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アドラー心理学がいまの若者と子供の悪意的な現象を説明しているような気がしてなりませんフロイト理論では違和感を感じるしユング理論では漠然としていて真を突いてないような気がします。以前はそんなことを思わなかったのですが最近アドラー理論を見てみてぴったり来るのです。もっとアドラー理論が知りたいと思っています。アドラー心理学に詳しい人の意見を聞きたいです。

A 回答 (1件)

詳しいわけではありませんが私見を交えて少し述べてみます。


彼はフロイト直門の弟子の一人でしたが、フロイトが幼時性感を強調しすぎることに反発して後に「個人心理学」を創唱した人物ですよね。
また、劣等感(Inferiority complex)というのは彼の造語でもあります。

ご質問のケースで述べてみれば、
子供が劣等感を持つのは性感云々ではなく、彼らが小さくて弱いからだ、ということだと主張したわけです。
つまり、(他からの刺激による)無意識的なエスの歪みではなく、個人の自我の問題であると捉えたということでしょう。
大人(主に両親)が可愛がらなかったり、無視したり、馬鹿にしたりすると劣等感が歪み、結果として優越感を得ることでその補償を得ようとする。
意識的に補償を得ようなどと考えるわけではありませんが、目的の無い事柄にエネルギーが向かうことになるので、単に反抗したり暴れたりしているように見える、ということでしょう。

親の対処が影響するという点はフロイトの場合も同じだと思いますが、
リビドー(性的欲求)が不適切な抑圧を受けることになるので(無意識としての)エスが歪み、その歪んだ情報を引き受けて自我が実行してしまう、などと説明するのかもしれません。

意識(自我)に重きを置くか、無意識(エス=本能)に重きを置くかという違いはありますが、
いずれにせよ、抑圧によって崩された拮抗を再構築し直そうという、生命力の必然的作業であることに変わりはないだろうという気がします。
 
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