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英検2級の勉強もかねて、英検2級のリスニング問題を用いシャドーイングに取り組んできました。
シャドーイングは、『音読パッケージ』
http://homepage3.nifty.com/mutuno/mutsuno_06_tra …
という練習方法に組み込んでいることもあり、効果があると考えております。

最近、『英会話・ぜったい・音読』という本を知りました。
購入してはいませんが少し読んでみると、そこでは多回数の音読と音読筆写(音読しながら英文を書き写す)という方法を取っており、シャドーイングは紹介されておりませんでした。
(最初、音読筆写はディクテーションと同じと思っていたのですが異なり、CDを聞いて書き写すのではなく、
CDは聞かず自分が音読しながら書き写す という方法です。確か・・・)


これまでやってきたシャドーイングとテキスト音読、
一体どちらがより良いのでしょうか?

アドバイスお願いいたします。

A 回答 (4件)

私も、最初はその疑問は感じたので、おっしゃることはわかります。



音読筆写がいいことは、身体の機能を一度にたくさん使うことで、脳が活発に働き集中力が増すという点にあります。最近の脳科学の研究では、黙読よりも音読、音読よりも音読筆写をするほうが、脳が活発に働くということがわかってきています。目で見るだけよりも、声に出せば、見ると同時に声帯を使いつつ耳で自分の声を聞く、音読筆写であれば、さらに手を動かしつつ、書いているものを見るという動作が加わります。

そして、そうやって脳の集中力を高めて何をやっているかというと、英文を身体の中に刷り込んでいるわけです。

TV番組などで何度か取り上げられているのを見ましたが、日本語でも、例えば雑音の中で聞いた言葉を聞き取れるかどうかは、耳で音をとらえたかどうかだけでなく、日本語の単語をや文章をどれだけ知っているか、言葉がどれだけ刷り込まれているかにかかっています。一部しか聞き取れなくても、自分がよく知っている言葉なら、そう言っているように脳が補足して聞き取るんです。ですから、よく知っている日本語であれば、少々雑音が入っても、会話ができます。

英語でも、例えば音では「ユー ベター ゴー ホーム」としか聞き取れなかったとします。でも、英語を知っている人は、この音から"You'd better go home."という文章を思い浮かべるでしょう。けっして"You better go home."とは思いません。dという音が発音されてなくても、それはあるはずだと認識できるわけです。

英語のディクテーションやシャドーイングは、音を聞き分ける能力を高める訓練ですが、それを繰り返すことによって、英文を既知のものとして身体に刷り込む効果もあります。音読は、CDを聞かなくてもそれなりの効果があるというのは、自分で音読することで、英文を刷り込む効果があるからです。

音読筆写は、この刷り込みに、抜群の効果を発揮します。英文が刷り込まれれば、音が一部聞こえなくても、聞こえなかったところがわかり、意味も瞬時に理解できるようになるためには、音読筆写が役立ちます。

ですから、音の聞き分け+刷り込み効果を期待できるシャドーイングと、刷り込み効果が抜群の音読筆写、音の聞き分けに強い効果を期待できるディクテーションをすべてやっていけば、どの能力もあがっていくと思います。また、さまざまな方法で取り組むことで、あまり飽きずに同じ英文を繰り返して刷り込み効果をあげることができるというメリットもあるわけです。
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この回答へのお礼

毎回のご解説大変参考になります。
ありがとうございます。

同じ英文をいろいろな方法で利用しまくる。
多くの本を虫食いにするよりずっといいいい方法なのですね。
音読筆写、シャドーイング、ディクテーション全てを回して行えば、
一冊に集中できるというわけですね。
実際には、現在のシャドーイングだけでも制覇は出来ていないので、
この本でまだまだやることがあるという感じです。

ためになるご解説にもう少しぶら下がらせてください。
『英会話・ぜったい・音読』によると、“現時点で”TOEIC600点以下の対象として中学2,3(確か?)レベルを推奨しています。“現時点で”TOEIC600点以上で高校一年レベルの音読筆写を推奨です。
これまでTOEICは受験経験がなく代わりにですが7月に英検2級を合格しております。
点数は一次・二次ともに9割超です。

このレベルですと、中学2,3年レベルを背伸びせずに固めることが重要とやはり思われますか?
アドバイスよろしくお願いいたします。

今私が使用しているシャドーイング教材は『決定版 英語シャドーイング超入門』という本です。
挨拶・自己紹介・道案内の会話文から始まって、後半はVOAニュース、分時130語程度のスピードになる流れです。全部で90スクリプトありボリューム感はたっぷりです。

お礼日時:2008/08/29 22:01

英検2級はTOEIC500くらいで合格できますが、6割でも合格するのを9割得点できていたとすれば、TOEIC600台の実力は、すでにお持ちなのではないかと思います。



TOEICは、一度、というよりも定期的に受けてみられることをお勧めします。自分の現在地を確認するのに便利ですし、実力があがれば自然にスコアがあがっていきますから、はげみになります。

TOEIC600以上であれば、中学1年教科書は必要ないと思います。2、3年は、やっても悪くはないけれど、もう少し生の英語に近いものをやってもいいのではないでしょうか。ただ、スコアだけでなく、自分の体感を大事にすることをお勧めします。簡単すぎる教材は、やっていてどうも手応えがなく、つまりません。やや難しくてなかなかうまく音読できないけれど、回数を重ねれば次第にすらすら音読もシャドーイングもできるようになってくるくらいの教材のほうが、やりがいがあるように感じます。

『決定版 英語シャドーイング超入門』という本は申し訳ないのですが、知りmさえん。ただ、130語/分くらいの速度で読まれているのであれば、やややさしめかなと思います。それで手応えを感じるのであれば、まずはそれを徹底的にされてはいかがでしょうか。

もし、それでもの足りないなと思うようになったら、こちらの教材を試してみられてはと思います。ほぼ生の英語に近いことと、音読などのトレーニングをやりやすいように工夫して作ってあるので、『英会話・ぜったい・音読』を卒業した人が次にやるのに適しています。
http://www.icconsul.com/et/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

教材レベルの選択ですが、おっしゃられますようにまず手元の教材をマスターすることにします。
レベルも幅広く感じますので、基礎からの習得も出来そうです。

音読筆写ですが昨日実際に行ってみました。
音読が引っかかる部分、初見や難解な構文・単語などに絞ってやったのですが、
今日になって英文の記憶がいつもより残っているのです。
朝起きてまず思い浮かんだことが昨日の英語構文だったのです。

これは使えるとピンと来ました。
回答者様の言われる刷り込み効果で、英文を自分の物にできる(スピーキングで使える)と。

この質問を通じて英語勉強の核を再認識できました。
楽しく質疑できまして、大変有意義でした。
回答者様の的確なアドバイスがあったからこそに尽きます。

ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2008/08/30 13:45

音読筆写は、話す速度で書き写す必要はありません。

それは、おっしゃるように物理的に無理ですよ。ただ、普段書く速度にあわせてゆっくりと音読筆写をしてしまうと、効果が薄くなってしまうようです。かなりきたない字になっても、できるだけ速く書こう、速く書こうとしていくことが大切です。また、英語力がつくにしたがって、かなり速く書けるようになってきます。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。
音読筆写はディクテーションと異なるのですが、音読筆写のいいところはどういう点なのでしょうか?

自分が疑問に思うこととして、
例えばシャドーイングができるならば、それは聞き取れているということであり、
英語スペルが分かれば必然ディクテーションができるということであると認識しています。
書かなくても(筆写しなくても)、口で再現できれば(シャドーイングできれば)
身に付く根本は同じことでは? と思ってしまいます。

よろしくアドバイスお願いいたします。

お礼日時:2008/08/29 19:35

英文を繰り返し身体に刷り込んでものにするという点では、方向はそれほど違いません。

どちらをやればというよりも、同じテキストで両方をやるようにするといいでしょう。

例えば、こちらのサイトは『英会話・ぜったい・音読』の著者の1人千田先生が代表をしておられるところですが、「英語トレーニングQ&A」のところで、シャドーイングも紹介されています。たまたま書かれていないだけで、『英会話・ぜったい・音読』の著者はシャドーイングを勧めていないということではありません。
http://www.icconsul.com/

音読筆写は、英文の刷り込みという点で、かなり強い効果があります。私は最初疑問を持っていたのですが、自分でやってみて効果を実感しました。ただ、全文を音読筆写するのは大変です。音読やシャドーイングをしてみて、いつもつっかえる部分だけを音読筆写するなどすると効率的だと思います。

音をしっかり身につけるいう点では、リピーティングやシャドーイングが効果的ですが、繰り返し行うことで、ただの音読や音読筆写と同様の刷り込み効果を期待できます。『英語上達完全マップ』で音だけのリピーティングやシャドーイングを重視しているのは、ただテキストを音読するだけでは、棒読みになりやすく刷り込み効果が薄くなりがちだというのもあるからだと思います。

『英会話・ぜったい・音読』も『英語上達完全マップ』も、中学教科書レベルの英文を繰り返し刷り込むことで、英語力の底上げをねらっているという点では、同じです。いろいろな方法を取り入れることで、飽きずにより多くの回数を繰り返せますから、いろいろやるといいでしょう。

ただし、違うテキストで、あちらを少し、こちらを少しというやり方は、刷り込み効果が弱くなります。同じテキストで方法を変えて繰り返し回数を増やすのが効果的です。

ちなみに、似たような考えの教材に、こういうものもあります。
http://www.daisan-shobo.co.jp/books/ISBN4-8086-0 …
こちらは、日本語を見て英語を言うという方法を勧めています。これも、ただ読んで音読するよりも、より英文を刷り込みやすいからだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

音読筆写について教えてください。
『英会話・ぜったい・音読』は立ち読みのため細部を覚えて着ないのですが、
音読筆写は、自分が話すスピードに遅れずに筆写していくということでしょうか?

話すスピードを意図的に遅くすれば、遅れずに筆写できると思いますが、
そうでなければ物理的に厳しいものがあると思います。
たとえば、100語/分で音読できても、その速度で書き写すことは難しいのでは・・・と。

アドバイスお願いいたします。

お礼日時:2008/08/27 00:47

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