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フィンランドでは落第は「もう一年よくがんばる子」として高く評価されると聞きました。

日本語で「落第」「留年」ということばはどうしてもネガティブなイメージが付きまとうのですが、
フィンランド語で「落第」を意味する言葉は、どのような語源から来ているのでしょうか?

A 回答 (3件)

フィンランド語では「落第」とか「留年」のように簡潔な表し方はないと思います。

Jaada luokalle(Jaadaのaはそれぞれウムラウト記号の¨が付いた字)としか言えないのではないでしょうか。これは単に「同学年に残る」という意味です。しかしそれほどよく起こるわけではありません。

義務教育9年の後に,第10学年(kymppiluokka)に入ることはもう少し一般的です。

高校,大学で試験に通れずに単位や学位が取れないことは口語で reputtaa といいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
留年はあまり一般的ではないんですね。

日本でも公立高校には補習科というものがありますが、これは多分に大学入試のため。
フィンランドの第10学年はどんな意味合いなのか気になるので、少し本をさがしてみます。

お礼日時:2009/05/27 11:09

日本ではそもそも「一回で次に進まなければならない」という前提があるので、「落第」という「落ちる」字を使ったのでしょう。


「留年」は、漢字そのものには必ずしも悪い意味があるとは思いませんが、学校の場合は「同じレベルに留まることは悪いこと」なので、良くない意味の言葉です。

ヨーロッパでは、と言っても国によるのでしょうが、
留年の概念が日本とは異なる国々があります。
(試験に落ちたりするのは、やはり好ましくはないのでしょうが・・・)
教育制度や考え方の前提が違えば、それに当たる単語や意味合い、イメージも違ってくるでしょう。
呼称の問題でなく、制度の違いだと思います。

フィンランドの教育については『フィンランド 豊かさのメソッド』という本で読んだだけなので実際の様子を知りませんが(旅行で数泊したことはありますが・・・)、本で読んだ限りでは、日本とはかなりシステムや考え方が異なると感じました。

落第というより、No.2の方がおっしゃっている「必要だと思う人はもう一年履修できる」という仕組みでしょうか。
これが落第や留年というほどマイナスのことではない、という意味なのでは?
http://benesse.jp/blog/20050721/p1.html


こちらはフランスの話。
 ↓

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4938169.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
興味があるのでまた詳しく調べてみます。

お礼日時:2009/06/09 16:48

ネットの辞書を調べた程度ですが、フィンランド語で「落第」を表すのに用いられる語のひとつに "ehdottomasti" というのがあるようです。


直接的な意味は、absolutely, definitely ということです。
語源の方は分りませんが、「徹底的に学ばせる」「これだけは何としても覚えさせる」という姿勢が反映しているように感じられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「子どもが自分から第を落とした」という考えかたではなくて、
「子どもにこんな風になってほしい」という考え方なのかなと感じました。

日本の教育研究者のなかでも、
「落ちこぼれ」を「落ちこぼし」と呼ぶ方がいます。
子どもが自分から「落ちこぼれ」たのではなく、学校や授業というシステムが「落ちこぼし」たという考えかららしいです。

お礼日時:2009/05/27 11:05

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