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下記の文章が意味が良く分かりません。

...unless AAA in writing does not dispute BBB's determination of AAA’s material breach.

文脈から考えると「AAAは、AAAの重大違反に関するBBBの判断について、書面で争わない限り・・・」となると思うのですが、それだったらdoes notは不要なはずではないかと、解釈に悩んでいます。
unless とnotで二重否定の場合、 どう考えるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

○ 「unless」と「if ... not」の違いは「条件が限定されるか否か」という点にあります。



○ すなわち、「unless」は「・・・でない場合に限って/・・・という条件を除いて」という意味を表すので、主節の行為が行われる条件は「ひとつ」しかないのに対して、「if ... not」の方は「・・・でない場合には」という意味を表すので、主節の行為が行われる条件は「他にもいくつかある」ことになります。

○ 簡単な例で示しましょう。

 (1) I will not marry him if he is not rich.
 (2) I will not marry him unless he is rich.

○ (1)では、「私が彼と結婚しない」という行為は「彼が金持ちでない場合」があるが、それはいくつかある条件の中のひとつにしかすぎず、例えば「顔が気に入らない」とか「背が低い」という理由で結婚しない可能性を秘めています。

○ 一方、(2)では、「私が彼と結婚しない」のは「彼が金持ちでない場合」のみであり、たとえ「顔が気に入らなくても、背が低くても」、結婚するという意志を表しています。

○ お尋ねの英文は何かの契約書の文面の一部のようですね。その英文の「unless ...」の前には主節があったはずです。仮に「計画を変更する」という内容の主節があったと仮定しましょう。すると、「unless ... not」を用いた文は「二重否定」と同時に「限定的な条件」を表していますので、その内容は「書面で異議を唱えた場合【に限り】、計画を変更する」ということになります。

○ ところが、「unless ... not」を「if」で書き換えた場合には、「書面で異議を唱えた場合」には「計画を変更する」という意味を表すと同時に「それ以外にも計画を変更する場合がある」ということを示すことになります。すなわち、それは「書面で意義を唱えなくても計画を変更できる可能性」を含むことになってしまうのです。このような曖昧さは将来のトラブルの原因にもなりかねませんので、契約書としては不十分です。

○ そのような曖昧さを避けるために、ビジネス関係の契約書では厳格な言葉遣いをすることが基本です。「他の可能性を排除する」という意味合いを持っている「unless」や「unless ... not」という表現は、そのような目的にうってつけのものであると言えるでしょう。

○ ご参考になれば・・・。

この回答への補足

たくさんのご回答いただき、ありがとうございます。
皆様にまとめて補足・お礼申し上げることをお許しください。

まず、unlessの前の主節ですが、「10条に従い、調停に持ち込む」(契約書)です。
No.5さんのご説明で、ifとunless not の違いがよくわかったのですが、それでも、この文は悪文ではないかと思っています。。。
わかりやすくするために、今回の質問文の箇所を第5条(仮定)とします。
10条には、「5条に関連する問題を除き、AAAとBBBの間で発生する契約不履行、違反、その他の問題は、両当事者が45日間の協議を行い、それでも解決しない場合は、いずれかの当事者が調停に持ち込むことができる」とあるからです。となると、調停に持ち込むのは、5条に限っていないわけで、unless notよりむしろifを使うべきではないかと思うのです。
この文は、No5さんがおっしゃるような「ほかの可能性の排除」に失敗しているような気がするのですが、どう思われますか?

補足日時:2008/06/18 09:28
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この回答へのお礼

すみません。。補足への補足をどこへ書けばいいのかわからなくて、「お礼」の欄に書き込ませていただきます。

今思ったのですが、この文を書いた人の意図は「もめたら何でもとりあえず調停!」ということではないでしょうか?
つまり、AAAがよっぽど「うちは争いません!」などと明言しない限り(=45日間の協議で解決するか、BBBの意見に妥協?)は、調停にしてもめ事を解決したい。。。。
さらに後半の箇所で、調停には拘束力のある判断を含む、とあります。
いかが思われますか?

お礼日時:2008/06/18 10:07

たぶん“in writing does not dispute”(書面で争わない)という言い方が少し不自然なのだと思います。



“unless AAA accepts in writing BBB's determination of AAA’s material breach”(AAAの重大違反に関するBBBの判断をAAAが書面にて承認した場合を除き)のように言えば、それほどひっかからずに理解できたはずです。
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AAAがBBBのAAAの重大な違反に関する決定について争わないと文章で明言しない限り



in writingを省いてみると解りやすいかもしれません。
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文章が正しいものとして訳せば「AAAの重大な違反に関するBBBの裁定についてAAAが書面で異議をのべない場合を除き」でしょう。



意味から言えば、“if AAA in writing disputes BBB's determination of AAA’s material breach”「AAAの重大な違反に関するBBBの裁定についてAAAが書面で異議をのべた場合」と同じことを言っているわけで、何も二重否定にして小難しい表現にする必要はありません。

相当な悪文だと思います。
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unless=except under the circumstances that, except on the condition that...


ということなので「~の場合を除いて」と訳せば解りやすいのではないでしょうか。
ですから、「unless ...not...」は「~でない場合を除いて」となりますね。

参考ないなれば幸いです。
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>...unless AAA in writing does not dispute BBB's determination of AAA’s material breach.



は、

>「AAAは、AAAの重大違反に関するBBBの判断について、書面で争わない限り・・・」

ではなくて、
「AAAが、AAAの重大違反に関するBBBの判断について、書面で争わない事が無ければ・・・」
であり、より簡単に言えば、
「AAAが、AAAの重大違反に関するBBBの判断について、争った場合は・・・」
であり、例えば、「書面で訴えの放棄などを述べる」ことがなければと言う意味だと思います。
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