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リモコンのヘリコプターで胴体の上下を逆にしたまま滞空させるのをテレビで見たことがありますが重力に反するのに、なぜ、こんなことが、できるのでしょうか。また、できるとすれば模型でなく本物でも、できるのでしょうか。

A 回答 (2件)

全てのラジコンヘリで出来る訳でなく、背面飛行用のヘリは、ローター(プロペラ)のピッチ角(傾き)を自由に変更できます。



←「\」 向きに回転すると、↑向きの力が発生
←「─」 向きに回転
←「/」 向きに回転すると、↓向きの力が発生


> 本物でも、できるのでしょうか。

ちょっと、見た事無いです。
機体にかかる負荷が大きくなるそうなので、厳しいのかと。
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この回答へのお礼

背面飛行用のヘリではローターのピッチ角を自由に変更できるので可能なのですね。

本物ではアクロバットでも無理なんでしょうね。

とても解りやすいご回答をいただき、理解できたので、すっきりしました。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/22 08:02

本物のヘリのパイロットですが、本物の場合もすべてのヘリでできるわけではありませんが、慣性の勢いで宙返りした瞬間にコレクティブを下げてメインローター(注:ローターはプロペラとは違います)の角度を下げます。

すると、通常機体の上側に揚力を発生するローターの揚力が抑えられるので、しばらくの間は逆さ飛行できるのです。もっとも、ずっと逆さ飛行は出来ませんが。
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この回答へのお礼

本物ヘリのパイロットの方からも、ご回答をいただき、うれしく思っております。

テレビで見たリモコンヘリは上下逆さになったまま地面近くの同じ位置空間で留まって浮かんでいました。

ご説明いただいた本物ヘリでは通常機体の上側に揚力を発生するローターの揚力を抑えるということですので、他に回答をいただいたリモコンヘリの場合のローターのピッチ角を反対にして反対の揚力で胴体が上下逆のまま浮き上がるのとでは違うようですね。

本物では不可能みたいだということが推察できました。

ご回答をいただきありがとうございました。

お礼日時:2007/08/22 09:52

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