幼稚園時代「何組」でしたか?

来日10年目の外国人です。
来日前から、日常会話は問題ないぐらい日本語を理解していましたし、今はビジネスの場でも
言葉の壁を感じることはほぼありません。しかし、今の仕事は言葉以外の面でいろいろと負担を感じています。
仕事は、日本の大手企業にITソリューションを提供するもので、海外企業の日本支社です。

私の専門分野の特性上、個別企業のみならず、業界全体の共通の取り組みにもかかわることが多く、業界団体や経済産業省の会合に、会社代表として参加するようになっています。

参加者は、主要企業の課長クラスが多く、私(30代前半)より年上の、30代後半から40代の方が多いです。なんとか日本の業界地図は理解するようにはなりましたが、あまりにも多くの企業やそれぞれの利害関係や思惑、日本のビジネス現場の不合理なところと、それに係わる利権を失いたくない業界団体の存在、政府主導のプロジェクトにおける特定企業との癒着、国としての建前論で、本来の趣旨から大きくはずれてしまうプロジェクト、そしてその中で動くお金、「日本の特殊性」に拘る人々など・・・とてもついていけないと感じることが少なくありません。

会議で決まったことがいつの間にか方向性が変わっていると思ったら、幹事会の飲み会の席でいつの間にかそう決まったとか、某団体から無言の圧力があったとか、現状とはまったくかけ離れて書類の形式論にだけ執着する国の委託事業のあり方など、「何かすっきりしない」と常に感じながら仕事をしなければなりません。意見の食い違いでもめると、論理的な結論を出すよりもその場しのぎで「○×協議会」で決めようと後回しにされて、いつまで経っても決まらないし、ものすごい数の委員会、分科会、ワーキンググループ、協議会が出来たり消えたりして、結局同じ顔ぶれが集まることが多いけど、今日は○×の立場で話すとか、なんですべてややこしくするのが好きなのか?と思ったりします。日本の国会での議論もこんな感じかなと思ったりします。

業界会合に参加している人はみんな理解しているかと思うと、どうもそうでもないみたいだし、私が他のみんなより若いし、日本の利益を代弁しないし、日本の現状の理解が浅い外国企業の外国人ということで、情報が回って来ないのかと不安に感じたりする毎日です。

要するに、業界団体の動きをいち早く把握し、それに対応するシステムを開発することと、その業界団体で私の会社や顧客の利害を代弁すること、その中で政府の委託事業があったら獲得することなどが私の仕事ですが、目的がはっきりしたプロジェクトの実務の方が気が楽です。

こんな状況の私ですが、何かアドバイスをいただけるのでしょうか。

A 回答 (3件)

日本でビジネスを行っていくという考えであれば日本の商慣行などに順応していくという必要性はありますが、外国企業からみれば不透明な面があるというのは否めないと思います。


日本がグローバルリーダーとしてやっていく考えであるならば、こういった不透明性は改善していく方向でないと、世界ビジネスはすごい早さで動いている中で、日本だけが八百万の神々の国だからと言っていれば、わけがわからない国だと、パッシング(無視)されるのがオチです。日本の文化は文化として尊重すべきではありますが、八百万の神々の国は世界では通用しなく、寧ろビジネスの観点から考えると、日本の機会はますます減っていくということは覚悟しておいたほうがよいと思います。
私自身も外国企業と仕事をしていますが、やはり日本は難しい、わかりずらいということはよく言われます。外国からの投資も他の先進国と比べ極端に少ないのはそれを反映した一つであります。
そういったわかりずらさは日本として変えていく、透明性の高いビジネス環境を日本国内に作っていく必要はあります。日本が世界のリーダーであるべきと考えるのであれば。
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日本という国は、古来より「八百万の神々の国」といわれ、沢山の神様に守られた国でその国民は、様々な考え方、思想の入り混じった国なのです。


日本人の一般家庭を見てください。
神棚(神教)と仏壇(仏教)を祭っています。
極端に言えば、キリスト教徒と回教を一緒に祭っているのと一緒なのです。
日本以外の国では、絶対にありえない現象がこの国には、存在しています。
良く言えば何事にも「寛容」な国民性なのです。
また、礼節を重んじる国民性も日本の歴史から作られているのです。
それに慎重な一面もあります。
そのため、相手の正体や出方が分からないと、進んで出るという事がすくないのです。
結論が出ない会議を「小田原評定」と言います。
質問文から貴方は、まだまだ若い方と見受けられます。
焦らずに様々な人々い会い、見聞を広めながら取り組みましょう。
信義礼節を大事して一生懸命、仕事をすれば道が開けていくはずです。
ご参考まで
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まず、こういうサイト上であっても、自分で立てた質問に関しては「お礼」を書くことではないでしょうか。


アレコレ不平不満を並べる前に、何でもアリの合理主義よりも礼を尽くすことを美徳とする日本文化をもう少し理解するところからスタートしてみましょう。
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この回答へのお礼

確かにここでのお礼を怠ったことも、このサービスを頻繁に利用しないとはいえ、私の落ち度だと思います。こういう「まめなところ」の欠如が、私の業界での付き合いを難しくしているかも知れません。ご指摘ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/18 18:10

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