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今年他大学の大学院を受けるのですが、その研究室に研究室訪問をしたのですがそこの学生曰く、「教授をみかける日は月に1回あるかどうか。自由に研究していいし、修士のうちは別に学会発表をしなくてもいい。自由すぎるから不安になるかも。」
と言ってました。僕の今の研究室は実験系なので毎日研究室に行くのが当然で、かなり拘束があり、学会発表もしなくてはいけません。
自由な研究室にいくとどんな感じなのか想像し難いのですが不安なので経験者の方は教えていただけませんか?

A 回答 (5件)

大学教員です。

私の研究室は基礎医学系で実験を生業としています。
うちも自由です。

逆に、大学院生にもなって先生からやれって言わないとやらないというのはどうでしょう?
うちの教授は「大学院生(年齢的に十分大人)にこれから躾をしてもそうそう変わらない。他人に迷惑をかけたり、邪魔しない限り、実験しない人はそこそこやってくれればいい」という感じです。
マイナスにならなければ、研究室的にはいいという感じです。

そう考えていなくても、教授にもなると、研究以外のことで忙しく、学生を指導する時間を取れない方もおられます。ふつうはその下の准教授等が指導しますが、それも研究室次第です。

ただ、明らかに自由であるから何もしない学生は、結局その程度の学生であって、逆に考えると学会発表する機会を逃す、国際雑誌に論文を書く結果を出せない、など、学生にとってマイナスではないでしょうか?
それを「できない、くそう」と思うか、「やらなくていい、ラッキー」と思うかは、その学生の今後にどういう影響を及ぼすかは、自分の責任でって感じです。

私が思うのは、自由だけど大学院に来るって人は自分を高めたいから来ているのでしょう?それなのに「自由だから、何もしなくていい、ラッキー」って思うってあり得ないと思うのですが・・・。

ただ、放任主義であることと、学生の方から先生に聞いても教えてくれないということ、これは違います。

わからないことは、自ら教えてくれって聞かないと・・・っていうかもう義務教育ではないのですよ?

拘束があり~をしなくてはならないって悲しいです。
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私は30年前の大学院生(修士)です。

しかしその後仕事の都合上異なった分野の見識をが必要なために2つ行った大学院(修士、研究員、招待研究員)の教授や準教授の研究に対する考え方や経験を書きます(都合上1.2.3と区分けします)。また学会には発表しませんでした。また修士号は必要ないので断りましたが(論文は書いた)、後でくれました。
まず、なぜ教授が月に1回くらいしか会えないのでしょうか?其の当たりを確認する必要があります。自分の考えとして、貴方を大人と見て自由にさせているのか?先生が優秀で色々な委員会や講演、自分の研究で忙しいか、健康食品で金儲けやや女に狂っている方もおります。
貴殿の質問内容から推測すると、大学の延長で講義を受けて単位をとり、上の言う研究テーマをやればよいという感じがします?
それなら、やめた方が良いと思います。
次上記の事例です。
1ーK大.研究は自ら考え学ぶもの(他の院生や助手等と議論や示唆してもらうこと多いし、自分に人生観や研究に対する哲学を徹底的に追及されました)。研究テーマは、教室全体での研究分野であまり的が外れていなければ自分で計画を説明し、予算的な範囲なら何でもあり。こちらから質問しなければ関与せず、すれば懇切丁寧に対応してくれた。ただし、就職は自分で探すこと。毎日、土・日なしで分析・圃場作業・セミナー準備で15時間/日、日本語の専門書が無かった。
2TUA大.小生の研修・研究目的がハッキリしていたので、実務研修を中心に近くのOBの農家等を紹介してもらい、朝4時ごろから作業実習、その後は文献や事例研究、やっていることには一切干渉無し。夜は酒盛りしながら人生・その他なんでも在りの議論。
3N大.テーマを決めたら自分でやり、わからないことは聞いて教えてもらった(特に統計分析の手法)。夜は教授との酒盛り相手。
1-3の学校では、1人前の研究者の卵として議論は対等。
論文は、本人の勝手。2と3の大学では、学生の化学分析助手や卒業論文指導の一環も要請されやむをえず協力。
参考になれば!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2008/05/30 01:00

私の研究室は、理論系で研究については放任主義でしたが、拘束はありました。

幸い、しっかりした先輩がいたので研究をすすめることができました(先輩の指導方法が間違っていたためあまり研究が進まず不満な面もありました。)私の研究室は、卒論はありませんが、4年のときから学会発表をする必要がありました。
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自分は理系でも文系でもないので、院の講義がある時以外は何をしていようとまったくの自由でした。

会いたくなければ指導教授と1ヶ月会わなくてもOK。
まあ、確かに「これをやるぞ」という確固としたものがないと不安になるかも知れませんが、他大学を目指すくらいですから「これがやりたい」というハッキリしたものはお持ちでしょう。

義務だから大学に行く、義務だから研究する、義務だから学会に出る、じゃ大学院の場合は困るんです。それとも教授の下働きの方がいいですか?
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 大学院の学生は基本的には一つのデスクを与えられ、一人の研究者として扱われます。

研究テーマは未知の分野で、指導教官も踏み入れたことのない領域です。従って指導教官は一緒にディスカッションはしても学生の研究についてああしろこうしろと指導することはできません。勿論ディスカッションの中で提案することはあります。毎日研究室に出て来るのは当り前ですが、それは決して拘束ではありません。出て来ないでさぼっていたら論文が書けない、それだけです。私は週一度のミーティング以外に一切拘束はしない主義でやっていました。自分の研究は自分で責任をもってやるのが研究者の最低の条件です。
 研究室では研究一辺倒ではなく、趣味を語り、人生を語り、そういう交流の中で生涯の仲間意識が生れて行きます。同じ釜の飯を食うということです。
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