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低脂肪乳についての質問です。
加工せずに、牛から低脂肪な乳を直接搾乳することはできないのでしょうか?

牛にも比較的脂肪の多い乳を出す期間があったり、牛によってさまざまだと思います。

加工せずに低脂肪牛乳を取り出すことができるのではないかと思いました。
こうすることによってメリットがあるのかわかりませんが・・・。

何か意見がありましたら、よろしくおねがいします

A 回答 (3件)

生乳取引の基準脂肪率は、バター生産が盛んであった時代の名残です。

暑熱、牛舎の環境管理、粗飼料の多少、遺伝的形質の違い、乳期の進行で脂肪率は変化します。特に前3者の影響は大きく、現実にアジア、中近東では2.5%の飲用乳が販売されております。提案の低脂肪乳ですが、現在の3.5%では無く3.2%程度であれば5月から9月までの期間、無理なく生産は可能です。ご存知のように、かって、夏季限定、地域限定で基準脂肪率を引き下げる提案も、日本でありました。その後、広大山本教授らの研究で夏季の管理法が解明され、また飼料給与技術の精密化、開放式牛舎の普及から現在夏季でも高い脂肪率が維持できております。牛乳脂肪が肥満を招くとのやや誤った消費者の反応を受け、まずい低脂肪乳が普及していますから、風味が変わらずカロリーがやや低い牛乳が好感を持たれるならば、低脂肪率の牛乳の生産は可能です。飲用乳の選択肢を広くする意味では市場性はあるかもしれません。
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この回答へのお礼

とても丁寧な回答ありがとうございました!!とてもさんこうになりました。

お礼日時:2007/07/07 09:45

 生乳の取引基準は乳脂肪分が基礎になっています。

昭和62年度の保証乳価算定のときに従来の3.2%から3.5%に変更された経緯があります。
 また、乳等省令を確認しても、生乳の規格には、乳成分は項目としてありませんので、省令上の低脂肪乳の乳脂肪分 〇・五%以上 一・五%以下の生乳が生産できればそういう形で供給できる可能性はあると思います。実際には、個体別にみてもそこまで低い牛はいないかな。
 ただ、低脂肪乳を生産する過程で派生する生クリームには様々な用途がありますし、原油の精製過程を想定していただければ理解しやすいと思いますが、成分が安定した一定の規格の生乳から様々な乳製品を樹形図のように生産したほうがコストは安くなります。
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この回答へのお礼

なるほど・・・・。
丁寧な回答ありがとうございます!!

お礼日時:2007/07/08 18:15

成分調整すれば表示は加工乳になります


法律上の表記義務から無理です

http://www.pref.shimane.jp/section/kenmin/shohi/ …
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