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この後、小問がいくつか続くのですが、まったく手がつかずどうしようもないので、アプローチの方法等を教えていただきたくて質問しました。私はfn(x)とfn+1(x)で漸化式を立てましたが、できず。
fn(x)のn階微分がlogxであると考えやってみましたが、無理でした^^;問題(一部)は以下のとおりです。

自然数nに対してfn(x)(x>0)を次のように定める。
f1(x)=∫(インテブラルの1~x)logt dt
fn+1(x)=∫(インテブラルの1~x)fn(x)
このとき極限An=lim(x→∞)fn(x)/(x^n・logx)の値をnで表せ。
以下略

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

数列を求めるために有効な方法の一つは最初の幾つかを


実際に計算してみて予測を立てることです。

まず f_1(x) を計算してみると
log t = t' log t と考えて部分積分を用いる事により
f_1(x) = x log x - x + 1

次に f_2(x) を計算してみると
t log t = (t^2/2)' log t と考えて部分積分を用いる事により
f_2(x) = (x^2/2) log x - (3/4) x^2 + x - (1/4)

次に f_3(x) を計算してみると
t^2 log t = (t^3/3) log t と考えて部分積分を用いる事により
f_3(x) = (x^3/(2*3)) log x + (3次式)

ちなみに f_4(x) を計算すると
f_4(x) = (x^4/(2*3*4)) log x +(4次式)

これらの計算から
☆ f_n(x) = (x^n/n!) log x + (n次式)
と予測できます。 

☆ がn=1,2,3で成り立つ事は計算済みです.
☆ を仮定すると ☆ の式を
x^n log x = x^{n+1}/(n+1) log x
と考えて 1 から x まで部分積分する事により
f_{n+1}(x) = (x^{n+1}/(n+1)!) log x + ((n+1)次式)
となりますから, 数学的帰納法により
1以上の全ての n に対して ☆ が成り立ちます.

さて ☆ から
f_n(x)/(x^n log x) = 1/n! + (n次式)/(x^n log x)
で, 分母の方が log x の分大きいですから
lim_{x → ∞}(n次式)/(x^n log x) = 0
です。

以上から 
lim_{x → ∞}f_n(x)/(x^n log x) = 1/n!
です。

という事で、方針をまとめると
1.小さい n について実際に計算する
2.予測を立てる
3.数学的帰納法でそれを証明する
となります。
f_1 からはじまって f_{n+1} を f_n を用いて定義する事
を繰り返して 数列・関数列を定義していく方法を
「帰納的定義」と言います。帰納的定義で設定されている問題に
対しては123の流れが王道の一つです。
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#1のかたのと逆の方法も使えるような?


logxは単調増加だからf1(x)→∞。順次fn(x)→∞。
したがってAnにはロピタルの定理が使えます。
(x^n・logx)のn回微分はライプニッツの公式を使って計算すると
定数+n!logxになります。
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