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柔道整復師と鍼灸師の将来性について教えてください。
最近は専門学校の乱立で数年後には有資格者の数が圧倒的に需要をオーバーしいくら高齢化社会だからニーズが高いと言えど、就職難になると聞いたのですが本当ですか?
また、柔整師に掛かる際将来保険が適応されなくなるとも聞いたのですが本当でしょうか。
色々なHPに行ったのですが情報量が少なくて。。。
本当のトコロを教えてください!

A 回答 (3件)

>最近は専門学校の乱立で数年後には有資格者の数が圧倒的に需要をオーバーし


いくら高齢化社会だからニーズが高いと言えど、就職難になると聞いたのですが本当ですか?

国家試験のレベルを上げて合格数を調整しているみたいですが、
開業すれば定年がないですから増え続けますよね。
今でも就職難ではないでしょうか?就職はだいたい街の治療院が多いと思うのですが、
給料も安い、保険がないなど待遇もいまいちです。
免許取得のため、それなりに投資するのですから、将来は開業しなければ損だと思います。

柔整師の今の現状は本当に飽きれます。
平気で不正請求をして国の医療費を上げています。
仮にも医療に携わる身、システムを悪用してぼろ儲け、強い憤りを覚えます。
この現状は当然厚労省も把握していると思います。
規制が強化されれば、整骨院はご飯を食べていけません。
柔道整復師の免許は何の価値もなくなるでしょう。
ただ厚労省が大鉈を振るうかは分かりません。増え続ける医療費、可能性は十分あります。

個人的な感想ですが、大変厳しい業界です。
まず、この職業は直接手をかける仕事であり、一日の患者数に限界がある。
と言うことは、おのずと収入の上限も見えてしまうわけです。

あとは、無資格者の存在です。
彼らは当然有資格者よりも安く治療します。有資格者が競争に負けるなんて普通にあります。

免許取得、開業で順風満帆にいく業界ではないです。
時間、お金、努力がたっぷりと必要になります。
脱サラしてまでするような事とは思えません。
もし免許取得をお考えであれば慎重に・・・。
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この回答へのお礼

大変分かりやすい回答本当にありがとうございます。
医療費の不正請求は聞いたことがあります。
それが、保険適応廃止の大きな理由なんですね。
無資格者の取り締まりみたいな活動は無いのですか?

実は自分は今アメリカにあるスレティックトレーナーの資格(ATC)を取得する為に留学中なんです。
日本での医療系の資格は一つも持っていないので、将来日本で活動するのであれば日本の資格が必要なので、今のどの資格にしようかと考えている最中です。
さらに慎重に考えたいと思います。

お礼日時:2008/09/30 10:20

柔整師(柔道整復師、接骨院や整骨院の治療師)は外傷の処置を行う資格です。


一方、鍼灸マッサージは3つの個別の資格ですが、どれも慢性の症状を扱いますし、専門学校でも3資格を全て目指すコースも多いようです。
これとは別に、整形外科つまり、医者がいます。
この3者の関係は微妙です。

柔整師と鍼灸マッサージ師は異なる資格ですが、実は両方(全て)持っている人もいます。同じ治療院が両方の看板を持つケースもあります。とはいえ、鍼灸マッサージだけの治療院からみれば、やはり整骨院(柔整師)もライバルでしょう。

一方、基本的に整形外科と柔整師・鍼灸マッサージ師は競合関係にあります。整形外科は、特に柔整師に対して、診断ができないため、誤った治療を行う危険があると批判します。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/harijoho/seikeige …

また、柔整師は鍼灸マッサージと違って、医者の同意なしに保険請求が出来るようです。しかし、外傷治療だけでは食べていけません。そこで、本来、按摩師の業務であるマッサージで食いつなごうとします。
健保組合は近年財政がひっ迫しています。医者に毎日通う人は少ないけど、マッサージなら毎日通う人も出てきます。特に柔整師が慢性症状の治療(マッサージ等)という資格外行為で、偽のレセプトで請求れば、際限がなくなりますよね。そのため、健保は柔整師を目の敵にし始めました。
http://www.denkikenpo.or.jp/member/news/080604/2 …
最近、新聞でも良く報道されていますが、これは最近始まったことではないと思います。健保側の財政問題が背景にある話なのです。

このように柔整師は異なる理由からですが、整形外科(医者)と健保という政治力のある勢力から睨まれており、危うい立場なのです。法を厳格に適用され、外傷の応急処置だけに限定されると、柔整師は食べていけないでしょう。

一方、鍼灸マッサージは、柔整師よりも立場が良いかもしれません。
ただ、鍼灸マッサージへの保険適用は医者の同意が必要なんだそうです。
とはいっても、やはり整形外科の医者は、ライバルに客を取られるだけなので、同意を嫌がるみたいです。なので、歯医者や眼科以外で整形外科でもない医者、つまり内科や産婦人科じゃないと難しいようです。
当然ならが、鍼灸マッサージの側は、同意書を不要にすべきであり、また法的根拠もあいまいだと主張しています。この辺は、やはり柔整師との競争も意識されているのかもしれません。
http://www.iaa-net.com/insurance.html

しかし、不思議なことがあります。
地方自治体は、柔整師の問題を重視していません。
うちの市は、高齢者にマッサージ券を配布していますが、明らかに資格外である接骨院(柔整師)でも利用可能としているんです。
つまり、国(厚労省)や医師と、利用者や地方自治体の間には、利害や見解の相違が存在するようなのです。
政治家や議員が加わると、彼らはどっちにも見方できないでしょう。もちろん、医師会から献金を受ける議員は医者の方を持つでしょうが、選挙区の利用者から「マッサージを潰すつもりか」と迫られると、返事に困るでしょうね。

こうした政治的な隙間に、まったく法的な資格を持たない自称治療師、整体師なるものが、のさばっているんじゃないでしょうか?
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この回答へのお礼

大変分かりやすい説明、本当にありがとうございます。
まさに自分が知りたかった事だらけです。
リンクにも行ってみたのですが、やはり柔整師の立場は本当に厳しいんですね。
柔整師の治療ミスというのは何度か聞いたことがあったのですが、
それが理由で整形外科学会があれ程ストレートに柔整師の規制を要望している事はまったく知りませんでした。
さらに、保険適応に対して医師の同意が必要とは。。。
でも、医師の同意はあった方がいい様に思えます。
ちゃんとした機関で診察してもらい、ちゃんと病状を把握しそこから最善の策を探す。
柔整師にも同意書があれば治療ミスなどは無くなる様な気がしますが。

お礼日時:2008/09/30 10:12

no,1です。



>無資格者の取り締まりみたいな活動は無いのですか?

マッサージの団体はたまにデモをしています。
ほとんどメディアにとりあげらることもなく、パッとしません。
また、実際に摘発されるケースもあるみたいですが、ほとんどが野放しです。

>日本での医療系の資格は一つも持っていないので、
将来日本で活動するのであれば日本の資格が必要なので、
今のどの資格にしようかと考えている最中です。

どういう方面に進もうとお考えですか?
プロスポーツのトレーナーにしても、開業してスポーツ治療院系をやるにしても、
私は鍼灸師かマッサージ師がいいと思います。欲を言えば鍼灸マッサージ師がベストです。
鍼灸師で鍼が打てれば、治療の幅はかなり広がります。
あんま師は開業時、看板にマッサージと書けるか書けないかは大きくないですか?
法律によりマッサージ師じゃないと「マッサージ」と看板に書けません。
なので無資格者はソフト整体、タイ式、マッサー、ボディケアなど色々な言葉で逃げています。

鍼灸の保険治療には医者の同意書が必要です。
整形外科医は患者を取られると言うのもありますが、もし事故が起きた場合、
同意書を出したドクターの責任も問われる場合があります。
なので、面識もなく、技量も分からない鍼灸師においそれと同意書なんて書けないのです。
今は内科医の同意書でも全く問題ないので、その辺は心配はないと思います。

ただ保険治療は安い上、レセプトなどの雑務が増え割に合わないと思います。
保険請求しても2000円いきません。現金であれば倍以上は頂けますね。
腕に自信があれば現金治療が一番でしょう。現金であれば医者に会わなくてもいいですしね。

いろいろな意見を聞いて頑張ってください。
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この回答へのお礼

丁寧な回答、本当にありがとうございます。
まずは、自分が何をしたいのかをとことん追求したいと思います。

お礼日時:2008/10/29 06:01

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