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心臓に対する自律神経系の作用を、PCを使ってシミュレーションを
する実験をやりました。
その時に、心臓にカルシウムチャネル遮断薬であるベラパミルを
加えると心臓の収縮は小さくなりましたが、
その後、交感神経作動薬であるエピネフリンを加えると、
少し収縮力が大きくなりました。
なぜカルシウムチャネルを遮断したのに、エピネフリンを加えることで、収縮力が大きくなったのでしょうか?
回答お願いします。

A 回答 (1件)

ベラファミルは、心筋細胞のL型チャンネルを阻害します。

これは、不整脈等で、胴房結節から送りだされた信号から房室結節を通して、心筋細胞にいたる信号系からの信号に対して、違う反応を行う心筋細胞へカルシウム阻害によって、調整をする薬剤です。

エピネフリンは、副交感神経系に作用し、特にβ受容体側に効果をもたらす薬剤は、副交感神経系を刺激し、心臓の収縮力を大きくする薬剤です。

さて、ここまで理解しているものとして・・話を進めます。

カルシウムチャンネルを阻害することで、収縮力は減ります。なぜならば、心筋細胞の運動を直接抑えることになるからです。しかしながら、エピネフリンによって、細胞のレセプター(副交感神経系からのイオンチャンネル)から、運動刺激が与えられることによって、収縮力が戻ってくるものと考えられると思います。

参考URL:1.http://ops.umin.ac.jp/ops/tech/051104bosumin/051 …
2.http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/shinkin/medici …
3.http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E8%87%93
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この回答へのお礼

そうだったんですか。理解できました。
詳しい説明と参考URLを載せていただいて
本当にありがとうございました。
とても助かりました。

お礼日時:2007/12/02 21:45

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