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ある人は、水、メタノールはシリカを溶かすため、使用してはいけないといいます。エタノールならとけないし、極性も十分高いと聞きます。
シリカカラムで使ってはいけない溶媒はあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

3年ほど有機化学をやっていたものです。


使ってはいけないわけではないと思いますが、あまり沸点の高い溶媒は使わなかったです。分離した後は濃縮しますからね・・・
メタノールは使ってますよ、ただし100%ではなくクロロホルム:メタノール=20:1とか、混合溶媒で。
水は高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で、しかも逆相のときだけでしたね、つかうのは。
実際使ったり、ほかの人が使っていた溶媒は、ヘキサン、メタノール、クロロホルム、ジクロロメタン、エタノール、エーテル、ベンゼン、酢酸エチル、アセトン、こんなカンジでした。
これらを必要に応じて組み合わせて混合溶媒にしましたよ。
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水、メタノールを禁止されているということは順相のカラムを使用されているということですね。


私がそれと同じタイプのカラムを使用した際には、酢酸エチル以上の極性の溶媒は流さなかったです。エタノールって大丈夫なんですかね…
要は極性の問題なので、エタノール以下の極性の溶媒なら問題ないのではないでしょうか。
あ、あと、間違っても溶媒を塩基性にしないことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。溶媒を塩基性にしないとのことですが、酸に弱いものを分離するとき、トリエチルアミンなどを若干入れて、塩基性にするというプロシージャーはあると思うのですが。

お礼日時:2007/04/21 23:12

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