
私は、吉本ばななさん、黒柳徹子さん、
江國香織さん、稲葉真弓さん、小川未明さん
宮沢賢治さん、村上春樹さんのファンというか、
この人たちの書く本を好んで読んでいるのですが、今度、
この人たち以外の方が書いた本も読んでみようと思うので、
皆さんおススメの作家さん、本を教えてください。
上に書いた方の本でも、私が知らない面白い本が
あるかもしれないので、あったらぜひ教えてください。
本を紹介してくださる場合は、次のことを守ってください。
★作者名、本の題名、出版社名を必ずお願いします。
★簡単でいいので、あらすじを少し書いて頂けると嬉しいです。
★ホラー、サスペンス系、下品な内容のもの、
グロいものは苦手なので、そういった表現があるものはやめてください。
★高校生なので、年齢制限がないもの、
あるとしても、15禁くらいの本をお願いします。
以上のことを守っていただければ、あとはなんでもいいです。
エッセイでも、小説でも、ギャグ系でもシリアス系でも…
あと、通学の電車の中で読むことが多いので、
持ち歩きがしやすいように、なるべく文庫化されてるものをお願いします(ハードカバーでも、勿論OKです)
よろしくお願いします。
No.10ベストアンサー
- 回答日時:
個人的にはそれほど好きというわけでもないのですが、sumirekodemariさんの好みに合いそうだなと感じたのは、小川洋子さんです。
とりあえず、僕が読んだ2冊をご紹介します。
・『薬指の標本』(新潮文庫)
<あらすじ>
古ぼけたアパートにある「標本室」。そこは、あらゆる物や思い出を封印し、標本にしている場所。清涼飲料水の工場を辞めて仕事を探していた「私」は、事務員募集の張り紙を見てそこで働くことになる。
・『密やかな結晶』(講談社文庫)
<あらすじ>
ある日突然、人々のナカから消え去ってしまうモノたち。人々はやがて何をなくしたのかさえ、思い出せなくなってしまう。小説家の「私」は、消失したモノの記憶を持ち続けられる一人の男性を秘密警察から匿うことになり……。
勝手におすすめするとしたら、連城三紀彦さんです。
とりあえず、直木賞受賞のこの短篇集からどうぞ。
・『恋文』(新潮文庫)
<あらすじ?>
表題作をはじめ、『紅き唇』,『十三年目の子守歌』,『ピエロ』,『私の叔父さん』といった5つの短篇において、それぞれ色んなカタチの「恋文」が登場します。特に、『紅き唇』と『私の叔父さん』は秀逸。しびれます(笑)。
お礼が遅くなってしまってすみません。
わたしの好みに合いそうなものを紹介してくださって…
好きな作者から推測されたのでしょうか?
わざわざありがとうございます。
「密やかな結晶」の粗筋に惹かれたので、まずこれから読んでみようと思います。
No.9
- 回答日時:
高校生であれば
夏目漱石『こころ』(新潮社/岩波書店)はおすすめですよ。もしかしたら学校でやったかもしれませんが、親友から奪った恋人と結婚するものの、親友の自殺によって罪悪感に苦しむという三角関係のお話ですが、とにかく文章が美しいのでおすすめです。村上春樹の『ノルウェイの森』にちょっと似てるかもしれません。
ユゴー『レ・ミゼラブル』(新潮社/岩波書店)もおすすめです。一片のパンを盗んだが故に投獄された主人公ジャン・バルジャンが心優しき司教に出会って改心し、慈悲に満ちた一生を送る物語です。
私も高校生だった頃にこの本を読んで、今は亡き本田美奈子さんも出演していたミュージカルを観てボロボロ泣いた思い出があります。かなりおすすめです。
恩田陸『夜のピクニック』(新潮社)あたりは同年代ということで共感できるのではないでしょうか?
高校生活最後の行事「歩行祭」を舞台に繰り広げられる青春ものですが、こんな高校生活送れたら最高だな~と思ってしまいます。
高校生ってなんだかんだで結構忙しいせいか、私の場合、本を選ぶ時に妙な直感が働いていい本にめぐり合うことが多かったです;^^ 質問者様もいい本と出会えるといいですね。
たくさん紹介してくださって、ありがとうございます!
夏目漱石の「こころ」は読んだことないですね。
というか、漱石自体あまり…小学校4年のときに兄の本棚にあった「吾輩は猫である」の最初の2ページだけ読んで挫折した記憶が…(汗)
それ以来、漱石は”千円札の人”というイメージだけだったのですが、これを機に読んでみようと思います。
「レ・ミゼラブル」って、「ああ無情」ですよね?
小6のときの国語の教科書に載ってました。
結構、面白かったと記憶してます。でも、教科書に載るのは作品の中のホンの一部だろうから、今度は本格的に読んでみようかな。
「夜のピクニック」は、アマゾンで見たのですが、結構評判もいいですし、高校生の物語ということなので興味はかなり湧いてます。
直感でいい本に巡り会えたら幸せですよね^^
わたしの場合、直感で選ぶとハズれます。すぐ古本屋行き(苦笑)
わたしの本の選び方は、一度読んで面白かった人の本を買ってるって感じですね。たとえば黒柳徹子さんの本の場合、家にあった「窓際のトットちゃん」を読んで、面白かったから黒柳さんの書いたほかの本も読んでみようって、感じで…
No.7
- 回答日時:
★あさのあつこ「バッテリー」
I~VIまで出ています。
今度映画化もされるとか…
舞台は中学校の野球部。
中学生離れした剛速球を投げる(でも性格は最悪)主人公巧と、その女房役の豪を中心に話が進んでいきます。
巧は他人が嫌い。それも、自分の考えを押し付けてくる人が大っ嫌い。そのためクラブの顧問、先輩ともぶつかりまくりです。
豪は知識豊富なキャッチャー。若干わがままな巧にも飄々とついていく度量の大きさを持っています。ただ彼の不幸は「巧と会ってしまったこと」彼の球を見て、それを受け、豪はその球の虜になってしまいます。バッターとの勝負なんか関係ない、巧の球が受けれればいい…。それがゆえ、彼は悩み続けることになります。
対する巧も、全力で投げ込めるキャッチャーが豪だけという状況で、煮え切らない豪にいらいらしたり、逆に豪に自分のキャッチャーをやらせていていいんだろうかと自問自答したり…
と、この作品を一言で言うなら「葛藤」です。自分の置かれた状況に苦しみながらひとつひとつ中学生なりに答えを見つけていく。そういった心情描写が素敵な作品です。
出版社はわかりません、ごめんなさい。
ありがとうございます。実は、バッテリーは本屋で何度か見かけていたのですが、興味がわかず素通りしてました。でも、この回答を読んですごく興味がわいたので、読んでみようと思います。
No.6
- 回答日時:
村上龍氏の「69(シックスティナイン)」(集英社)、「コインロッカーベイビーズ」(講談社)がお勧めです。
とにかく面白くていっきに読めます。
本当は最近読んだ、町田康氏の「告白」という小説が大変面白くてお勧めしたいのですが、内容が高校生には刺激が強いかも・・・。
二作も紹介してくださって、ありがとうございます。
「69」、アマゾンで見てみましたが、なんかすごく明るい感じの表紙ですね。レビューも好評ですし…
「コインロッカーベイビーズ」上下二巻なんですね。時間はかかると思いますが、がんばって読んでみたいと思います。
「告白」は、じゃあ…大人になったら読みます(笑)
No.4
- 回答日時:
山崎豊子の『二つの祖国』をお勧めします。
『大地の子』『白い巨塔』『華麗なる一族』など
ドラマの原作になった小説を数多く書いています。
『二つの祖国』も大河ドラマ『山河燃ゆ』として放送されました。
日系2世の新聞記者である賢治は第二次大戦にともない
家族とともに強制収容所に収容される。
アメリカに対する忠誠テストに背くも、
一人でも多くの日本兵を救うべく
語学兵として太平洋戦線にでることなる。
一方、生き別れになった弟の忠は
日本兵として泥沼の太平洋戦線にあった。
兄弟は敵として戦場でまみえることとなる。そして…
というのが前半の山場でしょうか。
物語は日本の敗戦から東京裁判へと怒濤のごとく進みます。
涙無くしては読めません。
ありがとうございます。山崎豊子さん、「二つの祖国」ですね。
今度、さがしてみます。泣けるもの大好きなので少し、難しそうですががんばって読んでみます。
No.3
- 回答日時:
こんにちは、私も同じ高校生です^^
おすすめの本はたくさんありますが…
『さくら』西加奈子著 小学館
飼い犬サクラと大学生の僕、父さん、母さん、妹のミキ。あるちっぽけな家族に起こったひとつの奇蹟が、ある美しいひとつの曲を、強く、やさしく立ち上げる。
と、アマゾンには書いてあったのですが・・・
読み終わったあと、「家族っていいなぁ」と思いました。心がほっとします。大学生の僕が幼少時代から今に至るまでの、兄との思い出とかを語るのですが、その兄というのが素晴らしい人で、言ってみればヒーローのような、何でもできる人です。ちょうど、同じくらいの年頃の話なので、共感できることも多々あります。
何か、わかりにくくなってしまいました;;
でも、為になる本です。読んでみてください^^
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
私のお勧めは、「白い巨塔」という小説です。新潮文庫で1-5巻まで出ています。舞台は、関西の一流国立大学である「浪速大学医学部」。患者のための医療を模索する内科の「里見助教授」と、出世のためにいどんな手段も使おうとする、外科の「財前助教授」を軸にして物語は進みます。だいぶ前に書かれた小説ですが、医療をテーマにしたもので、現代にも当てはまるところが多いです。学部内でも医局の違いによって起こる意見の違いや権力闘争など、すさまじいものがあります。
これは、何年か前にフジテレビのドラマにもなりました。そのときは、財前先生を「唐沢寿明」,里見先生役を「江口洋介」さんが演じていました。難しいかもしれないので、時間のあるときにじっくりと読むのがいいと思います。
「白い巨塔」ですか、読み応えがありそうですね。
夏休み当たりに図書館で借りて、(5巻全部買いそろえるのは大変そうなので…)じっくり読んでみたいと思います。
ありがとうございました。
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