
よろしくお願いします。
理系で高校地理を勉強している者なのです。
先日の学校の授業で,「ロッキー山脈があるから陸側は乾燥すると思え」と学びました。みんな普通に聞き流していたようなのですが,私には凄い発想だ…!と思うくらいで,そのくらい頭が固くて…。
私は本当に地理音痴で,特にテスト中ではまったくこのような考えが思いつきません。
これに似た,考え方による気候や,何かを推察するテクニック,他にありませんか?
勿論,自分で考えて回答に辿り着くのが一番だと分かっているのですが,知っておくのは悪いことではないと思いまして,質問させて頂きました。
この手の話題に詳しい方おりましたら,回答いただけると助かります。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
では乾燥についての考え方です。
1.海が近いか 遠いか
海に近い地域では湿気が多くなります。
海水が、日光などで暖まって水蒸気になることで雨雲が発生します。
ということは、ずっと広い陸地が続いているような地域は
海が遠いので乾燥しがちになってしまうということです。
2.海と陸の間に山がある
富士山の頂上に雪があるように、山は上にいけば寒くなります。
海で発生した水蒸気は、風に運ばれて山にぶつかって上にあがります。
すると雲はそこで冷やされて、雨が降ってしまうのです。
山を越えて陸地にたどり着く頃には、雨をすっかり降らしきって
乾いた空気になっています。つまり山があると、内陸は乾燥します。
日本でも「からっ風」と呼ばれる現象があります。
3.中緯度の地域は乾燥する
中緯度(緯度が20~30度ぐらいの地域を指します)は乾燥します。
赤道直下の暖かい地域では空気がたくさん上昇して気流になり、
この中緯度帯で下降気流となっているのです。
これは簡単に説明すると、雨雲が非常に出来にくく、晴れが続きます。
雨がほとんど降らないために乾燥してしまうのです。
この回答への補足
早速の回答をありがとうございます。
まさに探していたような回答です。
まだあるかもしれないので,質問は締め切らず,暫く様子をみたいと思います。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
その考え方は、地理的な考え方ではなく、気象学的考え方です。
地形と環境の問題は、気象分野であり、地理とは、現状の産業・生活などの勉強を言います。
アメリカ大陸の西岸が乾燥気候であるのは、ロッキー山脈の影響ではなく、カリフォルニア沖を流れますカリフォルニア海流の影響と、中緯度高圧帯が重なった部分であるからです。
内陸部より吹く風がロッキー山脈にさえぎられ、海側からの風が優位になる事はありますが、内陸からの風は、そもそも湿気を多く含みませんから、ロッキー山脈の影響は、ごく少ないと考えてよいでしょう。
つまり、「ロッキー山脈があるから陸側が乾燥する」という考え方は、西岸に関しましては誤っているのです。
ロッキー山脈の東側は、西側に比べ降水量が多いですし、そもそも内陸ですから雨が多くなるはずがありません。
ロッキー山脈の東側でも「ロッキー山脈があるから陸側が乾燥する」という考え方は、おかしな事になってしまいます。
あえて言いますと、ロッキー山脈ではなく、シェラネバダ山脈であれば、シェラネバダ山脈とロッキー山脈の間の説明にはなります。
(ただでさえ少ない西岸からの湿気が、シェラネバダ山脈により遮られてシェラネバダ山脈とロッキー山脈の間が乾燥するという事になります。
再度いいますが、これは地理の問題ではなく、気象の問題です。
No.2
- 回答日時:
>これに似た,考え方による気候や,何かを推察するテクニック,他にありませんか?
テレビで気象解説をやっていますが
フェーンの説明が役に立つと思います
こういうことに関してはNHKの気象解説、ケーブル系のお天気チャンネルなどは知識の宝庫です
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