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TVで、see the sky turn blue と watch the night turn blue という風に、the sky と the night で動詞を see と watch に分けていたのですが、例えば watch the sky turn bue や see the night turn blue とは言わないのでしょうか?

アドバイス頂けたら幸いです。よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

アメリカに住んで40年目になりました。

 何か私なりにお手伝いできるのではないかと思い書いています。

seeとwatchのもつフィーリングの違いで文章の意味が変わってきます。 つまり、これらの動詞の後の部分がこれらの動詞と一緒に使えると言うのであれば、問題なく使えると言うことになります。

一緒に使えると言うことは、1)その内容と動詞とが何らかの関連を持つ必要がある、そして中級者の方にはもっと大切なことなのですが2)その動詞を使って「伝えようとすることがちゃんと伝わるだけの理解力が相手にあるか」、つまり、フィーリングの疎通ができる表現でありその状況なのか、と言うことなのですね。

ですから、この二つの動詞の区別をするときに、辞書的な違いをいくら並べてもこれからこれらの単語の使い方を習っていく人には、状況と一緒に覚えないことには、辞書での説明(訳)がその場でその文章だけを訳せても使えない、そのフィーリングを持っているときに自分からその単語を「正しく」フィーリングを相手に伝えることができなくなってしまうわけですね。

よって、これらの動詞の意味合いを説明するときには、状況、と言うものを「これらの動詞を使い分ける要因」を条件としてもってこなくてはならないのですね。

ではその条件とはどういうことでしょうか。 それが、「疑問が浮かんだときにその疑問への解決方法」を身につける、と言うことなのです。 今回の場合は、「情景」「景色」と言う状況条件をつけるわけです。

つまり、景色のことを言っているのではなければseeとwatchと言う単語は使えないかもしれないし全く違った意味になってしまうわけです。

I have to see a doctorとあれば、医者を「ふと見」なければならない、と言うことにはならないですね。 医者に見てもらわなくてはならない。 医者が「診る(みる)」わけです。

と言うことで、今回の場合はthe skyと言う単語がありますので、景色・状況のことだな、と考えられますね。 ですから、watchの持つ「見る」と言うフィーリングが使えるのです。 そして、watch the sky turn bueと言う表現では空(の色)が青に変わるのをみる、と言う表現になり、このままで使うことはまずないですから、We were watching the sky turn blueと言う誰かにいえる場面を考えるわけです。 そうすると、空の色が青くなる・変わるのを見ていた。 朝方になっていてのか、曇りが晴れてきていたのか、またオーロラを見に行ったのかもしれませんね。 もしかしたら、花火ですごい大きな花火をするのを知っていてそれが普通では考えられないくらい青いのを知ってわざわざ見に行った時の感想で、花火だけでなく、空全体が青くなっていたのかもしれませんね。 その青くなったのを見ていたわけです。 そう状況でも、この表現は使えるわけです。

ひとつの情景にこだわらず、いろいろな情景を考えることも「独学で」英語を「使えるようになる」ための勉強ができるようになるわけです。 そうしないと、この表現を見たときに、曇りが晴れてきたんだ、と言うイメージがわいてしまう訳です。 この文章ではあくまでも「それが青く変わる」のを見ていたわけです。

そしてseeですね。 これは、実はちょっと難しい単語なのです。 

現在形だと状況をイメージしにくいので過去形にします。 (これは、私にとっては大切な習得方法だと考えています。 つまり、過去形にすると、「経験した」と言う「身近な状況」として、イメージしやすいからなのです。 ~をみる、と覚えるよりも、~を見た、としたほうが分かりやすいですね。 これが過去形であると言うことさえしっかり頭に入れておけばいいのです。)

We saw the sky turn blue. 空が青くなるのをsawとするとwatchとの違いが分かりにくくなってしまいますね。 よって、例文としては、We saw the sky turned blueと言う表現に変えるのです。

そうすることで、空が青く変わったのをsawする、と言う文章に変わり少し分かりやすくなるわけです。 では、このsawはどう意味になるか、と言う事になりますね。

これは、~に気がついた、~だと言うことを知った、と言うフィーリングを示していることになるのです。 つまり、もうこの時点で、「見る」と言うフィーリングから離れてしまったわけですね。

空が青くなったのに気がついた、と言う事になるわけです。 

そして、さらに、こういうフィーリングであるわけですから、We were seeing the sky turned blueと言う進行形を使うことを考えなくなるわけです。 (使い方によっては使えないことはありません。 でも、その使い方はもう少したってから自然にわかるようになります)

さあ、どうですか?

ご質問を書いているときの、seeがwatchと似ている、と言う先入観を持ってこれらの文章を理解したことがちょっとおかしかったときがつきましたか?

でも、少なくとも、これらの情景での場面をもうイメージすることはできますね。 そして、イメージするときには、もうseeとwatchの「日本語での見る」と言う先入観がなくなりましたか? 

この理解をもつことで、これからは、これらの情景の状況ではseeとwatchの使い分けはちゃんとできますね。

抽象的な用語などを使っての理解は試験ではいいでしょう。 しかし、実際に使いたいときに、~になっていたのに気がついた、I saw the room was cleaned. I was watching Jackie clean the room for me.と使い分けができるようになるのは難しいでしょう。

でも、このsawは見るではなく分かると言う意味です、と言う説明のほうが分かりやすいとすればそれでいいと思います。 ただ、こんどこの「情景での状況で」気がついたと言いたいときにこのsawが出てくるかどうか、ちょっと思い出してくださいね。 

日本語でも説明がよくできなくごめんなさいね。

これでお分かりになりましたでしょうか。 ご理解しにくいところがあったり追加質問がありましたらまた書いてください。

 

この回答への補足

何度も申し訳ないのですが、もう一つ質問させてください。

>We saw the sky turn blue. 空が青くなるのをsawとするとwatchとの違いが分かりにくくなってしまいますね。 よって、例文としては、We saw the sky turned blueと言う表現に変えるのです。

この部分なのですが、We saw the sky turn blue.だと、空が青くなることに気づくということは、しばらく空を見ていないと空が青くなることには気づけないので、見るというwatchと意味が似てきてしまうということでしょうか。

We saw the sky turned blue.ですと、青くなった空に気づいた、ということは、空が青くなったのに気づいた、というような感じの捉え方でいいのでしょうか。

実は、この質問させて頂いたきちんとした文章は、
Did you see the sky turn(ed) blue?
Did you watch the night turn(ed) blue?
でした。turnなのかturnedなのかは、私にははっきりと聞こえず、このセリフに対して、おそらくイングリッシュスピーカーの人だと思われる方が書かれていたもの(このセリフよかったねー、というような感じのコメントの中で)は、
Did you see the sky turned blue?
Did you watch the night turn blue?
となっていました。私は確か学校で知覚動詞の後は動詞の原型か、過去分詞がくると~されるという意味になる、と習ったので、不自然に思い、勝手に Did you see the sky turn blue? で投稿してしまいました。

ですが、Gさんからの回答を見ていて、やはりこの方の書き方でよかったのでは、と思い、このような質問をさせて頂いております。

補足にてこのような長い文章での質問になってしまい申し訳ございません。失礼でしたら、別トピにて改めて質問させて頂きたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

補足日時:2007/08/09 02:49
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

目から鱗というか、今まで自分がどれだけ辞書的な意味、説明にとらわれていたかということに気付かされました。
このような情景下で使うseeの文章をいくつか自分でも考えてみたのですが、確かに見ると訳す場合でも、そこには気づく的な意味合いが含まれていることに気づきました!

これからseeを見る目?が少し変わりそうです。
本当にありがとうございました!

1点、少しこの質問から外れてしまうのですが、こうなのな~?という部分がありますので、補足にて質問させて頂きたいと思います。
お忙しい中、また付き合って頂ければ光栄です。よろしくお願い致します。

お礼日時:2007/08/09 02:32

Gです。

 補足質問を読ませてもらいました。 いま、中国の上海から移動して常州というところに来ています。

>この部分なのですが、We saw the sky turn blue.だと、空が青くなることに気づくということは、しばらく空を見ていないと空が青くなることには気づけないので、見るというwatchと意味が似てきてしまうということでしょうか。

seeと言う単語をいつまでも「見る」と言う意味合いで覚えていると、無意識に見る、と言うような理解をしてしまうのです。 学校文法がいかに使えるようになるために作られていないかが分かってしまうわけです。

確かに、これは「見る」と言うことなのですが、見ることが重要点ではないのです。 I seeでI understandと言う意味で使われるのはご存知ですね。 日本語でも、もやもやとしていたものが見え始めてきた、と言う様な表現をして、理解する、知るようになる、分かる、納得がいく、と言う様なフィーリングなのですね。

このフィーリングが今回ではいいヒントになると思います。 つまり、変わったのを「察知」した。 と言うことなのです。 見て知った、見て気がついた、と言う様なフィーリングとして使われるのでI saw it turned blueとなり、色が変わりつつあるのに気がついたと言う表現もsaw the sky turning blueと言う表現も出来るわけです。

>We saw the sky turned blue.ですと、青くなった空に気づいた、ということは、空が青くなったのに気づいた、というような感じの捉え方でいいのでしょうか。

watchのように「見る」と言うフィーリングではなく、あくまでも、見て知った、と言うフィーリングですから、日本語では、見て気がついた、見て変わった・見て変わりつつあると言う事実を知った、と言う表現として使われるわけです。

もし分かりづらいところがありましたらまた書いてください。 I see!と言うまで説明したいと思います。

この回答への補足

すみません、何度も。

>見て知った、見て気がついた、と言う様なフィーリングとして使われるのでI saw it turned blueとなり、色が変わりつつあるのに気がついたと言う表現もsaw the sky turning blueと言う表現も出来るわけです。

この部分なのですが、I saw the sky turn blue. I saw the sky turning blue. I saw the sky turned blue. の違いがよくわかりません。
turning~の方が、青に変わっているという進行的な意味があるのはわかるのですが、turn とturned の違いがよくわかりません。

御助言頂けたらとてもうれしいです。よろしくお願い致します。

補足日時:2007/09/28 01:28
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この回答へのお礼

Gさん、大変お礼が遅くなり申し訳ありません。しばらくPCから離れた生活をしていました。

watchとseeのフィーリングの違いは分かったような気がします。ご説明ありがとうございました!

ただほかのところで分からないところがありますので、また補足にて質問させて頂ければと思います。
もしお時間ありましたらアドバイスお願いしたいと思います。
勝手で大変申し訳ありませんが、お助けいただけると幸いです。

本当にありがとうございます!

お礼日時:2007/09/28 01:28

はじめまして。



ご質問:
<watch the sky turn bue や see the night turn blue とは言わないのでしょうか?>

言います。話し手の主観によって動詞を選べば問題ありません。

1.2つの動詞の意味は以下のように異なります。

Seeは見ようとしなくても自然に見える無意志的な「見る」
Watchは「注意して見る」「注視する」

といった意味の違いがあります。

2.両方の動詞とも、SVOCの構文をとり、Cに原形動詞を従え、「OがCするのを見る」という意味になります。

3.従って、動詞の意味が違うだけで、両方の英文は正しい用法です。
See、watchの選択は、話し手、書き手の選択に委ねられています。

4.ご質問の意味は

see the sky turn blue
(直訳)「空が青く変わるのが見えた」
→(意訳)「空が青くなった」
*seeを使うと「気が付くと空が青くなっていた」という、無意識的な情景を表すことができます。

watch the night turn blue
(直訳)「夜が青く変わるのを注意してた」
→(意訳)「よく見ると夜が明るくなっていた」
*これは夜が更けて朝が間近の状態だと思われます。「青く」は「明るく」ぐらいの訳でいいでしょう。

5.ご質問のように、目的語を変えても同じような意味になります。いずれも文脈により、主人公が意識的に見る状態にあるか、無意識的な情景なのかの違いがあり、それは話し手、書き手の主観によります。


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

seeは無意識的で、watchが意識的ってことですよね。なるほどです。
そう考えると、なぜこの二つの文を言ったのか何となく分かった気がしました。

どうもありがとうございました!

お礼日時:2007/08/09 02:27

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