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アニメ「天空の城ラピュタ」の一場面で、
蒸気機関車の蒸気が車両の下から出て横に噴出する場面がありました。
悪者が主人公に発砲しようとしたところを車掌がスイッチを引いて、これで止めまていました。
蒸気は煙突から出るばかりでなく、他からも出るようになっているのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

こんばんは、自分は小さい頃蒸気機関車に乗ったことが有るので、動く仕組みは知っています。

上からは煙、下からは蒸気です。
いいサイトを見つけました、どうぞご覧ください。何度も何度もクリックしなければ、次に進まない所も有るので頑張ってね!!。
サイトはこちら  ↓      ↓

http://www.mtm.or.jp/uslm/dictionary/
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えーっと、おそらくあまり蒸気機関車の構造をご存じないんですね。

仕方ないか、本物を見る機会すらないもんなあ。わざわざ見に行くのはマニアだけか。

蒸気機関車は、石炭を焚いて(石炭でない場合もありますが)お湯を沸かすことで動力を得ます。お湯を沸騰させて、出た蒸気を車輪につながれたシリンダーの中に送り込むんです。そのことによって、ピストンが押されて車輪を動かします。この繰り返しをすることによって、車輪の回転力が生まれ、動くわけです。
シリンダーは車輪に直結するわけですから、車体の下部に設けられています。したがって結論を言いますと、蒸気は原則的に下からしか出ません。
自動車のエンジンの構造は分かりますか?あれはシリンダーの中で燃料を気化した期待と空気を混ぜて燃焼させ、その膨張力を往復運動に変え、さらにその往復運動を回転運動に変えているわけですが、その混合気体の役割を蒸気に置き換えて考えれば分かりやすいと思います。
自動車のエンジンがシリンダーの中で燃焼を起こしているため「内燃機関」と呼ばれるのに対し、蒸気機関はシリンダーの外で燃焼させているため「外燃機関」とも呼ばれます。
ラピュタは見たことがないですが、蒸気機関車を停めようと思えば、シリンダーに送られるべき蒸気を外へ逃がせばいいということになりますから、おそらくそのレバーでも引っ張ったんだと思います。これをすると機関車の両サイドへ蒸気が勢いよく噴出することになります。
あともうひとつ蒸気の出口があるとすれば汽笛ですね。あれは笛に蒸気を送り込んで鳴らしています。

煙突から出るのは燃料(石炭)を焚いたときに出る「煙」であって蒸気ではありません。
言葉で説明するのは難しいのですが、ご理解いただけたでしょうか。
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蒸気機関車の細かな事はわかりませんが実際走ってるところ見れば


でてるのわかりますよ
子供用のビデオなんかによくあるのですが・・・
参考までにたまたま見つけたHPの写真です↓
http://www.asahi-net.or.jp/~fd6k-sdok/sl23/no.01 …
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 蒸気は煙突から出るのが一般的なイメージですが、実は蒸気は主に車輪の前に在る、ピストンに送って車輪を動かしているのです。


 よって、車輪の横から蒸気を逃がす仕掛けが在って、これを操作して横に噴出したのです。

 では、何故煙突の上から出ていると人は思い込む様になったかというと、煙突から出ているのは石炭を燃やした煙で、煙突の後ろに警笛を鳴らす蒸気溜めから排出するから、煙突から出ていると思うようになったとい考えます。
 もうひとつ、ピストンの前にある蒸気を逃がす仕組みは何か考えて見ましょう。
蒸気機関車が走る場合は、蒸気でピストンを動かして車輪を回しますが、止まる場合に蒸気を止めて機関車の車輪を止めるために、蒸気を噴出させているのです。

*蒸気機関車の力強さを感じる噴出場面ですよネ!!
*昔はカメラを持って蒸気機関車を待ち受けて写真を撮ったものです。
 
 
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ぜひ、その目で確かめに山口におこしください。


津和野駅ではSLの方向転換も見れます。
新山口と津和野間では車で並走できるとこもあります。
ほんとにアニメとそっくりです。
アニメがそっくりなのかな?^^:
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No2 さんが細かく説明してくれてますが、もうちょっと付け加えますと、蒸気機関車は、出発前に車輪の辺りから横に蒸気を噴出します。


普段走ってる時にも蒸気は出てるのですが、この時は、周りが真っ白になるほど激しく噴射します。

この作業を「ドレインを切る」と言います。
蒸気機関車を動かしてるのは、蒸気機関車の前の方について車輪につながる棒が出てる部分で「シリンダー」と言い、この中に蒸気を送り込んで動かすのですが、停車中や、特に朝一番で動く時などは蒸気が冷えて水が溜まってます。

その為、この水を抜くためのドレインバルブというのが必ずついていて、これを機関室から操作して開けると蒸気と一緒になって中の水が噴出します。
ものすごく真っ白いのが大量に出るのは、この溜まった水と蒸気が一緒に噴き出すからです。

車掌がやったのは、このドレインバルブを開いたのですね。
当然ですが、走る前に水を抜く為の操作なので、走ってる最中にやると、その間、動力がなくなります。

それから、脱線しますが、煙突の中にも少しですが蒸気を噴射してます。
これは一緒にボイラーの排気ガスを巻き込んで外に吸い出す事で、ボイラーがよく燃えるようにするためです。
なので寒い日や湿度の高い日などは煙突からも白い蒸気が見られる事があります。
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 皆さん思い切り間違えてますね。


 蒸気機関車は左右のピストンに蒸気を送って動力を得ているわけですが、廃蒸気は煙室(機関車トーマス言うと顔のある部分が煙室扉)に誘導され、そこからエントツに向けて排出されます。
 蒸気機関車はトンネルなどがあるため、火室(石炭を燃焼させるところ)に比べて煙突が高く取ることが出来ません。それで煙室から煙突に向けて廃蒸気を噴出させることによって、強制的に上昇気流を作り石炭の黒煙を排出させているのです。
 ではピストンの下部から蒸気を排出するのはウソ?でもないのです。
 停車時間が長かったり、外気温が低い場合、ピストンが冷えてピストン内の蒸気が凝結して水に戻ってしまいます。(これをドレン水と呼びます)水は液体でので圧縮できませんので、発射時にドレンコックを捜査して、ピストン内の湯水を排出します。
 記録映像などで、ホームから発進する蒸気機関車のピストン辺りから派手に白煙が上がっているときがあります。特に冬場の発進にドレンコックの操作は欠かせません。
 ラピュタのあの場面は機関士がドレンコックを操作して蒸気を噴出させたのでしょう。
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過去ログでは解決しませんでしたか?



参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2935526.html
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蒸気機関車の蒸気は煙突以外に、他からも出ます。


車両の下側ですと、シリンダケースの下からも出す事ができます。
蒸気機関車の車輪をつないでいる棒を先頭にたどっていくと、この棒が入り込んでいる部分がありますね。
この部分がシリンダケースです。
シリンダケース内にはピストンがあり、このピストンの部分に水がたまると都合が悪いので、たまった水を排出するために蒸気の力を借りて、外へ追い出します。
これを「ドレイン」と言います。

シリンダケースからドレイン操作で下回りが水蒸気に覆われると言ったことは実際の蒸気機関車でもよく目にする印象的な光景ですので、アニメに採用したのではないかと想像します。
特に出発時や、運転中に惰性運転から再度パワーをかける時などに威勢よく吹き出されます。
なお、実際に蒸気機関車が引っ張る列車では、客車に乗っている車掌が蒸気機関車を直接止めるスイッチはありません。

ちなみに、シリンダを動かした後の蒸気のほとんどは、煙突から出て行きます。
これは煙突から水蒸気を排出する事で、ボイラ内の運転席側から煙突側へ(要するに後から前へ)の方向の空気の流れを作る事が目的です。
石炭は酸素がなくては燃えませんから、石炭が燃えている部分(火室といいます)に新鮮な空気が供給されるようにしているわけです。
煙突から出る黒い煙は、石炭の不完全燃焼で出る煙で、うまく燃えている時に煙突から出る白い煙はほとんど水蒸気です。
そのほか、圧が高すぎると「安全弁」が開いて蒸気を逃すようになっていますが、これは通常ボイラの上側に付いています。

失礼ながら、ラピュタを見た事がありませんので、アニメでどう描かれているかよくわかりません。
今回は、実際の蒸気機関車について回答いたしました。
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