プロが教えるわが家の防犯対策術!

現在NIKONのD80を利用しています。
写真をとっていて思うことは、
実物の自分でみた色とパソコンのディスプレイに
映る色にずいぶんと差があるということです。

基本的には印刷はすることはなく、
自分のディスプレイで写真をみることが多いです。

実物の色とカメラのモニタの色は比較的近いのですが、
実物の色とPCのモニタの色はかなりさがあります。

このため、露出やコントラスト等を調整し、
カメラのモニタで実物に近いなと思っても、
PCで見ると異なる色になってしまい困っています。
PC側のディスプレイのコントラスト、明るさ等を調整してみても
やはり自分のみた色に近づけることはなかなかできません。
それに写真によってディスプレイの設定を変更することは
ありえない話だと思っているので。

どのようにしたら
実物の色とPCのモニタ上の色を近づけることができるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

 rythmさん こんばんは



 PCとは、rythmさんもご存知の通り色々な用途で使える機械ですよね。それらの用途を大まかに纏めると、例えばワープロで文章を書いたり表計算ソフトでデーターを整理する等の白い紙に黒文字を書く用途と、rythmさんを含めた私たちみたいな画像をいじる等のフルカラーで使う用途に別けられます。これらの用途の使用頻度を考えると、最近のデジカメブームでフルカラー用途で使う人も増えていますけど、断然白い紙の上に黒い文字を書く用途の方が多いのだそうです。これは仕事での事務仕事で使う方が断然多いから致しかたないでしょうね。と言う関係から、向上出荷時のPCやモニターの設定は、白の上に黒文字を書いて黒文字が一番はっきり見える(又は読める)設定になっているそうです。したがって工場出荷時のままの設定では正しい色にモニター上表示されなくて当たり前なのがPCなんです。ですからデーターとして撮影した画像を正しい色でモニター上に再現する為には、正しい色でモニター上に再現出来る様にPCやモニターを設定しないとならなくなります。この事を用語では「キャリブレーションを合わせる」と言います。
 この「キャリブレーションを合わせる」とは、言葉で言うと簡単なんですけど実際にやってみると結構難しいことなんですね。このサイトみたいな2000文字しか書けない所で説明出来るほど簡単な内容でないので詳しい事は割愛しますね。「キャリブレーション」等で検索すれば色々な解り易いサイトがヒットしますから、それらのサイトを読まれて勉強して下さい。
 簡易的に行うには以下のサイトが役立つと思います。
 http://homepage2.nifty.com/B2ON/dc/mony.htm
 ここまでが、皆さんが言われている内容です。

 では次に「自分のみた色に近づけることはなかなかできません」に付いてです。(以下模式的に説明します。)人間が物を見ると言う行為は、目が画像を拾う→目が拾った画像を信号化して神経を通って脳まで届く→神経を通って脳に届いた画像信号を脳内のスクリーンに投射する この一連の作業を行なった結果として脳内のスクリーンに投射された段階で、「物が見えた」となるんです。ここで問題なのが、「脳内のスクリーンに投射する」段階なんです。人間は人それぞれに多かれ少なかれ思い込みや好みが有りますよね。例えば「夕日は赤い」等です。人間が物を見る段階の最終段階で脳内のスクリーンに投射されるのですが、この時の投射される画像は脳に届いた信号をそのまま素直に投射するのではなくて、人それぞれの「思い込み・好み」と言うファクターでレタッチされた画像を投射されるんです。ここが大問題なんです。上記で例に出した「夕日は赤い」ですけど、私みたいにそう思い込んでいる人が夕日を見た場合、実際には赤くない夕日でも若干でも赤く見えてしまうんです。しかしカメラは撮影者の思い込みや好みなんて知る良しも有りませんし、科学的にみて忠実に画像を再現しようとする道具ですから、実際に赤くない夕日は幾等撮影者に若干でも赤く見えたとしても赤く写る訳が有りません。この差を埋める作業を、私は「撮影技術」(場合のよってはレタッチも含む)と考えています。ですから撮影者が見たと称する色を画像上に写し留める事も難しい作業になりますし、ましてや設定上正しい撮影画像の色等を表示出来ないPCで撮影者が見たと称する色等を表示させる事は無理に近い事になります。工場出荷時のままの設定で、撮影した画像を閲覧して撮影者が見たと称する色等を表示出来たとしたら、それこそ運が良かったと考えた方が良いかもですね。

 上記した「運が良かった」はデジカメ内蔵のモニターで画像を閲覧した場合にも言える事だと思います。私が物知らずだけなのかも知れませんが、全てのデジカメ内蔵のモニターはPCやPC用のモニター式にキャリブレーションして色合せを出来ないですよね。したがってカメラ内蔵のモニターに付いては元々の設定を信じて色を見るしかないんです。したがってカメラ内蔵のモニターで閲覧して撮影者が見たと称する色とほぼ同じ色に表示された場合は、元々の設定が撮影者の「思い込み・好み」と言うファクターでレタッチされたレタッチ度合いに近かったと考えると良いでしょうね。したがってこの場合も「運が良かった」になると思います。
 ではデジカメ内蔵のモニターは何の為に有るかですよね。これはフレーミングが正しかったか・(有る程度の)露出の確認(正確な露出は「ヒストグラム」での確認です)・極端に色合いがズレてないか(ホワイトバランス等の設定ミスで色かぶり等をしてないか)等の確認の為のものと私は考えています。

 色々長々と取りとめもなく記載しましたが、まずは「キャリブレーション」を勉強されたらどうでしょうか???フィルム時代の撮影にも色々な難しさは有るのですけど、それと同等にデジカメでも色々な難しさは有ります。フィルム撮影時代は、作品作りに欠かせなかったのが「暗室作業」でした。デジカメ時代になって「暗室作業」に相当するものが「PCでの作業」に変わりました。したがってカメラの撮影技術も重要ですけど、それと同等にPC作業も重要になります。そう言う意味ではまずは「PCの設定」からだと私は思います。色々勉強されて頑張って下さいね。
 以上何かの参考になれば幸いです。
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まず今ご利用のディスプレイの性能にもよります。


TN液晶で色調の話はするだけ無駄ですので、ISPかVAかである事が最低条件です。
次にハードウェアキャリブレーションなどを使ってモニタの調整をしましょう。
http://www.colorvision.jp/modules/articles/artic …
正直それだけやっても満足した結果を得ることはできないでしょう。

私はD200で仕上がり設定をカスタマイズし、モニタも調整してますのである程度あってますが、当たらずとも遠からずが限界です。

>実物の色とPCのモニタ上の色を近づけることができるのでしょうか?
まず無理ですね。
ディスプレイの色域と人間の目の識別できる色域の差が果てしなく大きな差がある以上、埋められない溝です。

正直カメラのモニタとPCモニタの色を合わせる事に意味があるとは私は思えません。
カメラのモニタはあくまでピンの確認と露出の確認であって、色なんかWBの調整で見る程度ですね。
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デジカメの液晶モニタを含めて現在の液晶モニタはまだまだ揺籃期にあります。


特にラップトップの液晶は、販売価格を抑えるために事務用レベルのスペックっしかない。
プロでもハイスペックの業務用モニタの性能を最高限度まで引き出すよう調整しながら、使っているのが現状。

ところでもう一つの問題があります。人間の視覚は見えるものを見えるままに見ているわけではなく、見たい色を見ているというシステムになってます。つまり視覚が捉えた色情報を脳というソフトで処理した主観的な色を見ているわけです。これを普通記憶色といいますが、実物との間にすでにズレがあるのです。

しかも人間の視覚細胞の数は300万画素程度しかなく、視野の中心部に色知覚神経が集中していて、周辺視野では明るさを見知する神経細胞しかありません。つまり周辺はモノクロなんです。この色情報の欠落も脳のソフトで処理して色を埋めているわけです。
もちろんプロの中には絶対色感的能力を培っている人も多いでしょうが、
そんなカラクリになっているので、モニタ上の色と自分の記憶色にはさらにズレが出ます。

これらの問題を解決するにはまだまだ時間がかかるでしょう。つまり現状は妥協、許容の世界です。

以下のサイトを参考に。

http://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUX …
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Nikonを使われているのならkominさんのサイト参考になります。


簡易キャリブレーションの方法も出ています。

参考URL:http://www5e.biglobe.ne.jp/~komin/nihongo.htm
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友人のプロカメラマンに聞いた話ですが、EIZOの液晶モニタを使っても発見できない色の誤差があるみたいです。


その時、発見した方法が意外と思うかもしれないのですがブラウン管モニタで発見することがあると聞いたことがあります。

それを実際に見たわけではないのですが、確かにブラウン管と液晶では性格がかなり異なる個所が出るのは間違いないでしょうし、ブラウン管のほうが目に慣れている部分からそう答えたのかもしれません。

一つの回答として参考にしてください。
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そのような色調整をすることをキャリブレーションといいますが、


かなり高度な要求なので高額な機器を使っても簡単にはいきません。

PCのモニターとカメラのモニターのどっちが色再現で優秀かといえば
どんな安いPCモニターにしてもカメラよりは上なハズです。
カメラのモニターの色味は狂っているものとして扱わないと
撮影の記録時に余計に狂わせた設定で保存してしまうことになります。

その上でモニターで見て色味が異なる場合にはレタッチソフトなどで
写真画像の修正をするのがセオリーです。

液晶モニターはsRGBなどの規格があったりしますが、自然界の色をすべて再現できるほど
高性能な商品は業務用途でもありません。
ましてや昨今の安物液晶では色再現性は狂ったようなものばかりです。
こだわられるのでしたら、できるだけ良いモニターを購入され、できる限りのキャリブレーションをして
レタッチソフトで写真の補正をされるのが良いと思います。
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http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/campaign/ …
この様なものでPCモニターを調整します、他にも色々な種類があります、
撮影時にカメラのモニターの色を見ながら調整するのは良い結果を生みません、カメラモニターはデータの正確な発色はしていません、モニターは構図を確認するものとご理解下さい、露出はモニターヒストグラムで確認出来る様になれて下さい。
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