政権は既に打倒されていますし、フセイン元大統領も米軍に拘束されました。そういった意味では「米軍は勝利」していますよね?

2・「米軍の勝利=イラクを完全に掌握する」と定義した場合、二つの状態が考えられます。
 a)イラクを米国に併合し、イラク州とする
 b)イラクに親米政権を作り、また米国無くしてその政権はあり得ない状態に置き、その政権にイラクを掌握させ統治させる(イラクを米国の属国にする)

という状態が考えられるわけです。
しかし、世界情勢を見ればイラクを米国の州にすることを他の国々(中国・ロシア・EU諸国)が認めないでしょう。さらに、イラクは米国とはまったく文化・風習・民族が違ううえ、米国本国とはかなり離れた飛び領地になってしまいます。この状態では、「併合」は現実的ではないでしょう。
となれば、「b」のパターンであるイラクを属国にすることが米国にとっての勝利ということになるでしょう。
実際、米国は「イラク統治評議会」を利用して傀儡政権樹立に奔走しましたが上手くはいきませんでした。
そういった意味で「米軍が(というより米国が)イラクに勝利出来ていない」と言えるでしょう。

では、何故勝利できなかったかというとそれはひとえに「戦略の欠如」にあると思います。
米国は「フセイン政権打倒ありき」で、当時フセイン政権と対立関係にあった北部同盟を中心にした反フセイン勢力を「敵の敵は味方」の論理で次々と味方に引き込みました。
しかし、いざフセインが倒れるとこんどはこの「軍閥」同士が争いを始めたわけです。これを収集するための「戦略」が完全に米国には欠けていました。結果、「治安の悪化」「民力の低下」などから、イラク民衆の支持を失うと共に「イラク民衆の支持を取り付けたい」軍閥の「プロパガンダ」として「米国軍=悪」という論理が広がりました。
そして、米軍は民主の支持も失った上に「米軍を攻撃する=英雄」の構図を作りたいゲリラ側から攻撃されることになったのです。

少々、長くなりましたが以上が「米国がイラクに勝てない」理由の一因かと思います。

民間に関しては、詳しくは知りませんし、素人の憶測でしかありませんが、「Yahoo!」の例が挙げられるのではないでしょうか?
インターネット普及し始めた当時、中小の「プロバイダ」が乱立していました。そこに「Yahoo!」を買収したソフトバンクが、人海戦術で公告攻勢をかけ一気にシェアを奪取したのではないでしょうか?

以上、長文失礼しました<(_ _)>
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この回答へのお礼

長文有り難うございました。とても興味をそそる内容でございます。

今回の質問は、社会問題の解決策というか案を素人として考えて話し、かつランチェスター理論等で普遍的な法則を理詰めで知りたかったのが狙いです。
観念的な答弁では漠然とし過ぎて、十人十色の解決案が噴出すると思ったのでございます。
店の売上向上は、魅力ある商品を置いたら良い、と漠然と話すより広告を限定的に他店の倍払い、食材やその他の固定費を下げながらも味の向上を図るという具体的な解決案を、あるいは法則を知ろうと思いました。
改めて御礼申し上げます。

お礼日時:2006/10/26 05:22

1番です。



>改めて新理論を創作しなくても第二法則で説明できる、と・

ではなく、ゲリラ戦、レジスタンス、などを法則化したのが、ランチェスターの第2法則です。
イラクの場合、米軍は第一法則で戦っているのに対し、テロ組織や、レジスタンス組織は、第二法則で戦っているのです。
第一法則は、強者の戦略であり、第二法則は、弱者の戦略であり、第一法則は、勝つための法則であり、第二法則は、負けないための法則です。
第二法則で戦っている限り、相手に完全に勝つ事はできず、相手があきらめるのを待つしか手がありません。

質問者の「面積に対する密度を混ぜた第(3)の法則」という考え方は、ランチェスターの第一法則そのままですから、新規の法則にはなり得ません。
基本的に、面積で勝負するのが第一法則で、点で勝負するのが第二法則となります。
レジスタンスやテロ、ゲリラ組織は、面での勝負ではなく、敵の警備のスキを突く点での勝負を得意とします。

これを経済活動に置き換えた場合、大手会社は、ある地区に100人の営業マンを配置し、広告などの販売促進費を1億円用意したのにたいし、中小の会社は、営業マン10人、1千万の販促費を用意したとします。
その戦力比は、大手 1億円*100*100=1兆となります。
       中小 1千万*10*10=10億となります。

この戦力比では、大手が圧勝する事は明白です。
この時、そこに顧客が1万人いるとすると、顧客一人当たりの大手の戦力は、1億になります。
中小は、その戦力を一人の顧客に集中すると、10億の戦力となり、その顧客に関しては圧勝となります。
こうして、一人一人顧客を奪うのが、ランチェスターの第二法則です。
大手が、中小に奪われた顧客を奪回に来れば、そこに資金や営業を集中します。(ランチェスターの第一法則)
すると、他の顧客への戦力が低下するので、中小は戦力の薄くなった所に営業攻勢をかけて、顧客を奪います。(ランチェスターの第二法則)

こうやって戦っている限り、中小は一定のシェアは維持しますが、完全に勝つ事はできません。
そのため、第一法則は、強者の法則、第二法則は、弱者の法則と言われます。
これが、ランチェスターの法則です。
イラクにおいても、アメリカ軍は、第一法則で戦っているのに対し、レジスタンスやテロ組織は、第二法則で戦っているのです。

この回答への補足

とても勉強になります。
甘えて申し訳ありませんが、追加の質問をして宜しいでしょうか?。

質問は「なぜ米軍はイラクで勝てないのか?」
ランチェスター理論で説明できないでしょうか?。一般論でも良いです。

広告で他社より三倍の予算で宣伝すると、他社より成果が六倍になるというのは本当なのでしょうか?。なんか事例があれば嬉しいです。

無理な質問ですので、もし分かれば回答して頂ける程度で構いません。

補足日時:2006/10/25 21:02
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私はランチェスター理論をよく知らないのですがゲリラ戦法についてひとつ。



ゲリラ戦法では、数の差はそれほど決定的にはなりません。
基本はヒット・アンド・アウェー方式になりますから。
つまり、
1・どこか自分たちの都合の良いところに潜んでおく。
 (必要なら、そこに敵軍を誘導します。)
2・少数でいきなり奇襲をかけて少しだけでも被害を出したら逃げます。
当然、相手の軍は追ってくるでしょうが、侵略軍は地理に詳しくない上、
この場合、ゲリラ側が少数であることが利点に変ります。
少数であれば、隠れることも簡単になりますから。

これを繰り返すわけです。
そうすると、相手の軍は、ゲリラ側がどこから、そしていつ襲ってくるか分らないため、不安と恐怖にとりつかれます。
そして、精神的にだんだんと追いつめられていくわけです。

実際に、イラク戦争後の米軍もこれになやまされています。
この、ゲリラ戦法は古くから行われてる戦術ですが、
それだけに、少数の軍で多数の軍から防衛するのに向いていると言えます。

ただ、米国に幸いなのは上の方がおっしゃっる通り、ゲリラ側が一つにまとまっていない事ですね。
統一戦線を張れれば、イラクから米軍を追い出すことも可能でしょうね。
(まぁ、不可能に近いのが現状ですが)
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この回答へのお礼

回答有り難うございました。

改めてテロ対策は無策なんだなぁーと、感じてしまいました。

お礼日時:2006/10/25 21:06

話はもっと単純で、非正規戦(ゲリラ戦)を想定していなかったから、今のように苦戦が続いていると私は考えています。



アメリカがイラク軍と戦うにあたっては、RMAと最新兵器を駆使し、比較的少数(たしか14万くらいだったかと)でイラク全土を征服しました。
しかし、イラク軍の大多数が武器をもったまま地下に隠れ、そしてテロ等の手段で非正規戦をアメリカ軍に仕掛けます。
また、これに武装民兵やアルカイダ関係のテロ組織が加わることで、今の状況となったわけです。

今からではもう遅いかもしれませんが、アメリカはイラク全土を掌握した直後に、イラクの主要都市を制圧可能な数十万単位の陸軍を投入して、徹底的な武装解除を行うべきでした。
今からやっても、イラク国民の反発が大きいので、難しいでしょう。

たいへん悲観的な意見ですが、イラクが北部のクルド人・中部のスンニ派・南部のシーア派の三つの領域に分割されるまで、今の状態は治まらないでしょうし、下手をすれば三つに分かれてからも内戦状態が継続する可能性が高いと見ています。


話が長くなりましたが、面積に対する密度を混ぜた法則が必要だという質問者の方の見解には賛成します。
相手がどこに潜伏しているかわからないゲリラ戦では、領土に比例した数の歩兵が必要です。
いくら少数精鋭で頑張っても、過去の日中戦争の日本軍と同じく、結局は負け戦となってしまうのではないかと思います。

ただしアメリカにとって幸いなことに、敵は必ずしも一つにはまとまっていません。
現状ではアメリカ相手の戦いよりも、イラク内部での宗派対立・民族対立の方が深刻です。

可能性は必ずしも高くないですが、イラクを三つに分割した連邦国家構想の線で、何とか政治決着を計るしか道はないと考えています。
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この回答へのお礼

質問内容に賛同してくれた回答を頂き嬉しく思います。

ゲリラ戦だと、彼等はビルや下水道・森などに隠れて見えませんよネ。領土に比例した数が必要だと、もやもやっと思ってました。だから改めて追認して頂けると得心がいきます。

イラクを三つに分割した連邦国家構想の線は素晴らしいと思います。もともとイギリスの植民地政策によるご都合主義で生まれた国だと聞きましたから。

とても参考になりました。

お礼日時:2006/10/24 20:54

軍事だけの力で、イラク問題を解決するのは不可能です。


ランチェスターの理論は、1.民間人を巻き込まない。2.正規軍との戦いを想定した理論です。
 しかしながら、イラクを取り巻く環境は、テロリストが、市民にまぎれながら米軍に攻撃を仕掛けるため、米軍は、イラクの普通の人々も巻き添えにしながらテロリストに攻撃を加えなくてはいけません。そのイラク市民も、日々の職も守るべき財産もない人たちです。
 そんな人たちが、無実の肉親が「テロリストとの戦い、自由と民主主義を作ろう」と、大義名分のためとは肉親を殺されたら、自分も「することもないし、生きててもしょうがないテロリストにでもなって仇をとってやるか」と思うでしょう。
 イラクの状況は、イラクの人たちに職を与え、安定した生活を送ってもらうことがテロとの戦いなのです。
 

 
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この回答へのお礼

質問した私が恥ずかしくなるくらい、正論だと思いました。

要するにランチェスター理論はゲリラ戦の特効薬にならないという事ですネ。本当のテロとの戦いは、イラクの人たちに夢と希望という明日を与える事が出来るかどうかという事なんですネ。

早期解決に、私なりにどうすべきかと考えた際に、ランチェスター理論の米軍に解決策がなく、法則の追加つまり第(3)の法則が必要と思い気になったのです。

しかし意外にも対策は夢を与える事だったんですネ。

お礼日時:2006/10/24 20:40

質問者は、ランチェスターの法則を充分ご理解していないようです。


ランチェスターの第一法則(二乗の法則)からしますと、「22万の米軍に200~1000人のテロリストを捕まえるのは難しくない、」のは、当然なのですが、第2法則(一騎打ちの法則)の場合あてはまらなくなります。
第2法則は、極所優勢の法則とも言われ、ある限定的な一部で勝利する事を積み重ねる戦略です。
(けっして1:1の戦いをするわけではありません)
テロリストが攻撃をしかけるのは、必ずそういった場所です。
決して正面から戦わず、戦うのは、必ず自分達が有利な場面に限るわけです。
たとえば、空港などの襲撃を考えますと、第2法則の場合、テロリストが突破しようとしている部分の警備とテロリスト側の戦力が問題になり、空港警備の全体が第2法則の対象になるわけではありません。
1万人の警備員と3人のテロリストの場合でも、テロリストが突破しようとしている部署に、警備員が一人しかいなければ、そこは、1:3の戦力比となり、テロリストに突破されてしまうのです。
これが、第2法則ですから、
>面積に対する密度を混ぜた第(3)の法則がないと解決しないのではないかと。

これは、第2法則そのままですから、必要ありません。
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この回答へのお礼

書き込み有り難うございました。
なるほど各所でも第二法則で現状分析できるわけですネ。22万の米軍が数百人のテロリストに苦慮するのは、個々の場面での戦力比が彼等より劣っているからだと。
改めて新理論を創作しなくても第二法則で説明できる、と・・・。なかなか考えさせられます。

お礼日時:2006/10/24 20:31

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