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レコード大賞の権威が落ちたのはいつ頃なのでしょうか?

A 回答 (1件)

「日本レコード大賞」、この響きから僕らが感じ取るものは、「国民の歌」「おばあちゃんでも、子供でも知っているみんなの歌」に贈られる賞、というものじゃなかったでしょうか。


つまり、80年代初めころまでは、「ルビーの指環」や「北酒場」と言えばおばあちゃんも知っているし、当時子供(10歳)の僕は、「ルビーの指環」を歌っていましたから、そういう、国民みんなで楽しむ歌の賞という地位をもっており、そのころが最高潮だった気がします。

しかし、90年代から、日本のポップミュージックは、様々な様相を見せ、東京の学生が好む渋谷系ポップとか、その他、聴く人によってその趣味がバラバラになって行きました。

光GENJI、SMAP くらいまでは、年配の人でもどうにか、「ああ、あの若いグループ」くらいには認識していたでしょうが、Mr.Children、globe なんてなってくると、もう若者しか知らないようになってきます。
2008年受賞の EXILE なんて37歳の僕には何者なのかさっぱり分かりません。

簡単に言えば、日本国民老若男女の「レコード大賞」は、80年代後半に力が衰え、90年代にはその本来の権威を失ったと言えるかもしれませんね。

ちなみに僕はこれは悪いことだとか、良い事だとかは思っていません。
今でも、売れてはいないけれど、魅力のある日本のポップミュージシャンたちが生まれ続けているのを知っています。
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