
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
岡本太郎「自分の中に毒を持て」
物語ではないですが、いろんな事に対してかなり考え方が斬新でとても面白かったです。
もともと、「太陽の塔」や「芸術は爆発だ!」で有名な方ですが、刺激が足りないと思ってる人には衝撃的な文書です。
No.4
- 回答日時:
「夜を賭けて」梁石日(ヤン・ソギル)
「日本アパッチ族」小松左京
「日本三文オペラ」開高健http://www.yomiuri.co.jp/book/column/pickup/2007 …
「レディ・ジョーカー」高村薫
「悲劇週間」矢作俊彦
「黄金旅風」飯嶋和一
「カディスの赤い星」逢坂剛
「悪魔の霊酒」ホフマン
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480422 …
「悪童日記」アガタ・クリストフ
http://www.kalapanic.com/2008/05/post_148.html
「すべての美しい馬」コーマック・マッカーシー
http://shirube.blogspot.com/2008/07/blog-post_06 …
No.3
- 回答日時:
下記の作品などどうでしょうか
・湯本香樹実 夏の庭 新潮文庫
ふとした出来事で知り合った老人と少年たちとの深い心の交流を通した忘れがたい夏を描いた作品。
世界の十数カ国で話題となった児童文学者協会新人賞、児童文芸新人賞、 ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、
ミルドレッド・バチェルダー賞等受賞作品。
・サマセット・モーム 月と六ペンス 光文社古典新訳文庫
秘密諜報部員やスパイの世界、ゴーギャンの絵と彼の人生、男が女に愛想をつかす理由や女が変わった男に惹かれる理由、
男が女にすがる理由等、様々な興味深いモチーフがちりばめられた世界的名作
ありがとうございます!
『夏の庭』、三國連太郎さんが出ていた映画の原作でしょうか?
名前は聞いたことがありましたが、ここまでの作品とは知りませんでした!
世界で翻訳され愛されている作品なんですね。
これは必読!ですね。
ありがとうございます。
サマセット・モーム、これも気になっていました。
ゴーギャンがイギリス人として書かれている、とか聞いたことがあったので大分脚色されて書かれた本なんだろうと、読むのをためらっていましたが、それだけでなく様々な主題が盛り込まれているんですね。
大分、そそられました。
ありがとうございます!

No.2
- 回答日時:
安部公房、井上靖、遠藤周作ということで、感性に近いものを感じますが、相違点もありそうです。
あくまで参考までに。■小松左京 「復活の日」
日本SF3大巨頭の1人とされる小松左京の、おそらく最高傑作。生物兵器の漏洩で人類が滅亡してしまうという話で、生物学・放射線に関する難しい概念を使いこなし、かつ、哲学的にはカントに立脚しているというものです。安部公房「方舟さくら丸」と一緒で、冷戦下の全面核戦争が起これば人類滅亡もありうるという緊迫感を味わえます。冷戦終結後の今となっては、昔話ですが……
■吉川英治 「私本太平記」
毎日新聞に連載された、足利尊氏を主人公とする歴史小説です。小説だけに、架空の話や人物も、やたらめったらと多いのですが、この作品には歴史的な価値があります。すなわち、戦前の教科書では、「天皇に最後まで仕えた楠正成が英雄で、天皇にはむかった足利尊氏は極悪人」と教えていたわけです。ところが戦後になると、「足利尊氏は、建武の新政が失敗に終わる中で、新しく勢力を伸ばしてきた武士や庶民の期待に背中を押され、源氏のリーダーとして戦うしかなかった人物」ではないかという議論が出てきます。「私本太平記」は、この議論を、学者間の世界にとどめず、新聞で連載されることによって、広く世間に広めた意義を持っています。
■新保良明 「ローマ帝国愚帝列伝」
ノンフィクションで、中身はタイトルどおりのものです。
■エリック・シュロッサー 「ファストフードが世界を食いつくす」
気鋭のジャーナリストが放った強烈な文明批判にして、タブーのベールに包まれていたアメリカのファーストフード業界の裏側を描き出した本です。これを読むと、アメリカ牛など、恐ろしくて食えなくなります。
■山本弘 「トンデモ ノストラダムス本の世界」
1999年の7月に空から恐怖の大王が降ってきて、人類が滅亡するという予言に振り回され、人生を狂わされた人や、荒唐無稽な予言解釈に没頭した人々の奇妙な生態を描いた笑える本です。が、「五島勉がノストラダムス本を書かなければ、地下鉄サリン事件は発生しなかったに違いない」という主張には、目からうろこが落ちました。文芸春秋社の名物「日本の論点」の1999年版に、山本弘と五島勉の論争が載っているのは、滑稽としか言いようがありませんが。
■セーレン・キルケゴール 「不安の概念」
本格的な哲学者が書いたものとしては親しみ易く、日本語訳もまともな部類に入ります。論点は簡単で、「君は今、幸せ者かもしれない。しかし、どんな幸せ者も、不幸者に転落する可能性はある。そのプロセスを、自分が書き示してみせる」という感じの本です。
■G.W.Fヘーゲル 「1815年から1816年のヴュルテンベルク王国地方民会における議論の議事録、第33節」
タイトルが長い!正確には覚えられません。岩波文庫の「ヘーゲル政治論文集(下巻)」に載っています。哲学者が書いた文章を読んで、ゲタゲタ笑ったのは、これだけです。議会の抵抗勢力を、これでもか、これでもか、としつこく批判しまくる熱い文章で、ヘーゲルのキャリアで、政治的成功を修めた唯一の事例とされているのですが、大哲学者ということで、大書の影に隠れ、知名度は高くありません。「ヴュルテンベルクは他のドイツ人国家と比べ、悲しむべき美徳を持っている。それはドイツの他の地域ではファウスト博士以来、知られるところでなくなった特別な人間を扶養しているということである。ところで、その特別な人間とは、書記である」。意味が良く分かりませんが、多分、書記は悪魔に魂を売った連中だと言いたいのだと思います。なんという、もってまわったイヤミでしょう。書記といっても、三権分立以前の書記ですから、司法書士・行政書士・税理士・公証人を兼ねた強力な権力を持っています。現バーデン・ヴュルテンベルク州の首都であるシュトゥットガルトの周囲を歩き回っていた時、「書記通り Schreibergasse」という地名を見つけ、「ここだったのか」と、またゲタゲタ笑いました。
■吉村貞司 「日野富子 戦う女の肖像」
金儲けばかりしていた悪女というイメージのある日野富子を、酒と芸術にしか興味のない夫に代わって室町幕府の財政を支え、京都の公家社会とも良好な関係を築いていたとする新書です。確かに評価の難しい人物なんですが。
わ!
こんなに沢山ありがとうございます!
どれも読み応えがありそうですね。
三大巨頭、ほかの二人方はつまみ読みしていたのですが、小松さんは手付かずでした。
SFは敬遠してきたジャンルなので、これを機にチャレンジしてみようと思います。
吉川英治さんは宮本武蔵だけ読んで満足していました。
太平記、読ませていただきます。
『ローマ帝国愚帝伝』は、題名からして私好みです~!
ノンフィクションというのもたまらないですね。
ありがとうございます。
『ファストフードが…』は、ちょっと恐そうですね。
一人暮らしのため、アメリカ産牛にお世話になることは勿論、遅刻しそうな朝にはマクドナルドをテイクアウトなんて日もありますので…
山本弘さんと五島勉さんの論争、面白そうですね!
バックナンバーを調べてそちらも読んでみたいと思います。
『不安の概念』、は、精神的余裕のある時に読ませて頂きます。
題名からするとなんだか後味に不安が…
(そんな事ないかな?)
G.W.Fヘーゲル、名前すら知りませんでした!
ゲラゲラ笑える文章を書ける哲学者なんているんですね。
harepandaさんの様に博識でない私にも笑えるでしょうか?
日野富子、司馬遼太郎の『妖怪』でよんだ記憶があります。
「悪女」のイメージの強い日野富子、その観点から、というのは必読ですね!
早速買ってみます!
様々なジャンルの本を幅広く、そして丁寧に教えていただき、本当にありがとうございました!
私の狭い読書の幅が広がりそうです。
ありがとうございました!!!
No.1
- 回答日時:
奥田英朗さんの伊良部一郎シリーズが好きなものです。
角田光代さんの「空中庭園」をお勧めします。
この本はある一家を中心に描いた短編集で、物語ごとに主人公が違います。一つ目は一家の娘、次は父親と言う風に。主人公を変えながら、物語が進んでいきます。それぞれの主人公の視点から家族の様子が伺え、面白いです。
早速の御回答ありがとうございます。
伊良部シリーズ、面白いですよね!
私は『マドンナ』がお気に入りです。
『空中庭園』、未読でした。
角田光代さんも好きで何冊か読んでいたので嬉しいです。
早速読んでみようと思います。
ありがとうございました!
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