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 40代の者ですが、小学生の頃から大河ドラマを見ていますが、テーマとなる時代背景が、戦国、幕末、近世に偏っている気がします。
 信長、秀吉、家康を扱っておれば、そこそこの視聴率は取れるのも分かっているのですが、平安、室町時代のものが非常に少ないと思われます。
 私の記憶では、平安は『新平家物語』『炎立つ』位で、室町は『花の乱』位で、この所は、やはり安土桃山時代~江戸時代がパターンです。
 戦国物、『利家とまつ』『功名が辻』『風林火山』も好きですが、両時代は何故取り上げられることが少ないのでしょうか?
 
子供にも、多少の歴史の勉強にもなるから、観ろと言っております。風林火山は良かったのですが、今年の篤姫は見る気がしません。
 たまには平安時代物を取り上げて欲しい、摂関家全盛(藤原道長、頼通、菅原道真)の頃のものや、足利義満の時代など、歴史上に有名で、取り上げられない人物も他にいると思うのです。
 平安時代をやるとなると、どうしても源平の攻防、室町は戦国末期の過渡期、または太平記の時代になってしまいます。
 この時代の物を取り上げた作家の作品が少ないからなのでしょうか?大河は司馬遼太郎、吉川英治、山岡荘八、海音寺潮五郎、堺屋太一、橋田寿賀子作品が多いです。
 脚本化しにくいからでしょうか?それとも視聴者にインパクトがないからでしょうか?視聴率を取れないからですか?

A 回答 (9件)

視聴者が歴史を知らないからだと思います。

歴史に興味のない一般の人は驚くほど知らないです。

NHKだから視聴率を気にする必要はないのですが、マスコミ論評などで「わかりにくい」だとか「地味」だとか、批判されます。もしくは、取り上げられさえしないか。

時々「風と雲と虹と」、「太平記」、「炎立つ」や「花の乱」などの冒険をしては、やっぱり駄目だと安全策(源平・戦国・忠臣蔵・幕末)を取り、マンネリ化してまた冒険してみるというのを繰り返していると思うので、そのうちまた冒険すると思います。南北朝時代はてっきりNHK的にタブーなんだろうと思っていたら、「太平記」が取り上げられてびっくり。

永井路子の王朝序曲を見てみたいですね。しかし、絶対受けない。
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  室町時代の初期は、南北朝時代で天皇家が分裂していた時代でした。

戦前は、この時期の歴史をあまり真剣に扱ったり、取り上げることが少なかったようです。(不敬罪などで、警察に目を付けられるから?社会自体もあまり歓迎しなかったようです。)戦後もその傾向が続いているのではと思います。

 中期は京都に幕府を開いた足利家が、中国との勘合貿易で富を蓄積していた時代で、朝廷・公家との関係も深く、武家でありながら貴族的生活をしていました。
 従って、
1.武士でありながら貴族的という舞台設定はドラマにするには中途半端であること。
2.権力闘争・政治がらみの事件が、武士としての英雄談よりは裏の権謀術策が中心で推移することが多く、史実として分からない部分が多いこと・陰険なイメージになってしまうこと。
で敬遠されるのではと思います。

 室町時代も後期になってくると戦国大名が台頭し、多くのドラマ・小説の舞台となっている時代になります。

<<室町時代が人気がないのは何故でしょう?>>
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1527466.html
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確かに、以前「太平記」の放送があったときに父が「戦前だったら考えられない」といっていました。



幕末物でも視点を変えたら、新鮮なものができると思うのですが・・。
個人的には浅田次郎氏の「壬生義士伝」がいいんですが・・。
あれは新撰組が舞台になっていますが、それまでの典型的な人物描写ではないところが新鮮でした。特に沖田総司が生き生きとしていて「あ~。この人も普通の青年だったんだな」と。(意地になって殴り合いをする沖田像なんてほかの小説ではありえない)
民放の聖徳太子(本木君がやったやつでしたっけ?)では、個人的には「当時の戦争が武力のみではなくて呪術戦もあった・・」といった細かい考証が面白かったのですが・・・やっぱり全体としては地味ですよね。
「聖徳太子」は始めから「聖人」で「いい人」代表ですから・・・。
「苦悩」はしても「苦労」知らず的なところがあったりして。
幕末物でも、昔の「花神」のように「あまりよく知られていない人、事件の発掘、再発見、再評価」みたいなものであれば、いいかも・・・。
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戦国時代、幕末、江戸時代などは、NHKだけでなく、沢山TVや映画になっていますから、小道具やセットなどもそろっているでしょうし、経験が豊富で製作者などの失敗も少ない事もあるのではないでしょうか。


それに対し平安時代・室町・奈良時代などですと、セットや小道具をそろえるにも経費がかかる一方、専門家なども少なく、製作しにくいのも原因としてあるのではないかと思います。
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南北朝前後を、小説にすると、


右翼からの嫌がらせや、脅迫が
非常に多くなるというようなことを
某歴史小説家のエッセイで
読んだことがあります。
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大河ドラマは老若男女が見ますからね。



平安時代の近親相姦や不倫の時代では今のご時世受け入れられないのでは?
最近は家庭事情を考慮した物になっていますから。
風林火山は武田信玄&信繁の兄弟の結束があります。
信繁は勘助と一緒にご退場で上手く終わりました。
利家と松、巧妙が辻もそうですね。
新撰組は男所帯の大家族物語と言ったところでしょうか。

それと、出だしのドラマ性が無い人間は却下ですよ。
平安時代に幼少期にドラマ性がある人物は居ないと思います。
篤姫には幕末の4賢の島津斉彬公が出てきますから。

それにNHKの大人の事情も重なると限られるんでしょうね。

後は最近は女性ウケを狙った番組が多いですね。
義経はあからさま過ぎましたが。
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>脚本化しにくいからでしょうか?それとも視聴者にインパクトがないからでしょうか?視聴率を取れないからですか?



全てが原因でしようね。
平安時代を取り上げると、どうしても天皇家(即位・婚姻関係など)勢力争いが中心になります。
室町時代を取り上げると、足利家は逆賊で南北朝の史実も伏せられていた1945年までの国定教育の影響を考える必要があります。
室町時代は、昨年始めて京都時代祭りに組み込まれた時代ですよね。
朝敵になった徳川家が爵位を受けたのとは対照的に、足利家は爵位を受ける事を拒否され続けました。

天皇・摂関家が絡む番組を作成するには、危険が伴うのでしよう。
また、某民放が聖徳太子の番組を放送しましたが、惨敗だったようですよ。
先ず呼び水として、源氏物語を放送すれば平安時代に興味を持つ方々が増えるかも?
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平安時代


・摂関家とくに藤原氏の勢力争いが「陰湿」で「密室内で行われた」
 ために(しかも証拠書類がほとんどない)視聴者に暗いイメージを
 あたえるし、事実がどうか確証もないので、局としては
 取り上げにくいのでしょうね
 天皇との確執やかけひきや皇后問題についてのことも多いので
 局としても恐れ多くておいそれと取り上げられない
室町時代
・後期の戦国時代以外は事件らしい事件が無い
 義満が金閣寺を建てたことぐらいしか大衆は知らない
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両時代ともに、派手な振る舞いをしたヒーローなり、カリスマ人物
がいないので、主人公を設定しにくい
そして主人公への「ライバル」「親友」がいないので、
物語の展開にて熱気が出てこない
藤原道長を主人公にしたとしても「この世をばわが世とぞ思ふ
 望月の欠けたることもなしと思へば」
と歌わせて、1話だけで終わりになってしまいます
藤原道長に宿敵がいたとしても対「天皇」に対する対策が
主体になるので、秘密事ばかりだし、おおっぴらな本も
ないわけで、どうにもこうにも題材になりにくいです
 
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視聴率の問題だと思います。


平安・鎌倉・室町時代も
 66年源義経
 72年新平家物語
 76年風と雲と虹と(平将門)
 79年草燃える(北条政子)
 91年太平記(足利尊氏)
 93・94年炎立つ(奥州藤原氏)
 94年花の乱(日野富子)
 01年北条時宗
 05年義経
とありますけど、天智天皇・天武天皇壬申の乱や鑑真和尚、藤原道長などは、話としても面白そうですし、取り上げられても良いと思います。
ただどうしても戦国時代を取り上げると視聴率がとれるので、安全策をとりたがるのでは。

個人的には持統天皇の生涯など是非みたいです。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
忘れておりました。76年風と雲と虹と(平将門)がありましたねぇ。回答者様の言われる時代も取り上げて欲しいものです。
 桶狭間~山崎~関が原で視聴率は取れますもんね。

お礼日時:2008/01/06 21:42

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