誕生日にもらった意外なもの

太陽電池などで用いられているアモルファスシリコンは、結晶構造を持たないが、半導体として振る舞う原因は何でですか??

回答宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

こんばんは。



単純に結晶状態とアモルファスを比較しますと、
単結晶ではシリコン原子の4つの「手」が隣のシリコン原子と結ばれていて、「余った手」がないのですが、
アモルファスでは「手」が残ります。
これは、半導体の性質を呈することの障害になります。
(リーク電流など)

ところが、アモルファスシリコンの膜をプラズマCVDで作製するとき、
そのプラズマの中には水素が入っています。
この水素が、余った手を埋める役割をします。
(有機化合物における、CとHの関係と同じようなことです。)
余った手がないことによって、半導体としての比較的良好な性質を呈することになります。


以上、ご参考になりましたら。
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この回答へのお礼

早速の返信ありがとうございます。

丁寧な内容で分かりやすかったです。

ありがとうございました!!

お礼日時:2009/01/19 01:09

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