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はじめまして。クロラムフェニコールの菌の生育阻害方法について、調べていたところ、どっちが正しいのかわからなくなってしまったので、もしよろしければお答えを頂戴したいと思います。

CPの抗菌方法は、
(1):細菌のリボソーム50S分画に結合して、tRNA・アミノ酸のアミノ残基とポリペプチドとの結合を阻害

なのか、

(2):ペプチジルトランスフェラーゼを阻害することでタンパクのペプチド結合の生成を阻害

なのか、どちらなのでしょう?よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 「生化学辞典 第3版」(東京化学同人)によると,クロラムフェニコールは『リボソームの 50S サブユニットと選択的に結合し,ペプチド転移反応を阻害する事でタンパク質合成系を阻害する』そうです。



 また,ペプチジルトランスフェラーゼは『リボソーム大サブユニット中に存在し,リボソームのP部位に結合したペプチジル tRNA のペプチド鎖のカルボキシル基が,A部位に結合したアミノアシル tRNA のアミノ基へ転移する反応を促進する』そうです。

 細菌の場合,「リボソーム大サブユニット」とは「50S サブユニット」の事だそうですので,#3 さんがお書きの様に,(1)と(2)は同じ事を意味していると思います。

 つまり,クロラムフェニコールは,

 『細菌のリボソーム 50S 分画に結合する事で,A部位に結合した tRNA・アミノ酸のアミノ基とP部位に存在するポリペプチドのカルボキシル基とのペプチド結合の形成を阻害(つまり,ペプチジルトランスフェラーゼ活性を阻害)』

 します。

 いかがでしょうか。
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この回答へのお礼

おはようござます。こんなに長々と御説明いただき、本当にうれしく思っています。ありがとうございました☆

お礼日時:2002/11/07 09:11

参考に上げたHPに以下のような記述を見つけました。



>これにより50Sサブユニットのペプチジルトランスフェラーゼが活性化され,tRNAに結合したポリペプチド(タンパク質)を切り離す。

と言うことで、(1)と(2)って、同じことを言い換えてるだけだったりしませんか?
myeysonlyさんの紹介のHPの記述からもそうだと思います。

専門家にcheckをつけましたが、タンパク質の翻訳機構の研究をしてるとか言うのでなく、単に、クロラムフェニコールなら、培地に入れて菌をはやしたことがあるなくらいです。

参考URL:http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/Trans …
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この回答へのお礼

おはようございます☆返事がおそっくなりましてすいませんでした。。。いっしょに考えていただき、本当にありがとうございました♪

お礼日時:2002/11/07 09:12

こんばんわ。


あまり確証はないのですが・・・
(1)が正しいのではないかと思われます。

下のHP参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考URL:http://medicine.cug.net/drug/01/01_01_08.htm
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この回答へのお礼

おはようございます。返事がおそくなりまして申し訳ないです。。。
本当にありがとうございましった☆

お礼日時:2002/11/07 09:09

こんにちは。



http://at5239.agr.ehime-u.ac.jp/bunnshi/protein. …

こちらが参考になると思います。
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この回答へのお礼

myemesonlyさん。素早いお返事ありがとうございました。あなたが一番載り(?)です。微笑

動いててとてもおもしろかったです☆

で・・・でも。ど・・・どっちなんでしょうか?(>_<)

お礼日時:2002/11/05 16:14

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