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鉄にニッケルメッキをされた一般的なM5のネジの強度を知りたいのですが、ネットや過去ログで探しましたが、
ズバリ!な回答がなく こちらで質問させていただきました。(考え方や計算方法もいっしょに教えていただけるれば幸いです。)

具体的には↓のページにあります「(3) ねじへのせん断荷重」について知りたいです。
http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch04/ch …

★M5のネジ6本で何キロまで耐えられるのか?です。宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

Q:鉄にニッケルメッキを施された物はSS400と同等と考えてもよろしいでしょうか?


A:♯4さんが記していますが、ボルトの頭部に12.9やA2-70等の表示が有ると思います。

12.9は12(124kg/fmm2)が、引っ張り強さの最小値で9が強度区分です。(これでしたらSCM435)
A2-70はA2が鋼種区分で70(71.4kg/fmm2)が、引っ張り強さの最小値です。(これでしたらSUS304)
表示が無くメッキされている場合はSS400と思ってください。

以上補足をrobocutでした。
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この回答へのお礼

たびたび非常に分かり易い回答ありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2002/10/15 10:48

こんにちは



詳しくはJIS1051を見てください
私が理解したところでは M5ピッチ0.8の並目ネジは有効断面積が14.2mm2です
強度区分が 材質により 表示3.6~12.9まで10段階に分けられています
永久延びが生じない 保証荷重応力が3.6~12.9で18.4kgf/mm2~98.9kgf/mm2ですから
荷重では 3.6で261kgf 12.9で1410kgfとなります
ただし試験の負荷速度が3mm/min以内の値ですから 安全率を衝撃荷重で8として 3.6で261/8=32.625kgfとなります
材質が不明ですが 一番弱い3.6として 32.625x6=195.75となります
気を付けないといけないのは 強度区分が幅が広く材質によって全く強度が違います 強度区分の確認が必要です 頭の上か横に表示しているはずです 
またオネジ、メネジの掛かっている山数とか取り付け部品自体強度とのバランスなどです つまりネジが切れなくても部品が壊れることがあるって事です
あくまでも私の理解の範疇にて JISをご確認下さい
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この回答へのお礼

分かりやすい回答ありがとうございます。
なによりもバランスが大切ということですね。JIS1051入手してみます。

お礼日時:2002/10/15 10:46

kasapapaさん こんにちは


M5のボルトの材質によっても強度は違いますので注意が必要です。

材質は大体下記の様な物です。
SS400(SS41)住宅の鉄骨の材質。
SCM435 クロムモリブデン。
SUS304 ステンレス(オーステナイト系)。

材質の強度(引っ張り強さ)
SS400=41kgf/mm2以上
SCM435=124kgf/mm2以上
SUS304=71.4kgf/mm2以上

M5ですと谷部の径は約3.5mmですので引っ張りは
1.75mm×1.75mm×3.14(円周率)×41(SS400の場合)=394kgf/mm2
他の物は数値を変えて計算してください。
これはボルト1本で吊る事の出来る重さです。

次に、剪断ですが、これは板と板をボルトで固定して板をそれぞれ横方向にずらすようにしてどのくらいの荷重まで耐えられるか?です。
M5ですと谷部の径は約3.5mmですので引っ張りは
1.75mm×1.75mm×3.14(円周率)×41(SS400の場合)×0.7(係数)=276kgf/mm2
他の物は数値を変えて計算してください。

そして♯2番さんのアドバイスにある安全率を0.5としますとそれぞれの数値が、約半分になります。

以上robocutでした。

この回答への補足

回答ありがとうございます。鉄にニッケルメッキを施された物はSS400と同等と考えてもよろしいでしょうか?

補足日時:2002/10/11 16:55
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この回答へのお礼

間違えて「補足」の欄に記入してしまいました。すみません。

お礼日時:2002/10/15 10:45

ちゃんと安全率みてくださいね


安全のためにも耐えれる力の半分が適正な値です
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
計算値ギリギリで考えてはいけないのですね。きをつけます。

お礼日時:2002/10/11 15:56

M5ネジ1本だと静荷重で使用する場合、引っ張りで100kg、


繰り返し荷重だと70kg位まで許容できるはずです。
又、剪断だと同様に静荷重で160kg、繰り返しで95kg、
衝撃が掛かる場合だと40kg位になるとおもいます。
ただし、安全を考えるともっと小さい値で使用した方がいいです。
ネジ6本だと、上記の6倍になります。
くれぐれも御安全に。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。大変、具体的な数値でわかりやすいです。
これらの数値を導きだす方法も教えていただけないでしょうか?

お礼日時:2002/10/11 13:19

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