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大気圧について調べてみると「空気には重さがあり空気に押し潰されているので大気圧が生じ、高所ほどその上方にある空気柱の高さが低くなるので気圧は低くなる。」というような説明が出てくるのですが、これは本当に正しいのでしょうか?もしこれが正しいのなら、空気柱の高さが低い家の中では気圧が低くならないといけないと思うのですがどうなのでしょうか?それに自分は高校の物理学の時間に気体の分子運動論について少し学びましたが、ものすごくたくさんの気体分子がものすごい速さ運動しておりその気体分子が何度も何度もぶつかるので圧力が生まれるというふうに習ったと思うのです。大気圧と空気柱の高さは関係しているのでしょうか?

A 回答 (2件)

正しいですよ~


家の中では空気柱の高さが低くなると考えられているようですが、実際には屋根の上下で力の釣り合いが生じています(屋根の上の空気柱の圧力と屋根の下の空気柱の圧力)

 ↓f:屋根の上の空気柱から加わる力
ーーー
屋根(厚みは空気柱に対し十分に小さい)
ーーー
 ↑f:屋根の下の空気柱から加わる力
↓↓F:空気柱が地面を押す力
ーーー
地面

よって屋根はその存在を無視できてしまうので屋根のあるなしに関係なく空気柱が地面に対し加える力は同じとなります。

次に気体分子の衝突が気圧の正体だという話は今回の話と直接の関係は無いです。
これはミクロ(微視的)に気圧をとらえたものであり、今回の問題はマクロ(巨視的)なものなので気体分子の運動まで細かく見る必要はありません(^^)

最後に大気圧と空気柱の高さの関係ですが大気圧とは空気柱が高く積み上がることにより生じる圧力なので、大気圧は空気柱の積み上がった高さに比例して大きくなります。
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>空気柱の高さが低い家の中では



ご自宅の屋根のすぐ上を人工衛星が飛びかってるのでしたら別ですが、
地表にある家の中における空気柱の高さは家の天井までのことだけでなく
屋根をこえて大気圏までの高さをいいます。

ですので家が密閉されてない限り、窓をとおして屋外と同じ大気圧が
あなたにのしかかってきます。
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