【大喜利】【投稿~9/7】 ロボットの住む世界で流行ってる罰ゲームとは?

最悪の米市場、円高によりトヨタの当期利益7割減、こりゃぁ大変だ!との機運が社会を一層冷え込ませていますが、教えてください。

例えばサラリーマンの収入が、前年の7割減となったら、それは生活ができず、ローンの返済も出来ず大変なことになります。

しかし、当期利益といえば、(売上減であっても)本業で製品開発に必要な研究開発費・人件費・生産のための仕入れ等、収益に必要な支出を全てまかなった上で、更に営業外の+/-も加味してまだ5500億あるわけです。(これがゼロないしマイナスでは困りますが・・・)

確かに、内部留保総額の本年度のプラス額は少なくなるので、大規模投資は難しくなるかもしれないが、それも前年の2兆円の当期利益もあったはず。ましては世間は不況だから、そんな投資は必要ない。

当期利益7割減となれば、法人税/事業税は激減して、政府は本当に困るというのは分かるけど、企業経営において、トヨタは本当にそんなにこまるのでしょうか?トヨタが有利子負債を抱えていない、という前提で、なんでそんなに悲観的になる必要があるのでしょうか?(勿論どんな場合であっても”前年比○○%プラス”の方がいいのは分かっていますが・・・・)

A 回答 (4件)

 私も現時点では、いまひとつ深刻な問題点を見出せないでいます。

会社の視点でみれば収支が赤字ではないので倒産してしまうことはないのでは? と思います。
 ただし、長期的に見れば車の需要が減ることは確実であるので、新型車の開発が減ったり、これまでどおりの従業員数は雇っていけないと思います。(雇い続けるというのもひとつの方策かもしれませんが...。)また、所属する地方自治体は収入が減るので、道路を倉庫代わりにしている事情からインフラ整備への拠出を求められる可能性もあります。(トヨタなら災害時の対応のように自発的に行ってしまうかもしれませんが。)
 トヨタの周辺ではいろいろ苦しい場面も出てくるので、いかに共存、共栄を図れるかにかかっているのではと思います。
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資本主義というのは基本的には競争で成長が要求されます。



まず、投資家の立場からすれば、同業種内でもトヨタが不調だとなれば他の自動車メーカーにお金は流れます。そして投資家としては同業でなく他業種でも構いませんので、より利益を出してくれそうなところに移ります。
つまりトヨタから資金が引き上げていくことになります。
あくまで今のトヨタが投資家から認められていたのは「年に1兆数千億円の利益を出し、成長する」という前提の上での支持でした。政治家でも公約を掲げて支持されていたが実現できないとなると人気が下がるようにライバルにもっていかれます。

サラリーマンの生活は他者から評価されるものではありませんので、自分が生活できていれば問題ありません。
しかし、企業は他企業との競争なのです。市場のパイを争って勝ち続けないと残れません。

サラリーマンに例えるなら完全な実績主義の営業職で会社内での売上/利益で同僚と競争しているようなものです。2000万円の利益のはずが、550万に下がったら問題ですよね。「俺だって利益を出している」と言っても他の営業の方が優秀ならクビになります。
ですから、企業にとって売上や利益が下がると問題なのです。


また、顧客に対してもブランドイメージが下がるので顧客離れにも繋がります。
そして上の2つが負のスパイラルになります。顧客離れが更なる業績悪化を呼び、それがまた顧客離れを呼び・・・



マスコミの報道が悲観的すぎるかは分かりませんが、少なくともサラリーマンなどで余剰金が減ったなどとは全く比較にならないほどには問題です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

なるほど、大変分かりやすい解説ありがとうございました。

しかし上記のご説明だと、投資/株式の世界では分かるのですが、それはある意味”実態”ではなく”投資(特に投機)のための虚構が崩れつつある”という状況ですよね。

一般の消費者は株が6000円だろうが、2000円だろうが、いいものを購入すると思うのですが・・・・(日本経済の低下による購買意欲後退とは別物、また、倒産を連想させるような株の低下も別ですが、トヨタはそんな懸念は全くありませんよね。)

あくまで、”他との比較””前年との比較”で、”トヨタが7割減、これは大変!”と騒いでいると理解してもよろしいでしょうか?

お礼日時:2008/11/26 23:26

トヨタだけが困っているのではない。



今までは、金融機関の損失や救済が株式市場を支配していたが、
トヨタの減益報道を受け、金融危機が実体経済に及ぼしている
影響を認識したことになった。

トヨタの財務内容は良好ですが、トヨタの決算予想が実体経済の
悪さを示した格好になった。だから、悲観的になっている。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>トヨタの財務内容は良好ですが、トヨタの決算予想が実体経済の
悪さを示した格好になった。だから、悲観的になっている。

ってことですよね。
ただ、マスコミの伝え方が”7割減”だの、必要以上に悲愴感をあおっているように思えたので質問してみました。

お礼日時:2008/11/26 17:40

>トヨタが有利子負債を抱えていない、という前提で、なんでそんなに悲観的になる必要があるのでしょうか?


 トヨタは12兆円ほど有利子負債を抱えていますが…。
   http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/7203.t/c …

>なんでそんなに悲観的になる必要があるのでしょうか?
 リーマンショックが今年の夏に起こったのに、その影響(半期だけ)で1兆円も利益が減るのですから、来期は更に酷い状態になる事が予想されるからでは?(来年は赤字転落とか…。)

 あと、経営陣(取締役)の賞与は法律上損金扱いできませんから、利益が黒字で且つ、株主総会で承認(黒字額が多くないと認められないでしょうね…。)されないといけませんから、経営陣には黒字額の大規模減は直接的な大問題でしょうね…。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>トヨタは12兆円ほど有利子負債を抱えていますが…。
そうですね、勉強不足でした。他に7兆円の固定負債。しかし、営業外損益である支払/受取金利は、550億円のプラスです。(http://www.toyota.co.jp/jp/ir/financial_results/ …

まぁ、それは置いといて。円高だけでも大変な損失であることは分かります、特に”前期”との比較において。

私の素朴な疑問は、家族4人の一般的なサラリーマンの平均所得が570万円として、租税公課を除いたものを500万として、この500万が例えば7割減の150万ではとてもじゃないが生活できず、”大変なこと”となります。

しかし、企業の当期利益は”全ての支出(法人税まで支払い済み)を出した後の利益”でしから、上記事例で例えば去年100万円の”貯金”が出来たのに、今年は”7割減の30万円”ということですよね。勿論、生活は”キチキチに絞っている”わけではなく、結構”裕福”に暮らしてなお今年は”30万円”あるわけです。

さらに、昨年まで毎年”100万円”の貯金が溜め込まれているわけで・・・・

確かに経営人の報酬は2兆円ベースから6000億円ベースに減額されるからそれはその人には”大変な問題”でしょうが、日本経済には関係ないですよね(経営者たる者、そんなことは常識)。

そういう意味で、景気は良いに越したことはないですが、そんなに”悲観的”になる必要は無いのかと思ったわけで・・・・

お礼日時:2008/11/26 11:29

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