No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ESIは溶媒をイオン化させる必要があるため、イオン化しにくい溶媒である極性の低い溶媒(クロロホルム、ヘキサン、ジクロロメタン、トルエン、ベンゼン)やイオン化すると分解する可能性のある溶媒(酢酸エチル、アセトン)は使っても目的物がイオン化されません。
さらにこれらの溶媒を使用することを想定していないのでイオン源が汚れやすくなったり、最悪壊れる場合もあります。きほんてきにメタノール、イソプロパノールなどの分子量の小さいアルコール、アセトニトリル、ギ酸、水などで測定することをおすすめします。
この回答へのお礼
お礼日時:2006/12/24 08:51
回答ありがとうございました。基本的に極性溶媒でないといけないのですね。人から、アセトニトリルは使えないということを聞いたのですが、回答者様の内容からですとアセトニトリルでも測定可能だということがわかり、今後の参考になりました。
No.3
- 回答日時:
基本的にはtakes87さんのおっしゃるように誘電率が高く、同時に自分自身が反応しにくい溶媒を使います。
うちのマシン(島津製)の場合だと、デフォルトはアセトニトリル・IPA混合溶媒です。しかしながら、トルエンでやっていた先輩もいました。
普通はこういう溶媒だと出にくいのですが、その先輩の場合、有機金属化合物でアルコールなどは絶対駄目だったため、ためしにトルエンでやってみたところ、運よくイオンが観測できたようです。
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