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以前にも似たような質問をさせていただきました。そこで教えていただいた小説を読んでいたら、泣けそうな小説があったんです。ですが、あと少しで泣けなかったんです。それから「泣ける小説」が読みたくなってきたので、オススメがありましたら教えて下さい。

泣けると一口に言っても人によって様々で、その日の気分によっても泣けたり泣けなかったりするとは思います。ふいをつかれると泣けるんでしょうかね?
意外と、こうしてオススメしてもらって「これは泣ける、泣ける…」なんて思いながら読むと泣けなかったりするんですよね。この現象も理解の上での質問です。

よろしくお願いします!!
できれば、タイトルだけではなく、出版社と作者、あらすじも教えていただけると嬉しいです。
小説だけでなく、漫画もありましたら是非教えて下さい!



参考に。
最近、泣いた小説は木原音瀬さんの「檻の外」です。
箱の中から読んで、檻の外を読んだから泣けたのだと思います。読み終わって、数日経ちますけど未だに頭にストーリーが浮かんできて、思い出して幸せな気分に浸っています。
「ニューヨーク・ニューヨーク」も泣けたのですが、この2作品って何だか似てるな、と今となって思います。
色々、本当に色々なことがあって時間をかけて乗り越えて、本当に愛し合っているのがわかって、やっと幸せになったところで「よかったね、本当によかったね」と泣けるんです。
そして、幸せな日が続いて…待ち受ける死。彼らの一生を垣間見たようで、今度は「辛いよね、一人になっちゃうんだね」という気持ちになって泣けるんです。
今気づきましたけど、どちらの作品も「死」は親しい第三者の視線で書かれていました。これも泣ける原因になっているのでしょうか?
これらの作品を読んでから、いかにも泣かせようとしている作品を読んだら逆に笑ってしまうんじゃないかと思っています…。作品にもよるでしょうけど…「好きな人には、既に好きな人がいて…色々(色々といっても数ヶ月で解決しちゃうこと)あって結局結ばれた」なんてあまい!!

A 回答 (4件)

思い浮かんだ作品が幾つかあるのですが、粗筋を書く才がないので、「BOOK」データベースの紹介文を転載させて頂きます。



吉原理恵子さんの「銀のレクイエム」(角川ルビー文庫)
抜けるような蒼い五の月の空の下二年ぶりの故郷に帰って来たキラ。懐しい故郷、そこには愛しい男がいる。男の名は、若き帝王ルシアン。二年前、愛しあうふたりをある出来事が引き裂いた。〈愛〉と〈憎悪〉が錯綜する、めくるめく愛の鎮魂歌。

野村史子さんの「テイク・ラブ」(角川スニーカー文庫・KAREN文庫 Mシリーズ)
エクアドルから15年ぶりに帰ってき来た日本。山崎には、その15年間、1日たりとも忘れることのできなかった恋人がいた。その恋人のおもかげを追って、山崎は重く苦しい過去の中へと入っていく…そこで、山崎がふたたび目にしたものは何だったのか。夢と現実のはざまで動く、脆く、儚い男たちの仮面舞踏会。表題作の他「アウト・オブ・フォーカス」「薔薇はもうこない」を含む、愛の短篇集第2弾。

六青 みつみさんの「遙山の恋」(リンクスロマンス)
身体に醜い痣をもつ少年・紫乃は、老犬・シロと狩りの最中に傷ついた戦装束の青年を救う。人と交流を持たず、山で一人、暮らしていた紫乃にとって、誰かが近くにいることが何よりも嬉しかった。夢でうなされ苦しむ青年を、必死に看病する紫乃。しかし、目覚めた青年は、紫乃の顔の痣を見て『化け物』と罵る。青年の残酷な言葉に深く傷ついた紫乃は、それでも献身的につくすのだったが―。

どの作品も染みこむような切なさが素敵な作品です。
野村史子さんのは私は随分昔に出たスニーカー文庫版を持っているので、紹介文はスニーカー文庫の物です。最近KAREN文庫で再版されました。そちらは持っていないので収録作品が同じかは確認が出来ていませんがとても良い作品だと思っています。
六青みつみさんはファンタジー系の作品が多いですが、どの作品も「切なさ」が加味された作品を書かれる作家さんだと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

この回答への補足

「遥山の恋」読みました。泣けますね!いいお話でした。そして、六青さんのファンになって、他の作品も何冊か読みました。どれも私の好みにあっていて、とっても満足できました。

補足日時:2008/05/07 15:21
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「銀のレクイエム」「テイク・ラブ」は読みました。とってもいい話ですよね。テイク・ラブの後に載っていた「薔薇はもうこない」も私の好みでした♪
好み?が合うようなので、まだ読んだことがない「遙山の恋」は大いに期待です!探して見たいと思います。

お礼日時:2008/04/11 13:16

高月まつり「君と緋色の恋を抱き」(プラチナ文庫)


赤い髪に琥珀色の瞳をもつ使用人の息子の浩太と屋敷の次期当主である裕利との間の純粋な恋のお話です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
挿絵をしている、夢花李さんのファンで発売した当時に買おうかなぁと迷った作品でした。結局は買わなかったんですが…。
古本屋で普通に売ってるのを見たことがあるので、今度行ったときに買ってみたいと思います!

お礼日時:2008/04/11 13:11

あくまで私個人のお気に入りなのですが・・・鹿住槇さんの小説は途中経過がとても切ない作品が多いと思います。

これ一冊、ということなく全体的に切ないが最期はハッピーエンド系で、たくさんの出版社で出ています。漫画では梅太郎さんが切ない系だとおもいます。取り留めのない文章でごめんなさい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
鹿住槇さんのホームページを拝見いたしました。
気になるタイトルとあらすじがあったので、探してみたいと思います!

お礼日時:2008/04/11 13:09

はじめまして。

泣き所は質問者様のおっしゃるように人それぞれだとは思いますが、個人的に、その時々の雰囲気や環境に関係なく読み直しては泣いてしまう小説を一つ。

鷺沼やすな「夢の卵」【アクア文庫】挿絵:今市子

ベストセラー小説家の太夏志は、優しくて綺麗な青年の詩草に惚れ込み、強引に恋人にします。秘書としても大変優秀である詩草はクールでつかみどころがなく、同居していてもそれは変わるところがない。
ある日、伯父の葬儀のため出かけた詩草が、戻ってきた時には13年分の記憶をなくしていた。普段のクールな彼と違い、記憶を失った少年は無防備で、純粋で…。そんな彼に戸惑いつつ、接していくうちに青年だった頃の詩草が決して語ることのなかった過去が分かっていく…


というお話。ニューヨークニューヨークや檻の外のように「一人ひとりの生涯」を扱ったお話ではありませんが、普段あまり泣くことがない自分が唯一、いつ読んでも自然と泣けてしまう小説です。どのあたりでどう泣けるのか、を上手く説明できませんが…(言葉にすると、どうしても陳腐なものにしかならなくて…)機会があったら是非。お勧めです。

この回答への補足

「夢の卵」読みました。
とってもいいお話でした。でも、私は泣けませんでした…。けっこう淡々と読んでいました。たぶん「これは泣ける小説なんだ」と期待して思って読んだからかもしれません…。

補足日時:2008/05/07 15:26
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。 
ものすごく、気になる内容ですね!さっそく探しています♪

お礼日時:2008/04/11 12:02

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