「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

わたしは学習者ではないのですが,前から気になっています。

TOEICの市販教材で,単語集や熟語集がいっぱい売られていますが,「頻出」とか「よく出る」というのは何を基準にしているのでしょうか。
TOEICの実際の試験はだれも持っていないはずですよね。

例えばA単語集の前書きには,
「公式問題集や,第三者が書いた模擬試験問題(要するに一般人の著者ですよね),アメリカやイギリスで信頼できる教材をデータ化し…」などという解説がありましたが,それはなるほどと思ったのですが,別のB単語集では,「実際の試験から最新のデータを集め、テストに頻出の単語を厳選しました。」とあったのですが,これはあり得るのでしょうか。
わたし自身,実際に,試験当日に記憶しようとしたことがありますが,「データを集め…」ということは不可能ですよね。
上のA単語集のように,具体的な抽出法が解説されていない教材は,やはり著者や編者の一存で「よく出る」となっていると思っていいのでしょうか。
どなたかわかる方いらっしゃいますか。

A 回答 (2件)

>試験当日に記憶しようとしたことがありますが,「データを集め…」ということは不可能ですよね。



受けてもらって傾向を集めているらしい話を読んだことがあります。
参考書の前書きに「○○君、いつも協力ありがとう」と。
(○○というのは名前を忘れただけで、実際には鈴木君とか田中君とか名字が入ってました)

へー覚えられる人がいるんだ・・・と感心してしまいました。
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この回答へのお礼

なるほど,やはり実際の試験時間中が勝負なのですね。
生身の人間の記憶による積み重ね,ということで本当に感心です。
情報をありがとうございました。

お礼日時:2009/04/19 13:27

TOEIC対策本とは関係ないけれど、出版関係者です。



全文を憶えることは無理だと思いますが、上級者であれば、語彙問題に何が出たか憶えておくことは自然でしょう。どんな文章が出たかというのは、かなり思い出せると思います。

1人や2人ではデータというにはとぼしいですが、例えば5人くらいの上級者に1年くらい毎回受けてもらい、終了後すぐにディスカッションしてできるだけ思い出すといった作業をすれば、頻出語のピックアップなどは、けっこう正確にできると思います。受験料と交通費、1回1万円くらいのバイト料を出しても経費は1人1回あたり2万円以内。5人で8回なら80万円。もう少しけちって3人で6回でも36万円。外国語大学で帰国子女の大学生を探したりすれば、人材を見つけるのにもそれほど困らないはず。塾や予備校の先生を使えば、精度は上がるでしょう。

研究書などは初版2千部なんてのもありますが、一般実用書は、初版数万部というのが多いと思います。TOEIC対策本は作り方さえよければジャンルとしてはけっこう売れると思うので、仮に2000円の本が3万部売れるとしたら、売り上げは6000万円。著者の印税は600万円。80万円くらいの調査費は出す著者はいるだろうし、売れる企画を出せる著者や編集プロダクションなら、出版社が制作経費として払ってくれるかも。どちらにしても、情報収集として十分ペイできる金額でしょう。

ただ、「データを集め…」といううたい文句の本が、常にちゃんとデータを集めているかどうかは、わかりません。
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この回答へのお礼

詳しい裏事情をありがとうございます。
なるほど,受験しに行くのではなくて記憶するために人材を使うわけですね。
わたしも少し出版業をかじっていますが,ギャップに焦ったご意見でした。

>研究書などは初版2千部なんてのもありますが、一般実用書は、初版数万部というのが多いと思います

わたしの知る教材・語学書出版業界では,初版は4~5千部が標準だったので…。

>仮に2000円の本が3万部売れるとしたら、売り上げは6000万円。著者の印税は600万円。80万円くらいの調査費は出す著者はいるだろう

びっくりです。

>TOEIC対策本は作り方さえよければジャンルとしてはけっこう売れると思うので

ここがポイントなのですね。きっと。
売れると仮定してかなりのお金を使って作られている単語集を見極めないといけないということですね。
初版4千部しか売れないと印税は70~80万,それなのに調査費に80万も著者は出さないでしょうから…。
ちなみにTOEIC単語集は,今手元にあるの3冊は1,600~1,700円でした。

コメントありがとうございます。

お礼日時:2009/04/18 18:51

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