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人間が、もし、偶然に単なるアメーバーの遺伝子エラーの
累積淘汰のなれの果てだと言うのなら、目的もなく
偶発的に突然変異で現れたのですから、人間には、生来
創造目的もなく、つまりは、存在目的もなく、結局、
存在価値もないということになりますが、そんなんで、
本当に、人権教育など出来るのでしょうか?
人権とは、生れながらに人間なら誰しもが持っている
自由権を中心とする生存権のことです。
生まれながらに・・・ということは生れる前からということになりますが、
とすると、アダムとエバが生れる前から・・・ということに
なり、必然的に、人権を与えた方は、神ということになります。
つまり、これが、天賦人権論の根拠です。
神を否定するマルクス・レーニン主義の唯物的な思想に
洗脳されている「日教組」の教師達が、真の人権教育ができるとは
勿論、思っていませんが、果たして、日本の憲法第20条のように、
憲法で、国の「宗教教育」を禁止している国家などあるのでしょうか?
私は、この日本以外には、どうも考えられないのですが・・・
子供の教育における宗教教育は、「政教分離」とは
違うような気がするのですが・・・
ご存知でしたら、教えて下さい。

A 回答 (5件)

 No.1なのですが、ヨーロッパでの政教分離は日本人が思うほどには厳格でないと思いますが…。



 1.国教制度が存在する国(国家が特定の宗教を保護・優遇する国)
   イングランド - 英国国教会(聖公会)
   スコットランド - 長老派教会
   デンマーク - ルター派教会 1953年憲法4条
   ノルウェー - ルター派教会 1814年憲法2条
   アイスランド - ルター派教会 1944年憲法62条
   フィンランド - ルター派教会
   ギリシア - 正教会(ギリシャ正教会)

 なお、イギリスの公立学校は宗教教育は「必修」だったりします。
 (同一地域に、宗教の異なる複数の公立学校など作れませんから、公立に行くという事は強制的に、国教の教育を受ける事を意味し、問題視されてはいますが、なかなか対応出来ていないようです。まあ、異なる宗教の私立学校に通う「自由」は保障されている訳ですが…。)

 2.コンコルダート(政教条約という国際法形式で、カトリック教会が国家の管理下に置かれる代わりに、教会が各種の権利の保持などを容認する形式)
   オランダ 
   ベルギー - 1994年憲法24条
   ルクセンブルク
   ドイツ - 1949年基本法140条
   オーストリア
   イタリア - 1947年憲法7条、8条
   アイルランド - 1937年憲法44条
   スペイン - 1978年憲法16条
   ポルトガル - 1976年憲法41条4項

 これらの国の多くも、公立学校では宗教教育を行います。(例えばドイツは宗教教育が「必修」)

 3.分離型(厳格な分離)
   アメリカ合衆国
   スロヴァキア
   スロヴェニア
   ハンガリー
 これらの国は、憲法などで国教の禁止など謳っていますが文化的面から宗教的な影響が強い場合もあります。
 (大統領などの公職就任の際に宣誓が神に対してなど)

 アメリカを例にとれば、禁止されているのは「特定の教会や教派のために公金を使ったり、特定の教会・教派の信者を就職・参政権などで優遇する」事が禁止されているだけです。(比較的「無信仰の権利」は軽視されがちです…。)
 "Separation of Church and State"「教会と国家の分離」と言う条文が実態を表しているかもしれません。(宗教でなく教会ですから…。)

 進化論と神による創造論を同じ時間だけ教えている州も有る位ですから…。

 4.イスラム
 国によっては、全ての法律はコーランの精神を体現する物でなくては成らないなんて規定も…。

 フランスやトルコや日本がこれらの国と比べると厳格な宗教分離を掲げるのは、フランスのナポレオン法典(財産権などと並んで、世俗化(宗教からの分離)を初めて掲げています)の影響が強いのではないかと思います。
 (諸法がナポレオン法典制定後に作成されていますし、日本の旧民法などは、ナポレオン法典の直輸入すら考慮されたくらいですし…。)

この回答への補足

どうも大変ご丁寧にありがとうございます。感謝です。
とても参考になります。万歳~!
フランスは、共産主義の温床となった啓蒙思想発祥の国ですから、
唯物的に成らざるを得ませんね!

非常に納得がいったのは・・・これです。
>"Separation of Church and State"「教会と国家の分離」と
>言う条文が実態を表しているかもしれません。
>(宗教でなく教会ですから…。)

なるほど、そうですね!!
私は、政教分離とは、要は、信教の自由を保障する意味と、あとは
政治が宗教を利用してはならないという意味なんだと解釈していいます。
つまり、宗教は目的であり心なのですね。そして、政治は、
その手段 体なんですね。
だから、その主客転倒が起こってはならないので、
(明治時代のように・・・)それで、政教分離なんだと思います。
カノッサの屈辱のように、要は、神の願いを伝える教皇の前に
君主が従い、その神の願い通りの善なる王制を建てれば良いのに、
それが出来なかった歴史が、人類歴史ですから、だから、
分離せざるを得ないのであり、本来は、人間が堕落して、
原罪をもち、自己中心的な人間にならなければ、宗教は心であり、
政治は、体として完全に一体となり、主体と対象の立場で
それぞれが相補的に起動することで「人格的国家」になるのだと
思います。これが本然の姿だと思います。
だから、宗教教育は、その国家の「心」の部分ですので、
絶対になくてはならない国民の「精神的機軸」だと思われます。

どうも有り難うございました!!

補足日時:2008/12/11 14:30
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この回答へのお礼

どうも大変参考なるたくさんの情報有り難うございました!!
本当感謝です!情報料をお支払いしたいくらいです。

私は、日本が、キリスト教的な愛国教育をすればよいのにと
思っています。国家が規範教育をなにもしないでいて、
家庭にまかせっきりで、それでいて、14歳未満はこれを罰せずでは
あまりにも無責任だと思っております。
ではなぜキリスト教かと言えば、それは神様がいらっしゃるのなら、
歴史の主人公は間違いなく神であり、そして、その中心宗教は
キリスト教だと思うからです。その最大の根拠は、
「愛天愛人」思想であり、「汝の敵を愛せ」です。
これ以上の教えはこの地上にないと思っています。
これ以上世界的な、また公的な、そして、
ある地域に限定されるような「特定」と言われるような宗教
と縁遠い宗教はないでしょう・・・?
っていうか、神の思想でなければ、このような思想は
出てこないと思われますので・・・

ではでは。どうもです~!!

お礼日時:2008/12/11 14:41

>子供の教育における宗教教育は「政教分離」とは違うような気がする


本来、宗教は個人が自由に行うべきことですので、各家庭で行えばいいことです。
20条の規定は国家が宗教教育を行うと、偏りが出てしまうおそれがあるためです。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教のことを知ることは、世界中の人と
付き合う上でとても役に立つとは思いますが、歴史・教養として学べば十分です。

>真の人権教育ができるとは勿論、思っていませんが
真の人権教育とは、一体どのような教育ですか?
それを行っている人がいるのですか?甚だ疑問です。

私は共産主義でもマルクス・レーニン主義でもありませんが、
歴史的にマルクスの業績は評価に値するものです。
評価に値するなど私が言うのもおこがましいですが、
学ぶところはあります。

>人権とは、・・・・自由権を中心とする生存権のことです。
ちなみに、これは違います。

この回答への補足

すみません。

>>人権とは、・・・・自由権を中心とする生存権のことです。
>ちなみに、これは違います。

どう違うのか・・・
是非ここを教えてくださいませ・・・

補足日時:2008/12/11 14:12
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この回答へのお礼

私の持論ですが、偶然に生まれてきた人間に存在価値があるとは
思えません。自分には、価値があると自分で言い聞かせてみても、
それは、自慰行為です。
つまり、そんなんでは、人間の真の尊厳性を
教えることはできないだろう・・・
と言う意味で申し上げた次第であります。
「真の」というのは、神抜きではあり得ませんからね!
この宇宙に創造主なる神がいないのなら、本当の意味での
善も悪もありません。なぜなら、人間に存在目的がないのに、
存在価値が生まれながらにあるわけがなく、存在価値がない者が、
起こした行為に「善」とか「悪」も「本源的」にはありません。
それは、ただ、迷惑行為、不法行為とその時代の人間が言っているだけです。
その時代、その時代の人間の良心が相対的に決めてきただけです。
絶対的な基準は、やはり、人間を創造した神の「創造目的」にあります。

これが分かっていただけると嬉しいです。

お礼日時:2008/12/11 14:19

日本の学校は、坊さんに政治に口出しさせないようにした


奈良からの遷都を『政教分離』と呼ぶ、とか教えている
せいで勘違いされている方が多いと思うのですが、
現代社会を構成する西洋の社会契約論において
『政教分離』とは全く別の意味を持ちます。



世の中には様々な宗教があります。
質問者さんの信じるキリスト教のほかにも
イスラム・仏教・ヒンドゥー・ずんずん教など多様な宗教がありますよね。




もちろん私は無神論と自由主義という宗教を信じていますが
質問者さんと同じくマルクスを最悪の存在と考えています。
このマルクス教の教育が行われたらと思うとぞっとします。
質問者さんもイスラム的な教育は受け入れられないんじゃないでしょうか。




そういう強制で宗教そのものを踏みにじることが無いように、政教分離が存在します。
つまり政教分離というのは信教の自由の保障なのです。
特定の宗教による政治支配を行わないことで、他の宗教を保護するのです。
同時に国が特定の宗教に基づき教育を行えば、それは他の宗教の迫害に繋がります。

この回答への補足

貴殿が、マルクスは最悪であると思ってくださっていることに
敬意を表します。どうも感謝です。有り難うございます。
しかし、それでいて、無神論を信じているとは、ちょっと
不思議な感じがしましたが・・・

いや! これは失礼いたしました・・・関係ないですよね!!
この質問とは。どうもです。

補足日時:2008/12/11 00:17
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この回答へのお礼

どうも有り難うございました。感謝です。
そういうことですよね!
要は、信教の自由の保障という意味合いが強いんですよね!
だから、宗教教育を国が公立の学校で教えてはならない
ということにはならないと思います。事実、NO2の方の
補足にも書かせていただきましたが、世界中の国々で皆、
宗教教育は大事だと考えている見たいですし、現に、
日本の教育基本法の第15条では、教育上、宗教は尊重されるべき
と謳われていますので、ならば、公立の義務教育で率先して
宗教に対する寛容な精神を養い育てる授業を行うべきだと
思うのですね・・・
どうも有り難うございました。大変参考になりました!!

お礼日時:2008/12/11 00:15

「政教分離」とは西洋諸国の目標です。

がんばってるので応援してあげましょう。

この回答への補足

どうも有り難うございます。
政教分離って、叙任権闘争あたりからなのかな??
国家がどうして宗教教育をしてはならないのか
今ひとつわかりませんが・・・
たとえば、小室直樹著「日本国民に告ぐ」なんていう本を読むと
p285あたりから、西欧でキリスト教的な全人的な宗教教育を
みなどこの国もしていると書かれています。
もっと言えば、日本以外は、世界中で皆、学校で宗教教育をしている
とさえはっきり明確に書かれています。
私はそれが正解だと思うのですね。
14歳未満は、刑に罰せずと刑法で勝手に線引きして決めておきながら、
それまでの年齢までに、学校で義務教育として、宗教教育や
道徳教育、規範教育をしていないというのは、国家の怠慢であり
憲法違反だとさえ思ったりします。
14歳未満は罰しないと決めておいて、あとはほったらかしでは、
国民の生命と財産を守っているとは言えないと思うからです。
つまり、政教分離と、宗教教育を子供建ちにほどこすこととは
全然関係ないのです。そう思いませんか?
特定の宗教だけ教えるとなると問題だとは思いますが・・・
それでも、キリスト教的な宗教教育を憲法で規定しているドイツ
だってあるそうですから・・・それも一概には言えないと思いますが・・・
その辺は、どうなのでしょうか?

補足日時:2008/12/11 00:04
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この回答へのお礼

どうも有り難うございます。
私は、日本は、信教の自由が守られており、
また、政教分離が第20条で謳われていますが、
はっきり言って、この国には、創造主なる唯一神を
信じる信仰的土台はないと思っています。
つまり、国家神道は、天皇が神様でしたし、
神道は、八百万の神なので、自然神であり汎神論ですので、
唯一神ではないですし、仏教は、神を否定します。
ダライ・ラマも、神はいないと言っています。

つまり、日本の伝統的な宗教?は皆、神がいるようでいて
いないんですよね~っ・・・!?

お礼日時:2008/12/11 00:09

 フランスでは、公立学校内では宗教的象徴の着用を法律で禁止するほど、厳格に行われています。


 なお、フランス憲法では国家は非宗教的であることを義務付けています。
   http://www.news.janjan.jp/area/0312/0312299850/1 …

 イスラム国家であるトルコでも世俗主義国家の名の下、公共の場で宗教的な思想を公にすることは強く忌避され、大学構内でのスカーフ着用容認の憲法改正を違憲とする判決を下しています。
   http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/080606/md …
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この回答へのお礼

どうも有り難うございました。
大変に参考になります!!感謝・・・

お礼日時:2008/12/10 14:27

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