昨年の9月に会社を立ち上げ、来月末で第一期目を終えます。(社長一人の会社です)先日、税理士と現在の財務状況を確認したところ、約200万近い税金を納める試算となりました。
もちろん、きちんと納めるつもりではおりますが、200万ものお金を黙って差し出すのは庶民の感覚としては抵抗があります。。
そこで、税理士から損金算入できるものとして■個人の車を会社に売却する■受け取りを法人とした生命保険をかける(将来の退職金に備えて)etcの提案を受けました。
生命保険は、会社の将来を考えても悪くない方法だと思うので取り入れる方向で検討しています。
社用車は、二期目に入ってから、新たに新車を購入する予定です。また、30万円以下の機器を今期中に購入することも考えましたが、今のところ一通り揃っている状態です。
他に、何か合法的で会社のためになるような節税方法はありますでしょうか?
*今後の会社の方向性としては、上場は全く考えておりませんが、今よりは事業規模を大きくし社員の雇用も予定しています。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
>変な話、今後決算時において10万円でも黒字が見込めるのであればこのような保険に加入しておいたほうが良いという理解でOKでしょうか?
一度保険を使って節税をされた経験のある経営者は、「黒字→保険」という発想になってしまいがちです。
しかし、保険は入ればおしまいではありません。
その後、プランどおりに払い、解約することによって、予定通りのメリットが享受できます。
今後何らかの理由で業績が悪化し急に解約をすることになったり、税務上の取扱いが変わったりすると、結果的に持ち出しとなり、ただ預金していた方が良かった、ということになる可能性もあります。
私が自分のクライアントによくお話しするのは、「もし、持ち出しになったとしても、その保険の保障内容が会社にとって意味があるかどうか」をよく考えて決めてください、ということです。
中小企業の場合、経営者に万が一のことがあれば、存続すら危ぶまれる会社も少なくありません。そのような危機に備え、会社が保険に入る、というのはいたって合理的な判断です。その上で、さらに節税もできる、という程度に捉えられておくとよいのではないかと思います。
これはあくまで私の個人的な意見です。ご参考まで。
再び、ご回答ありがとうございます。
「しかし、保険は入ればおしまいではありません。
その後、プランどおりに払い、解約することによって、予定通りのメリットが享受できます。」
私が考えあぐねているのが、marronmamaさんがおっしゃっている上記のことです。
たまたま第一期目で黒字決算になったからといって、高い保険料を設定し後にそれが経営を圧迫するようでは本末転倒ですよね。
ですので、昨日、保険プラン表を見て今後少なくとも4年間黒字でいけそうであれば、節税+積み立てという予定通りのメリットを享受することができることがわかった次第なのです。
個人的な意見でも、非常に参考になりました。
ということで、こちらで〆させていただきます。
皆様、ありがとうございました!
No.3
- 回答日時:
保険についてですが・・・
>受け取りを法人とした生命保険をかける(将来の退職金に備えて)
将来の退職金に備えて、ということですが、ご検討されているのは逓増定期保険でしょうか?
(逓増定期保険でない場合は読み飛ばしてください)
逓増定期保険については、税務上の取扱いが見直される方向で国税庁が動いているようです。
節税対策の保険に入られる場合、保険会社からTaxメリットを含んだところでのプランが提示されると思いますが、今後、税務上の取扱いが変わった場合、プランどおりのメリットが享受できない可能性があります。
参考URLにもあるとおり、一部の生保会社では、商品の販売を停止しています。
顧問税理士さんにこの点をよく確認されてから入られた方が宜しいかと思います。
参考URL:http://www.e-hoki.com/tax/taxlaw/3749.html?hb=1
この回答への補足
昨日、保険会社の担当者と打ち合わせしてきました。
私の勘違いで、検討している保険は逓増定期保険ではなく長期定期保険(半分が損金算入可)でした。
約100万/年の保険料でプランを作っていたいただいたところ、4年目で効果が現れることも分かりました。
後は、今後の収支予測と保険料をいくらに設定するかということで再度検討しています。
変な話、今後決算時において10万円でも黒字が見込めるのであればこのような保険に加入しておいたほうが良いという理解でOKでしょうか?
ご回答ありがとうございます!
検討している保険は、まさにこの逓増定期保険と呼ばれているものです。私も昨日調べていたところ、損金算入の額が縮小されるかもしれないということを知りました。
本日夕方、保険担当者と会うのでこの点についても聞いてみます。
ご心配頂き、本当にありがとうございました!
No.2
- 回答日時:
まずは黒字決算、おめでとうございます。
その気持ちはよくわかりますよ。
さて、個人の車の購入についてですが、こちらは慎重に考慮した方がいいと思います。
購入すると一気にキャッシュが抜けてしまいますが、車は減価償却の対象です。今、購入しても2ヶ月分の減価償却費の恩恵しか与れません。(節税効果が大きさが疑問です)
長期的な資金繰りを考慮して購入してください。
保険金はナイスだと思います。
もちろん掛金全額が費用になるとは限りませんが(積立金と費用に分かれると思います)、積み立ての保険なら資金繰りが悪化した際に解約することでキャッシュが戻ってくることが魅力です。
今から(月払ではなく)年払契約にすれば費用として落とせる額も増えます。中期的キャッシュに余裕があるようでしたら、税理士先生と相談の上、実行してみてはどうでしょうか?
とはいえ、設立間もないですし、規模を大きくして、従業員を増やすようでしたら、多少の税金を払ってでも内部留保に力を入れたほうがいいような気もします。
ご回答ありがとうございます!
社用車は、希望する車の納期が決算後となってしまうため、二期目から6年かけて減価償却ということで理解しています。個人の車はそのまま個人で乗り続けます。(今期の節税効果はゼロ)
また、保険は税理士から「社長の年齢から考えて1/2が損金になるタイプの年払いがおススメ」と聞いています。さっそく懇意にしているセールスマンと打ち合わせをする予定です。
従業員については、現時点で2名の業務委託者(本人の希望により正社員ではありません)のめぼしがついており、開発費として来期中に250万程度のコストがかかる見込みです。
いづれにしても目の前のお金(節税)ではなく、長期的に支払いが可能な額を念頭においてもろもろ考えてみます。
「木を見て森を見ず」にならないよう気をつけないと!
No.1
- 回答日時:
会社のためになる節税…ということですが、無理な節税は資金繰りを悪化させるだけで必ずしも会社のためになるとは限りません。
今後の事業規模拡大に係る経費や社員募集等の経費を使われるのであればためになるでしょう。また、人が増えればそれなりに必要なものも出て来ると思いますので、それらに先行投資する形で経費を使うのであればいいのかもしれません。ただし、経費を使うことはそれなりの資金が出て行くことになりますし、次期以降の支出も馬鹿にならないことを考えると税金を減らすための支出を増やすより税金を支払って内部留保を増やしたほうがいいかもしれません。また、税理士に聞けばいいことですが、役員給与加算があるのであれば、他人の株主なり役員を期末までに増やして加算の適用除外にしてしまうのもいいかもしれませんね。早々にありがとうございます!
やはり、第一期目ですのでヘタに小細工はせず(する知識も乏しいですが)税金を差し出すのが賢明なのかもしれませんね。
しかし、知ってはいましたが、法人税というのはめちゃくちゃ高いんですね。。約200万という数字を聞いたときは、固まってしまいました。来期は私の給与ももう少し上げるつもりではいるのですが、そうすると所得税やら住民税もUPするし。。
雇われサラリーマンのほうがどんなに気楽だったか...。
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