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私は英語はある程度理解はすることが出来ますが
映画を字幕なしで理解することは出来ません。
いろいろ聞いたところによると翻訳にはかなりクセがあって殆どは直訳ではなく
その翻訳家が映画で感じた観点などから訳すので場合によってはまるっきり別物になったり
大爆笑されるところが普通にスルーされたりするみたいです。
とくにエディ・マーフィーとかコメディアンのものはぜんぜん直訳されていないとか、面白くないとか聞きました。

直訳はなぜ出来ないのでしょうか、ってもちろん英語と日本語が根本的に違う(文法とか)のはわかりますが
わかりやすく教えていただければ幸いです。

A 回答 (5件)

再三すみません。


下の回答で誤解を与えたかもしれないので補足します。

エディに関しての記述ですが、アメリカ人が身体障害者を平気で笑い物にすると言う事では決して有りません。
例えば、その様に罵倒などしながらも実際には助け起こしたりしながら、冗談として体の不具合を馬鹿にし、受ける側も、その好意、親切は解った上で冗談として罵り返すと言う前提です。
逆に日本人は恐らく足の不自由な人が転んだ場合、周りに誰も居なければ大抵の人が率先して助けるでしょう。
が、多くの場合、見て見ぬ振りを決め込む事が多いでしょう。これは日本人が非常に恥かしがりやでも有ると言う事です。
無関心を装って、恥かしさを誤魔化すのです。
ご質問者さまも経験しておられるかもしれませんが、個人的な問題を抱えて居ない時、誰にも見られる事が無ければ意外と善意の行動が起こせるのでは有りませんか?
しかし、人目が有ると恥かしくて何も出来ない。
アメリカ人から見れば、沢山の人が倒れた身体障害者を罵倒もしなければ助力もしないと言う事の方が非人間的であると感じて居るようです。
助けられた身体障害者も、その事が恥かしいから気まずくなる。
気まずくなるのが判っているから余計に善意の行動に踏み切れない。
致し方ない文化的相違です。
やはり、島国で単一民族としての歴史が長い民族ならではの閉鎖性は今でも大きく影響しています。
良い悪いでは有りませんが。
これ等の相違が、お互いに補い合うように良い所を吸収して合体して行く事が唯一人類の成功を齎すのでしょう。…って関係ないですね(笑)
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この回答へのお礼

そうですよね。ジョークの文化も違いますしね。
ありがとうございました。
色々と勉強になりました。 

お礼日時:2007/09/09 12:33

もう一つ、エディ等のコメディアンのネタは、かなりきわどい物が有ります。


例えば身体障害者を平気で笑い物にする等の描写もあります。
これも文化の相違に問題が有り、アメリカでは例え身体障害者が笑いものにされても、それは飽く迄も劇中の事であり、現実にやっている事ではないと言う前提で公開が可能になります。
勿論、日本ではタブーです。
恐らく、言いたい事をはっきりと言う美学を元にしている文化圏と、言うべきではない事を抑制する美学の文化の違いですね。
一般に、日本人の方が、そういった面での感受性は強いようです。
ご質問者さまも恐らく、足の不自由な人が転ぶのを見て、
「おい、足を何処に忘れてきたんだ?間抜け!」
と言いながら笑う人物に嫌悪を感じてしまいますよね?
全てでは有りませんが、わかりやすくいうとアメリカ人の感覚では、その様に罵倒された身体障害者は、
「お前は足を持ってるくせに俺を助ける事も出来ねえのか!?艇脳!」
等と言ってやり返したりもします。
極例ですが、そう言う部分から既に感覚が異なっているのです。

最近は情報伝達の発達により、各文化間での無理解が昔よりも減少していますので、状況に合わせた意訳に対しては様々な経験を持つ様々な人が様々な違和感を感じてこの様な疑問が生じるのでしょう。

つまり、一番大きな問題は、文法の違いではなく、文化の違いなのです。
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この回答へのお礼

そういうタブーは出来ないですね。確かに。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/09 12:30

秒数、文字数などの問題以外に、文化の相違が原因で理解不能になる事を防ぐ目的もあります。



例えば、アメリカ映画を例にとって見ると、作品中でその時代のアメリカ人にしかわからない小ネタやスラングが出てきた場合、こう言う状況を日本人ならばどう表すかという事にも注意が必要となります。
英語圏で生活している人ならば解るような比喩や冗談を、その状況に日本人が置かれた場合に発するであろう台詞に差し替えたりもします。
特に冗談等は、その根底に有る文化的相違から、文脈や意味が完全に判った所で感覚的に理解できない物が多々有りますので、そう言う物を直訳するとそのしーんにその台詞が入っている事の意味が判らずに内容に入りこめなくなる場合もあります。
また逆に、日本の映画を海外で上映する場合も同様で、日本人にしかわからない感覚的な物を、他文化の人に元の意味が解るようにその国の状況に合わせて替えられます。

また、内容の意味とは別に、言語には意味内容を伝える他に、音としての機能もありますから、発音や語呂合わせ、隠喩によって初めて伝えたい事が描かれる事もあります。
こういった物は、その意味を訳した所で元々の発音の隠喩は伝わりませんから、その韻を踏んだ台詞の面白みを伝える為にはその国の人がそう言う状況で発する言葉に差し替える事もあります。
特に英語ではごろ合わせや韻を踏む事で本来の意味が伝わる言葉が数多く有り、且つまた、日本に於いては然程重要ではない部分なので上手く当てはまる言葉が見付からず、陳腐な表現になってしまう物も多いようです。

つまり、全くの直訳をしてしまうと、映像の状況と使われる台詞が一致しない、違和感を生む可能性があるという事です。

人物や何かの名称でも、その名前を出しただけで意味が判る事ってありますよね?
しかしながらその元の名称に付いての知識が無い人には意味が判りません。
そう言う場合には、その意味を伝えるのにふさわしいその国の人物、名称等に差し替える…これが意訳すると言う事ですので、他国の作品を鑑賞する上では翻訳は直訳にはなり得ません。

しかし、こう言う意訳の性質上、どの言葉に差し替えるかは翻訳家の感性に完全に依存しますので、全ての人が納得できる翻訳と言うのも存在しないのが欠点と言えば欠点ですし、そもそもで言えば、原語で楽しめる語学力が無ければ直訳した物を見ても面白みは減少するでしょう。
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この回答へのお礼

文化のちがいですね・・・・やっぱり。
直訳はやっぱり難しいのかなあ、文化を理解してなおさら直訳で心底楽しめるようになりたいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/09 12:27

日本語字幕で観ているということですよね?英語が理解できるなら英語字幕で自分で理解するしかないと思いますが、英語を母国語とする人の説明がないとやっぱりニュアンスが理解しがたいものがあると思います。



直訳すると意味が通じないものもあると思います。
英語では爆笑でも日本語の直訳では意味すら分からないけど違う言い回しでは笑えないものとか。英語圏と日本語圏では笑いのツボも違いますし。

デスパレードな妻たちを翻訳した高山さんのインタビューが「デスパレードにしゃべり隊」7,9,18にありますので参考にしてください。
かなり苦労しているようです。
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/dh/index.html

参考URL:http://www3.nhk.or.jp/kaigai/dh/index.html
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この回答へのお礼

URL拝見しました。
罵倒する言葉の多彩さ、強弱などの違いとかで直訳出来ないものもあるんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/09 12:24

人間が文字を読むスピードには限度があります。


映画の場合は画像も見なければいけないので
なおさらです。
日本語字幕では、一秒で4文字という基準で
作られているので、どうしても、元のセリフを
縮めて約すことになってしまいます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC% …
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この回答へのお礼

そういう決まりがあったんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/09 12:19

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