No.8ベストアンサー
- 回答日時:
はい、いいところに気が付きましたね(笑)。
実は水そのものが消費されているのはわずかで、
実際に使われているのは水の質である、
と某大学の先生も言っています。
おそらく、水が上・下水道のシステムによって
上から下へ流れていることはご存じの上で、
水不足にならないシステムを構築できなかという
ご質問だと思います。
水のリサイクルについては、
全く議論されていないわけではありません。
飲める水を必要としないところで、
リサイクル水を使った中水道を利用する施設もあります。
(もちろん、ごく一部においてです。)
しかし、現在の水システムを作り替えるには
お金がかかるのです。
緊急を要しないと判断されて後回しにされているのだと思いますよ。
No.12
- 回答日時:
10番です。
>そのような事を心配しているのかもしれません。
これは.近所の総合ダム建設で近所の漁業組合にした説明では.
500年に1回の洪水に耐えるようにダムを設計した
です。したがって.ダム付近の降水量をみて499年に1回程度の降水量の時に水害を発生させた(=緊急放水した)ならば.ダム管理者の管理責任が問えます。
多分.水害訴訟では.ダム付近の気象観測データと貯水量データは証拠保全で押さえているでしょう。
過去に水害を防いだ貯水量まて.あらかじめ水を放出してなかったならば.管理者の過失になります(ただし.給水専用ダム等の専用ダムの場合を除く)。
専用ダムの場合には.治水に関してどのように漁業組合に説明しているか.わかりません(専用ダム建設関係資料を読んだことがない)ので。
No.11
- 回答日時:
皆さんが書かれていないことに、日本の河川はあまり長くなくまた山が多い地形ですから川の傾斜が大きく、
一時に多量の雨が上流に降れば、遅くとも2-3日で海まで達してしまいます。
その後は徐々に水位が下がり、後は流域の山林の木や土が保水していたものを少しずつはきだして
普段の姿に戻りますが、そのため長期に雨が降らなければ水不足になります。
それを防ぐために、雨の少ない地域や山間地では昔からため池が作られてきましたが、産業の変化や
生活スタイルの変化で更に水の需要が増えてきましたので、治水の意味を込めてダムが建設されました。
基本的に日本はそこそこ雨が降る国なので、水は再利用する概念がありませんから、下水処理後は海に流す
ように設備を建設しています。
これを上水にするには、ゴミは取り除けるでしょうが、溶け込んだ化学物質をなくすには
莫大な費用が発生するでしょう。
水利権は重要だとの例では、平成6年の水不足の時に聞いた話
1.西日本のある都市は昔、近郊の市町村がダム建設に参加しないかと声をかけたが「うちは心配ない」と
断って負担金を拠出しなかったので、そのダムの水をもらう権利がなく、近年水不足になりやすい。
2.知多半島のいくつかに自治体は大きな川がなく、木曽川?の水利権を昔取得していたが、その条件は
ある一定の水位以上の時と定められていた。
同年はその水位を割って低かったが、元の水利権を持っている名古屋市などは特別困っていなかったので
問題としなかった。
ダムは例年今頃がピークに近い状態にして、農作業や気温の上昇に伴う需要の増加に対応すべく、放水量を
増やしていきますが、昨年の管理は平成6年の水不足の教訓を生かさず、不用意に放水を続けていたと
思えるようないくつかの地域があり、ダム管理者に猛省を求めたい!
もしかして集中豪雨時の緊急放水で下流域が洪水になり、集団訴訟され未結審のものがいくつか
残っているので、そのような事を心配しているのかもしれません。
No.10
- 回答日時:
まず.日本のダムは多目的ダムですから.最大の目的は.水害を防ぐ・渇水時に適切な推量を河川に流し.漁業資源を確保することが前提です。
したがって.台風の時期の洪水に対応できるように.60-70%程度の貯水利をうで.夏を迎えます。この時に予定どおり台風がこないと.ダムに水がなくなります。
次に.水利権の75%以上が農業用水です。約30%が工業用水.残りが上水です。農業用水は季節変動が激しく.冬は使用しません。このよじょうな水を購入しているのが.都市の水道です。
ですから.5%節水.というと.余剰水の利用を制限しますので.余剰水を購入している都市の飲料水の給水が場合によっては半分近く減ります。
農家の場合.田植えの時に最大給水量が必要であり(この時に合わせて権利を買っている).田植えさえすんでしまえは.多少水がこなくても平気なので.5%節水の影響は少ないです(といっても.下流のほうで゜は干上がります。あさか疎水の判例参照)。
ただ.注意点として.農業の場合には1個1ヘクタール(数値疑問)しか作付けで来ません。しかし.那須野が原ではわずか400個の水で数へいほうkmもの土地の灌漑を行っています。これは.地下に浸透した水(水利権焼失)を再びくみ上げることで.再利用しているのです。欧米ではみられない水の再利用です。
同様に東京都多摩川では.すべての水をいったん上水にしたあと.下水に流れ込んだ水を下流で集め.再び上水に供給しています。これも再利用です。
なお.下水処理場の処理内容では.上水の水質基準を満足できません。
ラスベガスは新興都市ですね。だから.飲料水のためだけにダム建設をしてすべての水利権を持っているものと考えられます。
しかし.日本では.75%以上の権利を農家・漁業組合が.30%程度を企業が持っていますので.農家・企業の権利を保護すること(=水の給水を優先する)が必要です。そして.残った余り水を買っている都市部上水に被害が最初に及ぶのです。実際は.ダム建設の時に.それなりの建設費を負担すれば.それなりの水利権を購入できたでしょう(例神奈川県)。
対応としては欧米各国のように.飲料水専用のダムを建設するしか方法はないでしょう。以前あるサイトで.自家水道を引くために3回年収程度の支払いをした方の記載がありました。地方の人々が飲料水にどれだけ苦しんでいるかを示す指標です。東京都の全資金と東京県民・東京企業の3年分の全収入を使って水利権を購入すれば.簡単に解決する問題ではありませんか(人口の1割ですから.単純計算でGNPの3割となります)。
ラスベガスのような砂漠としては.かって1回は行ったことのある儀式です。
No.9
- 回答日時:
<リサイクルして 「飲めるレベル」にできる技術がないのか、単にコストが高いからしないのかが知りたいのです>
多分今まで技術が無かったのではないでしょうか…。でも今日、関西地方で放送されている“大阪ほんわかテレビ”っていう番組があるのですが、そこですばらしいものを紹介していました。まさにtsuki-sanさんが求めている“飲めるレベルにできる技術”です。
大阪かどこかなんせ関西のある企業が、納豆のネバネバに含まれているある成分から作られた物質を入れると汚水の中の不純物が全てその成分にまとわりついて沈殿するそうです。番組内ではあの“飛び込み”で有名な道頓堀川のきったない、吐き気をもよおしそうな水もきれいにしていました。
この物質は家庭排水はもちろん、工業排水等も100%除去できるそうで、しかも物質自体が自然界のものなので沈殿したものを含め全て微生物が分解してくれるそうです。
もうすでに各自治体から沢山の要望があるそうです。話してくれた女性が本当に嬉しそうにそう報告していたので、「儲かってるんや~」思っちゃいましたね(笑) ホントに「お陰で私の会社景気がいいの!」っていう笑いでした。まず、日本全国に広めてゆくゆくは全世界に広めて「生水を飲むのは止めましょう」って言われる国をなくしたいと言ってました。
1tの水だったらわずか5gでいいそうです。神奈川県かどっかの汚い池の水は一晩できれいになったそうです。私としては全世界に広まってくれたら東南アジアとかも安心して行けるのでうれしいです。
まだ更新されていなかったのでこの内容が詳しく掲載されるかどうかはわかりませんが、また一度HPを見てみてください。
参考URL:http://www.ytv.co.jp/honwaka/
No.7
- 回答日時:
あなたの意見は、いい意見なのです。
どこに住んでいらっしゃるのかわかりませんが、大きな都市になると、水を処理する施設がフル稼働しても住民に十分な供給量は処理できません。
また田舎では、その施設すらないところがほとんどです。
確かに使った水は、無くはなりませんが、再度使える水にするだけの施設を作ろうとすると膨大な費用がかかります。
再利用できる施設を持っているのは、一部の工場や研究施設など特殊なところだけですが、全国的にそういう施設ができれば、最高ですね。
自然が浄水してくれるのを待つのが一番経済的なので、自然環境を壊さないように一人一人が気をつけて行きましょう。
周りの人に、海や川を汚さないように注意してください。
環境に異常が起こると、天候にも影響があり、雨も降らなくなったり降ったら水害が起こったりします。
やはり相当のコストがかかりますか。
自然の浄水作用には勝てませんか。
いい意見と言っていただき、ありがとうございます。
でもこれはずっと以前からなぜだろうと思っていました。
No.6
- 回答日時:
No.5
- 回答日時:
あのう、下水処理施設といのは生活雑排水をそのまま川に流すと汚染してゆくゆくは人間そのものの生活をも脅かすようになるのできれいにする為で、その処理した水は浄水場には行きません。
(飲めたものではありません。 あなた洗剤の残留液や大腸菌の残留水を飲みますか?現在の下水処理は飲める状態にはできません。)
そのようにするためには更なる処理施設が必要で且つその施設は海岸線の下流域にあるためそちらから山の住宅地までポンプアップする施設のコストを考えたら現実的ではありません。
雨はただですのでこれくらいコストのかからないものはありません。それをいかに保水しておくかが問題なのです 保水という観点からダムの建設という発想が生まれます。
*浄水場と下水処理場とはまったく目的のことなる施設です。
この回答への補足
>下水処理施設といのは・・・・その処理した水は浄水場には行きません。
浄水場に行かせて(もちろん下流の別の浄水場でOK)もう一度浄水場で処理すれば「飲めるレベル」にならないのか、という質問です。
>(飲めたものではありません。あなた洗剤の残留液や大腸菌の残留水を飲みますか?現在の下水処理は飲める状態にはできません。)
下水処理だけでは、こうであるのはわかっています。
リサイクルして 「飲めるレベル」にできる技術がないのか、単にコストが高いからしないのかが知りたいのです。
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