プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

いつもお世話になっております。
来春小学校にあがる息子の様子がおかしいと思い、保育園の先生とお話をした結果、やはり奇声をあげたりフラフラ歩き回ったり、何かを失敗したお友達の事を説教し始めたり、3歳の頃から朝必ずクラス全員のお友達を触っていく習慣が未だに残っているなど言われ、早速市の保健師さんに相談しました。
保健師さんが様子を見に行ってくれたのですが、やはり???と思う点があるという事で発達検査も受けました。
結果、言葉の遅れなどその他の面でも気になる所があると言われ、大きな専門医を紹介され、そこでも知能検査などを受けました。

検査は田中ビネーでしたが、結果は103という数値。但し、やはり言葉の面が少し遅れているという事でした。
それを踏まえて、幼児期からの様子を箇条書きにし、担任の先生にも園での様子を書いてもらい、今日また診察に行ってきました。

主治医のお話では、知的な遅れは全く見られないが、自閉傾向ですという診断でした。この自閉傾向というのは、広汎性発達障害と理解して宜しいものなのでしょうか?
また、現時点では加配の先生が一人付いてくれている状態で、小学校にあがってもサポートは必要です、との事でした。
ただ、普通学級で大丈夫と言われ、私達もそのつもりでいるのですが、学区内にはそのような環境の整っている学校がなく、一応体制の取れている学区外の小学校を希望しています。既に校長先生と教頭先生にもお会いして、息子の様子もつたえてありますが、とても理解のある先生方で私としては是非こちらに通わせたいと思っています。

ですがその前に、教育委員会との面接相談があり、教育委員会の方で色々な提案をして下さるそうなのですが、主治医からは「自閉傾向」という事は言わない方が良いと言われました。言うとするならば、こういう所が苦手で、こういう行動を取ってしまうという言い方をした方が良いとの事です。
確かに自閉傾向ではあるものの、はっきりした診断名ではないので正直言うべきか言わないべきか迷っているのですが、やはり主治医の言うように自閉傾向という言葉は使わない方が良いのでしょうか?
主治医は、学校側や教育委員会が診断書を求めてきたら、「自閉傾向」という診断名で証明書は出しますと言っているので、余計に迷ってしまっています。

自閉傾向=広汎性発達障害と捕らえてよいものなのか、また、自閉傾向と正直に話した方が良いべきなのか、どうかご助言お願い致します。
主治医に聞いてもちょっと曖昧であまりわからなかった為、こちらに質問させて頂きました。
どうかよろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

はじめまして。



来春から小学校に入学されるということで、色々お悩みのことでしょう。
でも、お子さんについて、情報をきちんと整理していらっしゃるは、とてもすばらしいことだと思いました。お子さんを正確につかめず、もがいてしまう親御さんも大勢いますので…。


>自閉傾向=広汎性発達障害と捕らえてよいものなのか

正確には、イコールではない、と思います。
いわゆる「自閉傾向」というのは、広汎性発達障害と診断するほどの要件は満たしていないが、いくつかの点で広汎性発達障害の特徴が見られる、といった状態のことだと思いますが…。

医師ではないし、お子さんを見たこともないので、なんとも言えないのですが、明確に診断を下さないことには、いくつかの理由が想像されます。

○お子さんの状態は、障害名をつけられない軽微な程度であること
○今の時点で診断を下すには情報が不足していること
○障害名を付けることで無用なラベリング効果が生じること

なので お子さんについては、広汎性発達障害と言い切るだけの状態ではないし診断が必要な状況でもないが、広汎性発達障害のお子さんがもつ特徴のうち、いくつかはもっている、と言えるのではないでしょうか。



>自閉傾向と正直に話した方が良いべきなのか

地域の状態や学校側の指導体制といったものにもよりますが、障害に対して無理解な地域・管理職・教員も、まだまだ数多くいます。これは教育委員会に関しても同様ですね。

理解が足りない方の多くは、自分の考えが(絶対に)正しいと思っているため、本人のためにベストな環境を準備してほしい、というリクエストに対して、否定的な見解を示すことも想定されます。例えば、なぜ学区外の学校を希望するのか、といった感じですね。

そういう無理解な方にとっては、医師の診断は、格好のラベリング材料となります。

指導者自身が障害理解の足らない状態であるがために、指導の不手際から起こしたトラブルを、本人の障害のせいにしたりすることは、よく起こりうることです。
また、障害をもっているんだから特別支援学級に入れろ、という極論も、出やすくなりますね。

主治医の方のお考えですが…
質問者の方のお子さんは、ある程度の具体的な配慮があれば、普通学級でやっていくだけの力もあるので、下手に先入観をもたれたりラベリングされて不当な扱いを受けるような事態を作らないために、あえて言わないほうが…という主旨ではないでしょうか。


お住まいの地域の状態や、担当者の接し方による部分が大きいと思うのですが、信頼できるとお感じであれば、話しても構わないでしょうし、まだ分からないという段階では話さないほうが無難かも知れませんね。

実際に指導者に理解があれば、お子さんの特徴は自然と伝わるものだと思われますが…事前に情報を伝えるとしたら、やはり「こういうのが苦手」だけど「こうするとうまくいく」といった情報を、出来るだけ具体的かつ客観的に伝えることではないかと。


何かの参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。。
何だかはっきりしなくて、少々気が動転しておりました。

息子の状態ですが、主治医が仰るには基本的な自閉特有の症状は出ているそうです。それらが色々な形で現れる為、私達も全てひとつずつ話す所まで行っていないのが現状です。
息子はお友達にはとても興味があるのですが、関わり方がどうしても一方的な為、現在保育園に行くのも渋るようになってきてしまいました。
言葉が遅い為、未だに手が先に出てしまう事も多く、順番待ちもできない為にひとりでフラフラ歩き回ってしまったり、自宅などではグルグル回り始めたりと色々な事があります。癇癪も酷く、自傷行為もしますし・・・。でもこちらも色々勉強して、息子に合ったやり方をし始めた事で、少しずつ息子にも成長の兆候が見えてきました。
なかなか発達障害というのは診断名が付かなかったりという事が多いようですね。主治医も、境界線が曖昧なのでと言っていましたし。。
自閉傾向という事は、一応そのような傾向があるという事なので、しっかりと警戒するように言われています。環境次第で、悪化する場合や、良い環境であれば非常に良い方向へ行くと言われていますので、皆さんが仰るように、息子の行動や言葉の遅れ、現在保育園でどのようなサポートをしてもらっているかや、実際に私達がやってみて良い方向に進んだ事などを文章にまとめてお話していきたいと思っています。

息子の今の状態が今後どのように変わっていくかは全くわからない事ですが、環境が息子に合っていれば(もちろん全てが合うなんて思っていませんが)息子は力を思い切り発揮できるだろうと信じています。
たとえその後に何かのはっきりした診断名が下ったとしても、目の前にいる息子は変わらないですし、寧ろこのような事に気づいたのが早かった分、私達も色々な対応を通して、息子の良き理解者になって息子の芽を摘んでしまわないように頑張りたいと思っています。

暫くは締め切らずにおきますので、また何かありましたら補足の欄からご質問させて頂く事になると思いますが、是非その時にもお力添えを頂けると大変助かります。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

ご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/10/01 00:11

こんにちは。


5歳の自閉症の男の子がいます。

さて、スレ主様の場合ですが………
実は、「正式な診断名」としての「自閉傾向」というのは、存在していません。
では、何ゆえ、主治医の先生は「自閉傾向」で診断名を出そうと言ってくださっているのか?
おそらく「自閉症スペクトラム」という「発達障害」(広汎性発達障害もこの中に含まれます)の、大きなくくりの中の、どれかにあてはまるかもしれないだろうけれど、今の時点では診断がつかない………ということではないでしょうか。
年齢がずっとすすんだら、広汎性発達障害かもしれないし、高機能自閉症かもしれないし、自閉症かもしれないし、アスペルガー症候群かもしれないし、LD(学習障害)かもしれないし、ADHD(注意欠陥・多動性障害)かもしれないし、ADD(ADHDの中の、不注意優性型)かもしれないし、PDD-NOS(特定不能の広汎性発達障害)かもしれないし………
誤解のないように申し上げますが、先生が「やぶ」というわけではないのですよ(笑)。未就学児さんの場合は、年齢とともに、診断名が変わるということは珍しくありません。現に、私の息子も「自閉症(カナータイプ)」から「高機能自閉症(アスペルガータイプ)」に診断名が変わったクチです。

ですから、現段階では、教育委員会とは、#1さんが的確にアドバイスされているような内容で、お話しを進められれば良いと思います。
「なぜ支援が必要なのか」
「どういう支援が必要なのか」
これが重要だと思います。

参考になりましたら、幸いです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。。

主治医に「自閉傾向の子の為の本を読んで下さい。」と言われたので実際に何冊か読んでみましたが、その中に「自閉症スペクトラム」というものが確かにあったな、と思い出した所です。
初診時には「アスペルガーの疑いが強い」と言われたものの、「現段階だけでは私はそういった診断名はまだ付けたくないのが本音です。」と言われ、その後は息子の行動を見ながら「こういった行動が集団の中で起きると、確かに問題になる。」と言われ、最終的に「自閉傾向という事です。」という言い方へ変わりました。
主治医に「アスペルガーではないのですね?」と聞いた所、「発達障害は非常に医学の中でも境界線が曖昧で、私達医者でも診断にとても迷うのです。これから発達や環境と共に薄れる場合や、逆に悪化した症状となって出る場合もあるので、今の段階では自閉傾向としか言いようがないです。但し、厳重に警戒して下さい。」と何遍も言われました。
場合によっては、服薬する事もあると言われています。
発達していくにつれ、色々と診断名が変わるお子さんもいるのは知っていたので、これからしっかりと息子の様子を見ていこうと思っています。

ご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/09/30 23:49

知的障害を伴う自閉症児の母です。


現在の正式な診断名は「中度知的障害を伴う広汎性発達障害」ですが・・・。

専門家ではありませんので、体験談からですが、これから学校などとお話になる時、診断名は正式な場面では医者が診断したもの以外は口にされない方がいいと思います。
後々「広汎性発達障害って、いつ診断されたんですか?」と聞かれ、親が勝手に付けていたというのは、話し合いのとき不利に働きます。
この場合、正式には「自閉傾向」ですから、口にするとしたら「自閉傾向」でしょうね。

ですが、「自閉傾向」っていうのも、とてもあいまいな診断名なので、そのまま口にされると誤解もされやすいから、主治医も使わない方がいいと言われるのだと思います。

具体的にどう言ったら良いか・・・ですが
・発達検査の結果、知的に遅れはない
・言葉に遅れがある
・行動面でこういう問題があり、サポートが必要
と、具体的に淡々とお伝えになるのがいいと思います。

実際「自閉傾向」と聞いて、ああこういうお子さんだねと決まるものではなく、お子さんの状態を全部含めて、あえて診断名を付けるとしたら「自閉傾向」になるってのが、お子さんの状況なのではないでしょうか?
正式に文書にする時には、だらだら書く訳に行かないから「自閉傾向」で診断書が出るという事になるとは思いますが。

小学校のスタートで、上手なサポートが得られれば、お子さんの成長にとてもいいと思います。頑張って下さい。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。。
ちょっと体調を崩しておりました。

仰るように、自閉傾向というのは曖昧な診断名ですよね。
正式な診断名でないのも承知しております。
カルテをぱっと見た時に書いてあったのは、「広汎性発達障害の疑い・言語発達遅滞」となっており、現時点では自閉傾向はあるものの、はっきりとした診断名が出せる状態ではないと言われました。
ただ、明らかに自閉症グループに伴う特徴はほぼ表れているものの、集団でもできる事はたくさんあるからというような言い方をされました。
環境次第でどうなるかは医者も予測できないとの事でした。

障害の有無に関わらず、小学校というのはがらっと環境が変わりますから、通常のお子さんでも色々とストレスがかかると思っています。
現在希望している小学校は、とても理解のある小学校でしたので、どういう行動をしてしまうかとか、どのようなサポートが必要かなどを伝えていこうと思っています。

ご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/09/30 23:40

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