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昔の時間の単位を知りたいのですが
今は時分秒とありますが
昔は刻より短い単位は無かったのでしょうか?
料理なんかで5分煮るとか
天体観測や一日の長さなど厳密に計算するときはどうしてたのでしょう?
日本以外はどうだったのでしょう?

A 回答 (4件)

「刻」より短い単位はないようですね。


しかし、「刻」は2時間もありますから、のんびりしていた江戸時代といっても、人びとは困ったことでしょうね。
そこで、「四半時」(30分)とか「半時」(1時間)とかの言葉ができたのでしょう。
「四半時」を15分だという書き込みがあるので、TVや映画の時代考証に詳しい林美一氏の『時代風俗事典』で確認しますと、「四半時」や「半時」は昼だけ使う言葉であり、「四半時」は30分だそうです。

「一刻を争う」と言いますが、この場合の「一刻」とは14分24秒を表しています。
江戸時代の暦法・天文の専門家は、一般的な不定時法を用いず、一昼夜を「百刻」とする定時法で暦を作っていました。

時間の単位
http://hit.pos.to/physics/unit02.htm

日本では「分・秒」を表示できる時計ができても、実際に必要とされたのは「分」は鉄道の時刻から、「秒」はラジオ放送が始まってからです。
明治初期でも、太鼓を叩いて「とき」を知らせていましたが、線香の残り具合から判断したという当番の武士(静岡藩)の日記を読んだことがあります。
庶民も短い時間は線香で判断したのかも知れませんね。

外国の例ですが、オリンピックでは早いですね。
http://www.harada-trading.co.jp/harada/2007/04/1 …
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この回答へのお礼

いらなかったんですね
やっぱり

お礼日時:2009/04/07 15:28

まず、和時計の技術がありました。


天文学は暦作成・地図作成のために幕府が専門のセクションを作っていて、伊能忠敬の地図は、その組織の集大成的プロジェクトといえます。
それらの技術があって寺の鐘などが鳴らされたので、1番さまの言われるように、かなり正確に庶民も時間を知っていました。もちろん誤差はありますが。
その和時計の職人が、幕末・明治初期に西洋に派遣され、バネを使った機械、その他メカニカルな物の技術(銃の仕組みなど)を学んで、日本の精密機器の歴史は今に至ります。
あと、5分煮る、なんてのは、ころあい見計らって竹串でも刺せば問題ないです。フランスで洋菓子を勉強した友人は、古いお店のタイマー無しオーブンにあせったら、師匠が「焼き加減は臭いと、最悪開けてみればわかる」と言われたそうです。
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この回答へのお礼

ころあいを見計らう
そういう時代だったんですね

お礼日時:2009/04/07 15:26

二世紀半ばにプトレマイオスの書いた「アルマゲスト」には、1日を24時間、1時間を60分にわけて表示することが、明記されてるそうで、薮内清氏はバビロニアの時代に既に、60進法の時間表記があったと推定しています。


ローマ人は機械技術にすぐれ、曲りなりに1日を1440にわけて、計れたようです。(完全な等分は無理でしょうが)
1分を60秒にわけるのも、理念的には考えられたと思いますが、実測には千年以上待たねばなりませんでした。
13世紀過ぎのようですが、テンプ式の時計が発明され、秒単位の計測が可能になり、天文、物理学が急速に進歩しました。
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この回答へのお礼

理念としてはあったんですね

お礼日時:2009/04/07 11:59

 1刻の長さは、1日を12、48、100など適切な数で割った時間です。


 (「刻」という名称は、漏刻(水時計)の刻み目に由来します。)

 また日本では、12分割の刻は室町時代ごろから不定時法(100分割の場合は一定)となり、季節によってその長さが異なるようになっていた様です。
 (日が昇っている時の時間が長い夏は、日が昇っている間は刻が長く、日が沈んだ後の刻が短くなる。冬は逆。)

 そして、必要に応じて各刻を更に分割して使用していたようです。
 (「子の上刻」「寅の下刻」など)

 中国においては、明代に西洋の時法が導入されたが「刻」は使われ続けました。ただし、100等分であった刻は、12で割り切れる数として96、108、120等分などと変遷し、清代に1日の96分の1(ちょうど15分)と定められて現在に至っています。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%BB
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この回答へのお礼

15分が限界ですね

お礼日時:2009/04/07 11:58

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