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車のアンプ内蔵20cmウーハーなんですが エッジがボロボロになったので
自分で直おそうと思い いろんなサイトを参考に セーム革を使って張替えました。
サイトを参考にやったので 見た目など失敗は無くキレイにできました。
2~3日 完全に乾かしてから 車で音を鳴らしてみましたが全然ダメでした・・・
伝わるか心配ですが
「ボン ボン」と言う音では無く 「ブルルゥ~ブルゥル~」と汚い音でした。
実際スピーカーを見て音を聴いた所 「ボン」っと音が出た時、上下運動では無く 上下左右に震えてる感じでした。
見た目はシワやタルミも無くキレイに張れています。
セーム革を使ってエッジの張替えをした方 またスピーカーなどに詳しい方 何がいけなかったのでしょうか?
すみませんが 教えてください。
また今の状態から修復可能でしょうか?
宜しくお願い致します。

A 回答 (10件)

No.4です、何度もひひ爺のようにクドクドとしつこいのですが、少し難しいかも知れませんので再々補足しておきます。



「振幅直線性」「エッジ逆共振」
スピーカーの理想形とは、入力された電流に対し、リニア(忠実、平坦)に応答すること。味付けの部分は除きます。このときサラウンド(エッジ)に要求される性能とは:
1) 自らが勝手な動きをしてダイアフラムのリニア振幅を阻害しないこと
2) 自らが特定帯域で音を出さないこと
3) ヴォイスコイルがギャップのセンターに極めて正確に保持され、それが大振幅時でも変化しないこと

セーム革性のエッジは上記いずれも落第です。簡単な話、(2)たとえばせっかくダイアフラムが正確に振幅していても、エッジがある帯域で振動板とは逆方向へ動けば、その周波数においてディップ(振幅特性のへこみ)が生じます。こんなに柔らかいのに音が出るの?と思われるかも知れませんが、逆相振幅してしまえば音が出ているのと同じです。(3)は強いては歪みの低減にもつながります。

では、性能のよいサラウンドやスパイダーとはどのようなものかも、反面的に紹介しておきます。

日立の開発したギャザードエッジ、ギャザードスパイダー。松下電器産業の開発したスーパーリニアダンパー。タンジェンシャルエッジ。JBLで採用されていたダイヤモンドエッジ。カーステレオ用の大振幅ドライバーの一部によく見られる、ダブルスパイダー。このダブルスパイダーは欧米ハイエンドのサブウーファーにおいては半ば標準仕様です。ONKYOの蝶ダンパーは良い線行っていたが、残念ながら音が出るし共振周波数もあった。
そういうものを「振幅リニアリティのよいエッジ、ダンパー」と呼びます。
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用語が難しいとのご指摘だったため、図示もしておきます。



http://www.electronixwarehouse.com/education/spe …

この図の中で、Front Suspension Surround (セーム革エッジ)がたるんだり、あるいはセンター出しがきちんと出来ていないため、

Voice Coil Assembly と Field Gap がコスれてうまく動作できず、雑音がしているのです。
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No.4です。

笑っちゃうなんてことは全然なくて、エッジの貼り替えは自分でできるのであれば、ぜひやるべき事ですし、やっている方もたくさんいます。エッジが腐ったからといってすぐに捨ててしまうのは大変もったいないですし、自分で貼れば安上がりに修理できます。

ただ、スピーカーの構造をよく知らないで、いい加減な貼り方をするとヴォイスコイルが「スレちゃって」雑音がする。・・・というような事を知っておくべき、というだけです。

またセーム革も絶対にダメというわけではなく、擦れ事故(ヴォイスコイルタッチ)がとくに起きやすいエッジだというだけです。

私自身も2回ほどセーム革を貼ったことがあり、偶数次高調波ひずみをわざと増やして楽しんでいます。セーム革は最初は良好でも、重い振動板でだんだんタレてきて、何度も張り替えるハメにはなりやすいですが。(^_^;

これに懲りずに、どんどん張り替えてください。
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No7です。


別に馬鹿にしてるわけでもありませんし、その姿勢は個人的にとっても共感できるものです。
実は私も全く同じ理由でエッジ張替えをやっていまして、その時参考にしたサイトをご紹介させていただきます。
http://wanwanshiba.hp.infoseek.co.jp/sub2.htm
この中で私がやったのは、黒いジャージと液体ゴムとバックアップ材を使う方法です。

壊れたものを自分で直して再生したときの喜びっていいですね。
がんばってください。
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>タルミがあった方が あちこち動きそうな感じがしたので意識してタルミが出来ないように張りました。



難しいことは抜きにしても、この時点ですでにアウトですね(^^);
素直にオークションなどで径にあう既製品のエッジを買って貼り直したほうがいいと思います。ダメもとで。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私がやっている事 もちろん経験者からしてみれば 笑っちゃう事かもしれません。
お金を出して買うのは簡単です。時間かけてエッジの張替えをしなくても出来上がったウーハーを買えば一番早いです。
私も最初はそのつもりでした・・・
捨てるのも簡単です。ダメもとで自分で直してみたいなと思い今回張替えをしたのですが やはり失敗に終わりましたm(__)m
でも いろんな人からアドバイスや話しが聞けて 自分にとってプラスになったと思っています。

お礼日時:2006/11/09 10:54

No.4ですがさらに補足をしておきます。



>上下左右に震えてる感じでした。

これはもう、ひどいヴォイスコイルタッチで、VCの一部がギャップに引っかかって動けなくなっているため、動けるところと動けないところができ、振動板が上下左右にローリングのように動いてしまっているのだと思います。

対策としては、セーム革を全て外し、フォーム製、あるいはゴム製の適切なサラウンドに張り替えること。その際に、ヴォイスコイルのセンター出しと垂直性の確認、つまりタッチしていないことを確認することは必要最低限の作業です。

オークションにでもいけば、各種口径に適切なサラウンドが売られていますし、海外のサイトにも多数あります。

もっとも、そんな状況のままで駆動していたのだとしたら、もはやヴォイスコイルが致命的に変形してしまい(真円ではなくなってしまいます)、サラウンドを交換しても回復不能かも知れません。
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そういうのを「ヴォイスコイルタッチ」と呼びます。

覚えておきましょう。

無責任に「セーム革の音質が良い」などと奨める人がいるため、安直にセーム革に交換する人が沢山居ますが、セーム革はスピーカーの本来的な性能を維持するのが極めて難しい素材です。

ヴォイスコイルは、非常に狭い磁気ギャップの中に、空隙を保ってなおかつ振幅の際の垂直性が保たれている必要があります。そのとき、頼りにできるのはスパイダー(ダンパー)とサラウンド(エッジ)だけです。スパイダーが正確にヴォイスコイルギャップセンターにコイルを保持しており、なおかつサラウンドがヴォイスコイルの垂直性を維持し、この両者があってはじめてヴォイスコイルのセンタリングと垂直性が保たれます。

セーム革は極めて軟弱で、激しい低域振幅が印加されたときに、振幅の直線性を保てるだけの性能を持っていません。このため、ヴォイスコイルが振幅時にギャップとこすれ、摩擦音がしているのです。ヴォスっ、ボフボフ、ザボザボ、そんな音が聞こえたら、間違いなくヴォイスコイルがギャップにタッチしていると考えて間違いありません。

セーム革は機械抵抗が低いのが取り柄ですが、逆に言えば制動能力が不足、振幅の直線性が悪く、歪みが多くなり、エッジ逆共振で特定帯域におかしなピークディップを作ります。また、エアー機密性が極めて悪く、よほど大型のバスレフタイプでない限りは箱の設計通りにスピーカーが動作しなくなります。

少なくとも、そのドライバーが本来持っている所定の性能は全く出なくなりますので、色々と問題の多いエッジです。

しかし、ヴォイスコイルタッチは「それ以前の問題」です。
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この回答へのお礼

cqw32653さん とても詳しい内容ありがとうございます。

ちょっと私には難しくて分からない所もありましたが 専門用語を交えての詳しい説明 とても勉強になりました。
周りにスピーカーなどに詳しい人も居ないので こういう話しを聞く機会はなかなかありません。
今回 ウーハーのエッジがダメになり素人ながらも 何とか捨てる前に自分で何とか出来ないかと思い セーム革の張替えをしてみました。
やはり失敗に終わりましたが ここで質問させて頂いた事によりcqw32653さんの経験者の話しが聞けただけでも良かったと思っています。
とても勉強になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/09 10:38

参考になりそうな画像の載っているホムペがあったので補足しますね。



http://www.k2.dion.ne.jp/~par-sol/JBL4301B.html

ここの最後から2つ目の画像でエッジのたるみ具合が確認できるかと思います。参考になれば幸いです。
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推測するに、エッジのたるみがないためにボイスコイルが本来の上下動が阻害され、左右方向の動きへつながっているのではないかと思います。


そうなると再度エッジの張替が必要だと考えます。

ちなみにアンプの電源投入時に(左右方向の動きなしに)上下動は起こしますか?
動くのであればその振幅巾を参考にたるみの量をある程度推し量れます。
要はボイスコイルのストローク量に合わせてたるみ具合をとれば良いのです。(多少は余裕を持たせた方が良いですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

アンプ電源投入時 上下動します。
もう一度 たるみなどを考えて張替えをしてみたいと思います。
今回 ウーハーのエッジがボロボロになり 音ももちろん酷く新しい物を購入しようと考えていました。
でも 捨てる前に自分で何とか直せないかと思い いろいろ調べた結果セーム革の張替えにチャレンジしてみました。
スピーカーの仕組みなど全く分からない素人なので、そんなに簡単にはいかないと思っていましたが 何とか音が鳴ればと思っています。
色々と教えて頂きありがとうございました。サイトも参考になりました。

お礼日時:2006/11/09 10:26

ウーハーは水辺に設置した状態で上下でなく上下左右に振動するのですね?



ボイスコイルの運動方向としては上下に振動するのが正規の動きですがそれが左右方向にも動くということは上下方向に振動する際、ボイスコイルの振動巾に対応するだけの余裕(たるみ)がエッジにないため、上下方向の振動が左右方向に振動してしまうのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

はい ボックスに取り付けてるんですが水平に設置しています。
私はスピーカーの仕組みなど良く分からないのですが エッジにタルミがあった方が良いのですか?
タルミがあった方が あちこち動きそうな感じがしたので意識してタルミが出来ないように張りました。
すみませんが これから振動を上下方向に振動させるにはどうしたら良いでしょうか?
やはり張替えが必要ですか?
その場合 気をつける点などありましたらアドバイスしてください。
宜しくお願い致します。

お礼日時:2006/11/07 17:25

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