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友人の子息が地方の旧帝大歯学部に合格しました。
本来の希望は医学部(医学科)だったそうですが、それでも将来に希望を持って通学しているとのことです。

そこで、友人が言うには、国立だし確かに入るのにも偏差値的にもそれなりに高かったけれどそこで勉強して資格取得後、将来この世界でいろいろ活躍するにはどうも私立の歯科大学の方が圧倒的に強いとの事だそうです。

私も調べて分かったのですが、国立の歯学系学部は新設が多くその歴史も浅く卒業生(同窓会組織)も少ないといったことや「歯科六大学」というのがあって(一部国公立も含む)、歴史的にみて圧倒的に私立が多くその内情の実権を握っている?ということです。
歯学教育には莫大なお金がかかるのも事実で、あと、いくら頭が良くても?手先が器用でかつ治療には技術的なセンスも問われると思われますし、医科(多くは病院勤務で専門科目も細分化されている)と違い個人の開業医が殆どです。そういった意味からも国立より私立の方が圧倒的にノウハウを持っているのかな?とも思った次第ですが、よくは分かりません。
このあたりのこと、どうなのでしょうか・・・

A 回答 (3件)

専門家でも見解が違って申し訳ありません。

講習会の人気講師はやはり私立大出身者が多いです。歯科の世界にも流行があって、一昔は予防、いまはMI(最小範囲の治療)、そしてインプラントどうしても人気講師は私立出身者です。確かな理由は判りませんが、最先端のところへ行ける親の経済力があり、流行を感じ取る感覚が優れている人が多い為かもしれません。また、歯科医師会の会長は断然私立出身者が多いです。これはご指摘の学閥の争いです。最近の事件は学閥同士のリーク合戦が原因との『噂』があります。私立大学の教授は結構、国立大学の出身者多くなってきました。古参大学は生え抜きが多い中、私の出身大学は某公立大学出身者が殆ど(そこ出身の歯科医師の自分の子息を入れるための大学でしたから)でしたが、現在は国立大学出身者の教授が大半です。上記専門家が言われているように開業後の運命は、学力よりは話術、技術で学力には比例しません。その観点から言えば、割かし脳天気が多い私立大学出身者が人当たりが良く成功している傾向は多いようですが、確実とも言えません。本当に最近は、卒後研修の義務化により良い若手の人材は都会に留まり、地方には訳有りの勤務医が多くなりました。同じ事を繰り返し逃げる…、これは私立・公立関係ないみたいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ご専門(歯科医?)の方なのですね。
歯科では圧倒的に私立大学が幅を利かせている理由が何となく分かったような気がします。私立出身に脳天気が多い?かどうかは知りませんがその道のスペシャリストとしてプロに徹し技術を磨き、巧みな話術、ビジネス、商売?として医院経営に秀でた人も多いのは確かですね。

お礼日時:2007/09/08 13:13

歯科と言う物は、元々医者としては認められていませんでした。


その辺の町の手先の器用な人がやっていて
そこから学校へと発展したのです。

歯科医院経営には、学閥はなんら関係ありません。
患者とのコミニュケーションと技術と診断が
的確なら成功します。

だだし、国立の方が患者はじめ業界でも圧倒的な
信用力があります。

今の都会だけにかぎらず、地方でも夜逃げや
場所を転々とする歯科医も出てきていま酢。

歯科は開業する以外にはつぶしが効かないから
これからもこの状態が続くと思います。

開業資金が膨大にかかるし、従業員の給料も必要
ボーナスも無いどころか支払う立場ですし、50歳を過ぎると
ガクンと力もおちます。腰痛も職業病としてつきまといます。
退職金もありません。

ごく一部の歯科医と一昔前の歯科医院の成功体験は
今は神話です。

私は、海外旅行は、32ヶ国に行きました。
タイには、20回以上は行っています。
いろんな経験をしているからこそ分かるのですよ♪
また、なにか分からない事があればなんでもご質問してくださいね♪誠実にお答えしますので、ご遠慮せずにどうぞ(●^o^●)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>海外旅行は、32ヶ国に行きました。
タイには、20回以上は行っています。

凄いですね!
ところで、最近読んだ週刊誌の記事に入れ歯や詰め物等の技工物を料金の格安な中国(殆どが無資格で作っているとか)に外注する歯科医や技工士が増えているというのを読んでびっくりしました。厚労省も見て見ぬ振りを決めているとか。これでは日本の(技工士さんの)業界はたまったものではないと弁護士をたてて訴訟にまで発展したとか・・・
とにかく今の歯科業界は一歩中に入ると相当大変だということが分かりました。

お礼日時:2007/09/08 13:02

私も素人なので詳しい内情は他の回答に譲るとして、そもそも歯学というものの成り立ちからして、私立が強かったような気がします。


日本の歯学部の始まりは東京帝国大学の石原久先生ですけど、この先生はもともと新潟の病院の外科部長として転出が決まっていたのを、ドイツ留学というおまけを付けて拝み倒して歯学部の教授になっていただいた経緯から
「歯科医師は医局員には成れない」「歯科医師の傍観生は,医師たる医局員の診療したあとに診療する」といった不文律があり、歯科医師は医師ではなく職人扱いされていたようです。
この先生は「歯科学は医学とは全く無縁の技術であり、学問ではない」という信念があり、こういった考えの人物が国立大学の歯学の重鎮であったために、島峰徹先生が東大医学部から独立して、東京高等歯科医学校(東京医科歯科大学)を作るまではまともな国立の歯学教室などなかった状態です。
この東京高等歯科医学校は私立と区別するために卒業生には「歯科得業士」という学位を与えますが、法律上は単なる歯科医師ですから、卒業生は他大学の医学部に入るものも多く、初期の頃はダブルドクターが多いのが特徴です。
こういった経緯から国立大学の歯学部は私学に比べ伝統がないわけです。

参考URL:http://www.geocities.jp/mor25/gunni.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

とても詳しいご説明で納得しました。

お礼日時:2007/09/08 12:47

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