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可愛いアクセサリーでもハンカチや子ども向け?の扇子のようなものでも・・・ウサギはウサギだけ、
桜は桜だけ・・・あるいは他のものと一緒にデザインされていることはありますが、
ウサギ&桜は、いろいろなところで一緒に使われていますが、これは何か理由がありますか?

A 回答 (1件)

日本の伝統的な「きもの」の柄は季節と結びついた約束事があります。


例えば梅の柄は早春、かきつばたは初夏、萩は夏の終わりから秋の初めといったようにモチーフと季節の取り合わせが決まっています。
秋に桜の柄の着物を着るのは本来の日本の美意識では見苦しいこととされます。

ところが異なる季節のモチーフを組み合わせた柄だと少しは融通が利きます。「四君子」といって梅・蘭・竹・菊を組み合わせた柄は年中使用できるものとして重宝されてきました。

これと同じで、桜とうさぎの組み合わせも、桜だけに比べると使える季節が長くなります。桜は春の花ですが、うさぎは「月に兎」の連想で秋にも可。俳句の季語ではうさぎは冬のものなので冬にも着られます。秋から春までの長い季節に使える便利な柄なのではないでしょうか。可愛さと上品な雰囲気を兼ね備えているので幅広い年代の人に似あいそうなところも人気の理由でしょうか。

もちろん近頃は以前ほど季節と柄の関係を気にしなくなってきていますので、「兎に桜」はもちろん、「雪の結晶」や「菊」の柄のゆかたや扇子も売られています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
桜柄が好きで、色々なグッズを集めているのですが、なぜかウサギと一緒にモチーフになっているものが多くて
疑問に思っていました。
どちらも可愛いもので、和みますが、理由が何となく分かった気がします。

お礼日時:2007/06/17 10:24

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