衆議院任期満了選挙はなぜないのか？

衆議院議員の任期は４年となっていますが
なぜ任期満了選挙はほとんどないのでしょうか？
首相は解散権という伝家の宝刀を抜かないと
示しがつかないのでしょうか？
与党が前回選挙で多くの議席を獲得した場合などは
任期満了までやったほうがいいと思いますが

No.2 回答者： tanuki4u 回答日時： 2007/07/19 12:32

政権党である自由民主党の総裁選挙と衆議院の選挙とが連動していないからです。

権力者が権力を握るには「戦いに勝つ」事が必須です。
自民党の総裁選挙で勝った総裁は自動的に首相になれるのですが、前総裁の元での選挙結果での議員配分になります。派閥レベルに於いて。
党内での権力基盤を強固にし、国会でも優位に立つためには、自分の手で選挙をする必要があります。
※極端な話、自民党が議席を減らしても、自分の派閥が増えればOKです。
田中角栄の時までは、総裁＝幹事長（選挙の現場監督）＝官房長官（内閣の現場監督）が同一の派閥に握られていたために、自らの手で解散することは、幹事長を通じて、各選挙区での候補者選びから、選挙資金配分まで自由にできることになり、派閥が太ります。
自由民主党は、このエネルギーで生き残っている政党であり、これが基本的なビヘイビアーとなっています。

No.1 回答者： big0822 回答日時： 2007/07/19 09:40

与党が自分達が選挙で勝ちやすい時を選んで衆議院を解散するからです。

任期満了までするならば、今回の参議院選のように不測の事態が選挙直前に起こると勝つ可能性が低くなるので滅多にありません。

参議院で与党が過半数割れするならば衆議院で三分の二を維持している与党が任期満了まで選挙をしない可能性はあります。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました

お礼日時：2007/07/19 09:56