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今ニコンのD80+AF Micro-Nikkor 60mm F2.8を持っていますが、手ブレ補正が無いため、ボデイに手ブレ補正内臓のペンタックスK10D+タムロンAF18-250mmを買いました。しかしこのレンズでは純正の短焦点マクロの味が出せないような気がして、ピントに切れ味の良いサードパーテイの短焦点マクロレンズを捜しているのです。

[質問(1)]
そこで目をつけたのがシグマのMACRO 70mm F2.8 EX DGと同じシグマのMACRO 107mm F2.8 EX DGですが、例えば同じ花を接写する場合70mmと105mmとでは写り方や使い勝手がどういう違いがあるのでしょうか?

[質問(2)]
よく「大は小を兼ねる」と言いますが、105mmを買えば70mmの性能をカバーできるのでしょうか?

A 回答 (6件)

マクロの場合、画角より問題になるのは被写界深度と撮影距離です。



105mmのほうが被写界深度が狭いので、同じ絞りでもピントの合う範囲
が狭くなります。例えば花を撮影する場合、花びらにピントを合わせる
と、めしべにピントが来ない、ということが発生します。ただ、同時に
被写体までの距離を大きくとることが出来るというメリットもあり、
一長一短です。

経験上、ごく普段使いには焦点距離が短いほうが良いです。特にAPS
サイズのデジイチの場合、105mmは35mm換算で150mm相当になり、案外
使いづらいですよ。
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この回答へのお礼

多数の方々からご回答を頂き大変有益でした。

ペンタックスK10Dに合うマクロとして、シグマ70mmと105mm、
そしてタムロン90mmがありますが、皆さんの意見を生かしながら、
そして性能比較の記事を参考にしまがら、じっくり決めたいと
思っています。

どうも有難うございました。

お礼日時:2007/09/04 17:27

>「大は小を兼ねる」が当てはまるとしたら価格ですかね?高いレンズは安いレンズの代用になるが、安いレンズに高いレンズと同じ描写は望めない…


写りに拘っている人は、些細な描写の違いに何十万も投資しているのです。

安くても高いレンズに匹敵するレンズは、結構あるような気がします。

機械類は、値段=高性能ではないような気がするのですが・・・

たしかによい材料を使えば値段が高くなります。
お金をかければ、いろいろ有利なこともありますが、

それだけじゃない物もあります。

私の場合、仕事柄機械類によく触れる事とジャンクカメラの修理(趣味)にてそこそこいろいろ見てきていますが、
そんな感じがします。

特にレンズとなると好みもありますしね・・・

高ければよい・・・なんだか微妙な感じです^^;
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Ano2です。


シグマは、50/2.8マクロを持っていますが、
70と105は持っていないので、あくまでも個人的意見と予測です。
[質問(1)]
写りは、たぶんそこまで変わらないです。
花の場合、私は70mmあたりのほうが使いやすいのかなって思います。
被写体に近寄れるほうが観察できるような・・・好みですけど^^;
私は、シグマは50/2.8(1:1)マクロを使ってるのですが、
カリカリでシャープですね。換算で75mm相当なので使い勝手もなかなか
いいです。
[質問(2)]
レンズには、「大は小を兼ねる」は・・・
「適材適所」でその場面でレンズを考えたほうが言いと思いますけど

ちなみに私は、マクロは、シグマ50/2.8とタムロン90/2.8を持っていますが、90/2.8のほうが、出番が多いです。

ただ描写は、タムのほうが柔らかいので、シャープさを求めるなら
シグマがいいと思います。
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この回答へのお礼

私が求めるのは飽くまでもピントを合わせて箇所のシャープさとその
前後のボケ具合です。いくら芸術写真でもどこにピントが合っているの
かわからないような写真はどうも・・。

となると、シグマでしょうかね。それも105mmあたり・・。

お礼日時:2007/09/05 10:47

ご存知の点がありましたら、ご容赦ください。


マクロの性能として、最大撮影倍率があります。どの程度の大きさに写せるかがわかります。
一般的な単焦点マクロレンズでは、1:1(等倍)となります。上記タムロンA18の場合、1:3.5ですから、単純計算で、単焦点マクロのほうが3.5倍大きく写せます。

また、ワーキングディスタンスという指標もあります(仕様などに記載されていない場合も多い)。最大の撮影倍率時に被写体とどの程度の距離を保てるかで、例えば近づきすぎると逃げてしまう昆虫などにはこの数値が大きい方が向いている事がわかります。焦点距離が大きい方がワーキングディスタンスもとれる傾向です。

さらに、焦点距離により、被写体と背景のバランスも変わりますし、被写界深度も変わります。焦点距離が大きいほど望遠効果が出ますし被写界深度も狭くなります。

ついでに、レンズ毎に写り具合やボケ味などは違いますが、これは数値には表れません。
一般の被写体を写す場合の使い勝手も違います。50mm程度のマクロならテーブルに座って料理を写せますが、100mmクラスでは数歩下がって撮ることになります。

ということで、
(1)は主要な被写体の写る大きさは同じですが、背景とのバランス、被写界深度は違ってきます。使い勝手については、花の大きさや好みによるので一概には言えませんが、一般には105mmが使いやすいと思います。

(2)は、上記のことから、「大は小を兼ねる」とはなりません。
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マクロレンズの場合、焦点距離と最大撮影倍率、最短撮影距離を見ます。



撮影倍率とは、撮像面に対して被写体との大きさの比率。
100mmマクロだと等倍で、50mmマクロだと1/2倍が一般的です。

焦点距離の差は背景のボケ方に影響があります。焦点距離が短いと長いレンズに比べボケは少ない。
これはマクロレンズに限ったことではありません。

SIGMA MACRO 50mmF2.8 EX DGの場合最大撮影倍率は等倍、最短撮影距離は0.189m。
SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DGの場合最大撮影倍率は等倍、最短撮影距離は0.257m。
SIGMA MACRO 105mmF2.8 EX DGの場合最大撮影倍率は等倍、最短撮影距離は0.312m。
SIGMA APO MACRO 180mm F3.5 EX DG/HSMの最大撮影倍率は等倍、最短撮影距離は0.46m。

それぞれ最短撮影距離が異なります。
被写体に寄れない場合に焦点距離の長いレンズを使用するなど使い分けが必要です。

70mmマクロはAPS-Cのデジタル一眼で使用すると35mmフルサイズカメラの105mmマクロと同じ画角になり35mm使用経験者にとっては写る範囲が同じなので使いやすいという意図があると思います。

実際の写りはどうかというと、焦点距離が異なっているので同じ絞り値でも被写界深度が異なるのでピントの合う範囲が異なり、背景のボケも異なります。
全く同じ写真は撮れません。
105mmは105mmの写り、70mmは70mmの写りです。
使い勝手は最短撮影距離が違うので「どこまで被写体に近寄れるか」という部分が異なります。
近寄れるからといって写真に写る大きさが違うというわけではありません。これが最大撮影倍率です。


>手ブレ補正が無いため、ボデイに手ブレ補正内臓のペンタックスK10D+タムロンAF18-250mmを買いました。
ニコンには手ブレ補正付きのマクロレンズがありますが、こちらは考慮しなかったのですか?
http://kakaku.com/item/10503511532/
高倍率ズームに単焦点の味を期待してはダメですよ。
切れ味の良いシャープな画像を撮りたいならズームではなく単焦点です。
ズームで写りを期待したいなら高倍率ズームではなく開放F値が2.8通しの高級ズームを使用してください。
高級ズームレンズ1本でK10Dが何台も買えてしまいますが(笑)


レンズの場合、「大は小を兼ねる」は当てはまらないと思います。
「大は小を兼ねる」が当てはまるとしたら価格ですかね?高いレンズは安いレンズの代用になるが、安いレンズに高いレンズと同じ描写は望めない…

写りに拘っている人は、些細な描写の違いに何十万も投資しているのです。
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>焦点距離の差による違い



は、ワーキングディスタンスの違いです。

自分の影を写りこませたくないとか、被写体に近寄れない場合、
焦点距離が長いほうが有利です。
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この回答へのお礼

焦点距離が長いレンズはそれだけ後ろに下がっても同じ大きさの写真
が撮れるということですよね。ということは手ブレ方向の影響は同じ
でも、前後方向のブレは距離が長い方が有利ですね。

有難うございました!!

お礼日時:2007/09/05 10:41

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