No.2ベストアンサー
- 回答日時:
要するに、実権を握っているということでしょう。
最近では、アフリカは中国の裏庭であるとも言われます。中国が莫大な投資をして、南アフリカの最大手「スタンダード銀行」の株式20%を取得しています。
「裏庭」とは旧植民地や、実行支配地のことを指します。
【アフリカは欧州の裏庭】
http://fxthegate.com/2008/01/10_3.html
「もともとアフリカは欧州諸国が"自国の裏庭"として植民地支配を続けてきた大陸だ。イギリスとフランスがそうであったように、ダイヤモンドに代表される地下資源が豊富な領地の奪い合いを続けてきたのである。」。今は、中国が取って変わってきた印象さえありますが。
【南米はアメリカの裏庭】
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=148004
「中南米諸国の場合はアメリカの’裏庭’として、長いあいだ政治的経済的に米国に干渉、利用され続けてきたという現実があるからだ。米国の市場経済主義によって貧困層が拡大し、失業者も増大するという、正になめつくされるように利用されるという現実を繰り返してきたのが中南米諸国。」
しかし、アメリカ経済の経済力低下により、アメリカの支配力が落ちていることは否めないでしょう。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
アフリカは欧州の旧植民地で中南米はアメリカの実行支配地という認識でいいのでしょうか?
欧州はアフリカで資源などを独占的に買い叩いて利益をあげていたんですね。
そこに中国やアメリカが入って支配が崩れてきて市場原理のようなものが働けば
アフリカも少しはよくなるのではないかと思うのですが、
中南米ではなぜか、市場原理主義によって貧困層が拡大し、失業者も増大するということになっているのがよくわかりません。
アメリカが市場原理であげてきた利益とはどんなものでしょうか?
No.9
- 回答日時:
No.2, 6, 8 です。
>>アメリカ経済の経済力低下により、アメリカの支配力が落ちていることは否めないでしょう。
>とは、どういうところに出てくるものなのでしょうか?
現在、アメリカの経済はサブプライム問題で大変な状態です。それこそ、下手をすると世界経済がストップするほどの規模です。米大手銀行のいくつかが破綻しても不思議ではないほどです。
今まで、アメリカはその経済力で世界を一極支配してきたと言ってもいいのです。ところが、経済はガタガタ、イラクとアフガン派兵でヨロヨロの状態です。この状態でロシア、中国がグンと伸びてきています。つまり、アメリカは既に世界の一極支配を諦めかけていると言ってもよいかもしれません。多極化の時代に入ったとも言えます。グルジアを巡る代理戦争がそれを物語っているでしょう。こちらをお読みください。私は、なるほどと思って読める部分もあります。視点は少し変わっているかもしれませんが、鋭い部分もあります。歴史と経済の勉強になりますよ。
【田中宇の国際ニュース解説 世界はどう動いているか】
http://tanakanews.com/index.html
回答ありがとうございます。
お礼が遅くなって申し訳ありません。
自分なりにいろいろと調べながら勉強しました。
私が最終的に付いた答えがフェアトレードでした。
自分だけでなく、他の人達にもできる限り進めていこうと思います。
No.8
- 回答日時:
No2, No.6 です。
>>中南米における「アメリカの市場原理」と如何なるものでしょうか。
>申し訳ありません。質問の文章を書き間違えてしまいました。
いえいえ、謝られることではありません。ここは質問者と回答者のやり取りによってできるだけ正しい答えを見付ける場所です。
>「アメリカの市場経済主義」でアメリカがあげてきた利益がどのようなも
>のかを教えてもらいたかったのです。
これは難しいご質問です。問題が大きすぎて、答えは出そうにありません。
2005年の世界全体のGDPが米ドル換算で、36兆米ドル程度。日本円にして、4000兆円。アメリカは約12兆米ドル。日本は、4兆4千億米ドル。これに対して、例えば、アフリカのGDPは、1兆米ドルほどなんですね。いかにアフリカが低いかがわかります。豊富な資源があるにもかかわらずにです。そして、その総人口を考えたとき、一人あたりのGDPがどれほど少ないか容易に想像がつくでしょう。
かつてはお金というのは、金などの総量と同じだったわけですが、今の経済というのは、極端に言えば、お札をいくらでも発行できるわけです。もちろん、色々なことに目を配りながら、印刷するわけです。巧妙な手品のようなものかもしれません。
私は、反ロスチャイルドとか、アメリカ陰謀説を取るものではありませんが、よかったら、一つの参考として次のリンクを読まれるのもよいかと思います。別の視点でお金や経済を見てみることも勉強になります。
【なぜ反ロスチャイルドなのか】
http://www.anti-rothschild.net/main/01.html
決してユダヤ系への差別意識ではありません。全てが正しいとは思いませんが、学ぶべき所もあります。PDFも含めると本一冊程度になりますから、かなり勉強になると思います。ご参考までに。
回答ありがとうございます。
お礼を言うのが遅くなって申し訳ありません。
張っていただいたリンクを理解しようといろいろ調べながら読んでいたのですが、
私の知識不足のせいか解らないことが多かったです。
私が考えた結論としては、
・日本銀行は認可法人のままで良く、株式会社にするべきでは無い
・IMFの構造調整プログラムは廃止
・主要通貨による借款は、先物などで通貨の変動によるリスクをリスクヘッジする
・一次産品の生産過剰による価格下落は強調減産する
いろいろと間違っているかもしれません。
勘違いしていることも多いかと思います。
これからもっと勉強して理解を深めたいと思います。
最後にもう一つ教えていただきたいのですが
No2で、
>アメリカ経済の経済力低下により、アメリカの支配力が落ちていることは否めないでしょう。
とは、どういうところに出てくるものなのでしょうか?
IMFなどの出資比率とかに出てくるものなのでしょうか?
No.6
- 回答日時:
ANo.2です。
>アフリカは欧州の旧植民地で中南米はアメリカの実行支配地という
>認識でいいのでしょうか?
それでよろしいかと思います。検索でさまざまな実効支配の様子がお分かりになると思います。
>そこに中国やアメリカが入って支配が崩れてきて市場原理のようなもの
>が働けばアフリカも少しはよくなるのではないかと思うのですが、
アフリカの貧困の根は非常に深く、第二次大戦後に独立したときより、現在のほうが貧しくなっている国が少なからずあります。グレンイーグルスサミット(2005年)において、アフリカ各国への数兆円規模の債務帳消しに関する話し合いがあったのですが、実効性がないということでうやむやの状態です。アフリカ諸国からも債務帳消しは、アフリカの貧困に追い打ちを掛けるということで、アフリカ諸国自体が反対しているほどです。中国は、アフリカへの債務帳消し、2009年度までに、中国のアフリカ支援を倍増するという方針を打ち出しているものの、内実は、アンゴラとスーダンの石油利権に絡んでいることは否めません。おっしゃるように「市場原理」が働けばいいのですが、なかなかそうは行かないのが現状です。なぜ?と聞かれても多分、誰も答えられないでしょう。各国のエゴが働くためです。
>中南米ではなぜか、市場原理主義によって貧困層が拡大し、失業者も
>増大するということになっているのがよくわかりません。
2004年に、エクアドルの首都「キト」で行われた「キト会議」というのがあり、アメリカと中南米諸国との関係を変更していくという話し合いでした。アメリカの中南米支配は、1950年代からは軍事的な支配、1980代からは、経済的支配に移っていきます。これは中南米の経済自由化に貢献したのですが、通貨危機のために結果的に中南米の経済危機を引き起こす結果となってしまいました。これ以後、中南米は「反アメリカ体制」になっていきます(主に南米国)。特にベネズエラは、原油の埋蔵量が多いことから、反米主義を強く打ち出しアメメリカからかなりにらまれました。
これを機に、中南米の貧困は減ってきています。原文は、http://www.eclac.org/cgi-bin/getProd.asp?xml=/pr … (国連中南米カリブ経済委員会)ですが、訳文は、日本共産党のみが報道しています。政党の報道は、中立を損なう場合があるため、リンクをためらいましたが、一応張っておきます。
【中南米の貧困縮小/経済成長・所得再分配を反映/極貧人口 90年比ほぼ半減】
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-11-18/20 …
矢張り、反米主義を取った南米が裕福になりつつあります。
>アメリカが市場原理であげてきた利益とはどんなものでしょうか?
ちょっとご質問の意味が分かりかねます。市場原理というものは、本来、公正な競争の元で行われる経済活動を意味します。中南米における「アメリカの市場原理」と如何なるものでしょうか。
回答ありがとうございます。
>中南米における「アメリカの市場原理」と如何なるものでしょうか。
申し訳ありません。質問の文章を書き間違えてしまいました。
「アメリカの市場経済主義」でアメリカがあげてきた利益がどのようなものかを教えてもらいたかったのです。
>米国の市場経済主義によって貧困層が拡大し、失業者も増大するという、正になめつくされるように利用
と、ありましたのでアメリカが市場経済主義というもので中南米を利用して何かしらの経済的利益を上げてきたのではとおもったからです。
No.5
- 回答日時:
それは、第2次世界大戦前に、満州が「日本の裏庭」だったことと同じ意味です。
その当時、日本側も満州での利権を主張するために、アメリカのモンロー主義を引き合いに出しております。アメリカがやって良いことを日本がやって何故悪いのかと。
東京裁判の「パール判決書」は、このことを分析するために参考になります。
回答ありがとうございます。
日本は満州に作った満州鉄道などの国策会社が満州市場を独占して、不当に高い値段を要求していたら、良くは無いと思いますが。
只単に開発資金を出しただけの投資であれば満州にとっても良いことのように思います。
日本も当時は他国を引き合いに出して自らの主張をしていたことに、驚きました。
No.4
- 回答日時:
>どういう意味なのでしょうか?
一言で言うと・・・。
アフリカは、欧州が政治的・経済的に支配している。
南米は、アメリカが政治的・経済的に支配している。
という事です。
ですから、中南米では対抗勢力として「反米左翼政権」が多く誕生します。
ですから、アフリカでは対抗勢力として「親中国政権」が多く誕生します。
中国では、アフリカは中国の裏庭と言ってます。
アフリカ諸国では、「欧州諸国に代わって中国になっただけ」と冷めた考えをする住人が多くなっています。
No.3
- 回答日時:
歴史のカテゴリーですので経済抜きです。
20世紀初頭の勢力分布です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95% …
1869年スエズ運河が開通するとアジアまでの航海日数は1/3化し、紅海、エジプトは重要な拠点となります。
更に、アジア侵略が重要な課題となってきます。
中南米に関しては、ここを参照。
アメリカを見習え。欧州は明らかに敵ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1% …
回答ありがとうございます。
カテゴリー自体解らなかったので、予想で歴史にしてしまいました。
モンロー主義ってすばらしいものだったんですね。
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